カズマサ『魔剣サンダーソード…か…』
エリーゼ『どうしたの?』
カズマサ『いや…何でもない…』
リニス『油断は禁物ですよ…白夜軍は先の闘いで実力差を把握しています…』
カズマサ『…そうだな』
マークスから軍の指揮を任されたカズマサは白夜王国の拠点を次々と制圧していき
その勢いは止まる事なく
次の標的として
暗夜軍は鬼人族の里を襲撃した
そこはかつてカズマサが世話になったリンカが住んでいる里であり
いざ闘いが始まると
早速事件が起きてしまった
エリーゼ『きゃああああ!!』
後衛にいたエリーゼを狙ったピンポイント射撃
怒り狂ったカズマサは
狙撃した本人に対してサンダーソードを引抜き
雷の一撃を浴びせた
カズマサ『タクミ!お前!自分が何をしたのかわかっているのか!!?』
タクミ『後衛のヒーラー兼火力アタッカーを狙い撃ちした…戦力で劣る僕達が勝つには非情になるしかないだろう!?』
カズマサ『お前の理由なんか知るものか!!野郎ぶっ殺してやる!!』
エリーゼ『お兄ちゃんやめてぇ!!』
オボロ『タクミ様!危ない!!』
カズマサ『!?』
カズマサの怒りはおさまらず
明らかにタクミを殺すつもりで斬りかかっており
タクミを庇った家臣のオボロがその場に崩れ落ち
タクミも雷撃を受けてその場に倒れ込んだ
エリーゼ『私なら大丈夫だから…兄弟同士で喧嘩しちゃダメだよ!』
カズマサ『エリーゼ…』
エリーゼ『ごめんなさい…私の回復魔法じゃ…もう…』
カズマサ『俺は…敵兵とは言え…女の子を殺してしまったのか…』
鬼人族の里を制圧した暗夜軍だったが
オボロを殺してしまったカズマサが受けたショックは大きく
タクミの意識が戻る事もなかった
カズマサ『ヒノカ姉さん…』
ヒノカ『話は配下の者から聞いている…気にする事はないだろう…』
カズマサ『ごめんなさい…』
ヒノカ『だが…私はお前を諦めない…いずれまた…戦場で会うだろう…』
タクミは後日ヒノカによって回収される事になり
意識の戻らないタクミと
看病しているサクラの前に
黒マントと仮面をつけた謎の人物が姿を現した
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