90年代に活躍した天才アーティスト、リチャードマークスのヒット曲に
「ハザード」という曲があります。
ネブラスカ州に実在する町の名前で、この歌の舞台でもあるわけですが、
この曲の歌詞とその歌詞に忠実に作られたビデオがちょっとしたサスペンスなんです。
https://www.youtube.com/watch?v=gdmHHoI9beM
主人公は7歳の時にこの「ハザード」という町に
シングルマザーの母親と二人で引っ越してきます。
(父親が戦争から帰還後、別の女に心移りして離婚)
保守的な小さな町では新参者は不審に映り、
「あの坊やはまともじゃない」と根拠のない陰口を叩かれるあり様。
そんな彼も年頃になり、メリーと呼ばれる女性に出会います。
彼女だけが自分をわかってくれるという喜びを実感する日々もつかのま、
彼女が別の男と浮気しているところを目撃し、
男をとっかえひっかえ家に連れ込んでいた母親の姿がフラッシュバックし、
その時の憎悪が心の中に蘇り、耐えられないほどの絶望に襲われる主人公。
そして主人公に浮気現場を目撃されたことに気づき絶望するメリー。
そしてシーンが変わり、彼女の遺体が川で発見されます。
警察は主人公が嫉妬に燃えてやったとみなし尋問しますが、
結局証拠は出ず釈放、町の住民に家を燃やされた彼は
自分を最後まで受け入れてくれなかったこの町を後にするというストーリー。
この曲が発売された1992年以降、このビデオの「メリー殺しの犯人は誰?」
という論争がずっと終着しないまま続いているようです。
一番多いのが主人公、その次が警察官(メリーの後をつけている&
メリーが恐れて走りだすシーンがある)、そしてメリーの自殺説です。
リチャードマークス自身がこの曲について語っている動画をさっき
発見したので、彼が解説してくれるかなと期待して見てみたんですが、
結局「真相は闇」というオチでした。
https://www.youtube.com/watch?v=U5zVF4ptok4(英語)
この動画で彼が語っているのは、
彼の作曲法はまずメロディーを決め、それにあう歌詞を書くんだそうですが、
この曲はコンサートツアー中、移動バスの中で頭に浮かんだとのこと。
(ギターソロから何からすべてが頭の中を流れたそうですよ、うらやましい)
で、曲調が暗くておどろおどろしていることから、
「殺人事件の歌を書いたらどうなるだろう」と思って書いたんだそうですw
で、「どうせこんな歌、誰の耳にもとまらんわ」と思ってたら
世界各国でヒットチャート1位になったんだって。
才能のある人はこんなに簡単に大ヒット曲を作り上げるってことですな・・・
というわけで、リチャード自身も犯人が誰かは決めかねてるみたいですね。
それで手を打つことにします。
ログインしてコメントを確認・投稿する