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2019年01月20日08:51

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土曜ギリギリ日記336:マスカレード・ガラス


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連続殺人犯が次の犯行を予告してきた。場所は都内にある高級ホテル「ホテル・コルテシア」。そこで警視庁は刑事たちを従業員としてホテルに潜入させ、犯行を未然に防ごうと考える。警部補・新田はフロント係に扮装することになるが、彼を教育することになったコルテシア1のフロントクラーク・山岸とことあるごとに対立してしまい…

「マスカレード・ホテル」。東野圭吾作品の映画化で、キムタクと長澤まさみの共演作品。


以下、ネタバレード・ホテル。


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ホテル群像劇とミステリーを融合させているのが目新しいですね。「何をやってもキムタク」というマンネリズムがもはや芸の域に達している木村拓哉とゲスト=お客様とのやりとりを観ているだけで楽しくて飽きないんですが、このやりとりの繰り返しの中で、刑事→ホテルマンへと立場がさりげなくシフト・成長していくのは巧いかな。邦画=説明過多というイメージが定着して久しいけど、例えばペーパーウエイトで犯人の部屋を見破るとこなどはセリフで種明かしするようなダサい真似はしないので、好感は持てました(ただし、やたらペーパーウエイトをアップで繰り返し見せるのはしつこかったけど)。まずまずの面白さはある作品。最近やたらHEROの再放送やってるなあと思ったら、この映画の宣伝のためなのね〜と、犯人が明かされて理解した次第。

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少女監禁事件の犯人である多重人格者ケビンと、彼を捕まえようとしていたデビッド・ダンが揃って逮捕され、精神病院に収監された。ダンは20年近く前の列車事故で唯一生き残った不死身の男。コミック信奉者で、スーパーヒーロー実在説を唱えるイライジャという人物と出会ったことで己のパワーに気付き、自警団として悪を懲らしめていたのだった。2人が入れられた病棟には、そのイライジャも入院していたが、薬漬けで意識がハッキリしない状態になっていた。彼らを診察するステイプル医師は、スーパーヒーローの存在など妄想であると断じ、ダンやケビンが発揮したスーパーパワーを合理的に現代科学で説明できると説くのだった。やがてダンもケビンも、己のパワーが運と体質によるものだったという現実を受け入れ始めるのだが…



「ミスター・ガラス」。シャマラン監督の最新作です。


以下、ミスター・ネタバラス。


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「アンブレイカブル」を観た当時、まあまあだけど「シックスセンス」よりは面白くないよね…と思い、購入したDVDも早々に処分してしまった俺。

そんな昔の俺に、アホ!と言ってやりたいです。


アンブレイカブル・スプリット・ガラスの三部作は、〈ヒーローの存在意義〉を突き詰めた作品でありながら、同テーマの「ウォッチメン」ほど暗くも哲学的でもなく、シャマランテイストでくだらなく描いてみせた珍品なのです。シャマランテイストってのは、観客に「…ふむふむ、こーゆー映画かぁ」と思わせてから「…そーゆー映画になりますか!(笑)」とさせてしまうユルさ。映画史上に類を見ない杜撰な病院警備体制なんかも含め、映画の質も観客の口角もユルユルなんです。でも、それこそがシャマランの味なんですね。ヒーロー映画全盛の今に三部作を完結させたタイミングも素晴らしいけど、アンブレイカブルがあまりに時代を先取りし過ぎちゃった残念感も含め、すべてがシャマランらしい(笑)。

シャマランのユルさが大好きな方には、この「ミスター・ガラス」、たまりませんよ。最高!
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