カズマサ『ここは確か…国境の渓谷か…』
アクア『ここは白夜と暗夜の間にある通称無限渓谷…この先に大陸があるのがわかるかしら?』
カズマサ『大陸…地下なのに浮いてるとは…まるで異世界だな…』
アクア『あれこそが第3の王国…透魔王国よ…貴方は遂に真に闘うべき相手を見つけたのよ…』
カズマサ『ほう…やはり白夜と暗夜を陥れていた第3勢力があったわけか…』
エリーゼ、サクラ、カザハナ、オーディン
この4人ならば信じられると判断したアクアは一行を無限渓谷へと案内した
透魔王国及び無限渓谷以外の場所で透魔の話をすると泡となり消滅してしまうらしく
カズマサの身勝手な選択が
アクアにとっては神の一手となっていた
エリーゼ『みんなを説得してここに連れてくればいいんだね!』
カズマサ『まぁ簡単ではないだろうがな…』
リニス『まずは作戦を立てるべきではないでしょうか?』
カズマサ『そうだな…キングダムでゆっくり話し合うとしよう…』
カズマサはリニスの提案で白夜と暗夜…
どちらの領土でもない空き地にキングキャッスルへの入り口をつくり
そこで作戦会議を開いた
会議と言っても幼い王女と駄女神がまともな意見を出せるわけもなく
当然会議は難航した
アクア『敵襲よ!どうやら暗夜軍と白夜軍に見つかったみたい!』
カズマサ『な…なんだってー!?』
エリーゼ『どうしよう!こっちはたったの7人…しかもか弱い女の子ばっかりだよ!』
カズマサ『リョウマ兄さんやマークス兄さんが居なければ何とかなるさ…全員戦闘準備だ!』
リニス『エリーゼ様!サクラ様…もし身の危険を感じたらこれで自分の身を守ってください!』
エリーゼ『これは…ライトニングの魔道書!?』
サクラ『シャイニングボウ…こんな高価な武器を私に…』
カザハナ『……』
カズマサ『よし…前衛は俺とカザハナが出る…悪いが付き合ってくれ!!』
結局何の成果もないまま敵襲を受けたキングキャッスルは戦場となり
カズマサとカザハナは他のメンバーを守るよう陣形をとった
敵はレオン率いる暗夜軍とタクミ率いる白夜軍の連合部隊であり
拐われた王女を救うべく
一時的に共闘していた
タクミ『カザハナ!?どういうつもりだ!?』
カザハナ『タクミ様!ごめんなさい!』
レオン『何を迷っているんだい?ここは僕に任せてよ!』
タクミ『レオン王子!彼女は僕の幼なじみなんだ!待ってくれ!!』
レオン『何を言っている!こっちはエリーゼを拐われているんだ!そちらもサクラ王女を拐われたのだろう!?』
カズマサ『その割には手が震えてるぜ…レオン?』
レオン『カズマサ兄さん!?』
カズマサ『俺達はわけあって第3の王国…カズマサキングダムを建国した…エリーゼとサクラはプリンセス…カザハナとオーディンは護衛騎士ってところだ…』
タクミ『カザハナが味方についてるって事はサクラは無事みたいだな…』
カズマサ『当然だ…タクミ…レオン…俺と一緒に来る気はないか?』
レオン『断るって言うかオーディン!お前は何をしているんだ!?』
オーディン『レオン様…俺はカズマサ様と共に新世界を築き上げるのです!』
レオン『新世界の神になるのは僕だ!そのふざけた幻想をこのブリュンヒルデでぶち壊してくれる!!』
オーディン『げぇ!?』
レオンのブリュンヒルデがオーディンに襲いかかり
オーディンが思わず絶叫すると
被弾寸前…
エリーゼのファイヤーがブリュンヒルデを相殺していた
レオン『僕のブリュンヒルデをファイヤーで相殺した!?』
エリーゼ『2人とも喧嘩はダメだよ!』
オーディン『プリンセス!?いけません…お下がりください!』
エリーゼ『ふふん!キングダムのプリンセスとしてここは退けないよ!』
レオン『エリーゼ!?何で君までノリノリなんだよ!!?』
サクラ『わ…私も王女として…この城を守ります!!』
タクミ『参ったよ…サクラまでそう言うんじゃ僕達に闘う理由はないさ…』
カズマサ『なぬ?』
タクミ『何で僕は驚かれているんだ?』
カズマサ『いや…お前の事だから力づくで取り戻そうとするかと…』
タクミ『妹を相手に攻撃出来るわけないだろう?白夜の王子として君の国に加わる事は出来ないが同盟を結ぶと言うのはどうだ?』
カズマサ『いいだろう…』
レオン『わかったよ…こちらもその条件で頼む…』
指揮官が弟の2人だった事もあり
上手く配下を利用したカズマサは無事に2人の説得に成功した
さすがに傘下にはなってくれなかったが
敵対しないだけでも充分だろう
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