土曜日。ほぼ一ヶ月ぶりに「西郷どん」を見たら、西郷が「慶喜絶対殺すマン」になっていて困惑。島流しから帰ってきたあたりでは『ひーさま、ひーさま』と仲良しだったのに、今では赦免嘆願に来た山岡鉄舟に『(慶喜は)信用できない(から助命しない)』。一体何があったのかと。
慶喜がよほどの畜生行為をしたのだろうかと思い、感想ブログとか読み漁ってみたけれど、どうも特に何かあったわけでもなく、単に御所会議のあたりから 西郷のキャラが激変してしまって、何があっても武力で幕府を倒すという「戦の鬼」になったらしい。
で、原作小説の方はどうなってるのかと思って調べてみたら、そもそも西郷と慶喜とは、友達どころか、全く面識のない間柄で、小御所会議のあたりでも「かつて斉彬が担ごうとしていた人物」「今では薩長連合の敵」という認識。薩長の敵なのだから、二度と再起できないように 何としてでも倒すというのは特に不思議ではない話。
おそらく、基本的に史実に寄せてある(ホモ描写はあるけれど)原作小説と、オリジナルエピソードでスイーツに寄せてきたドラマ版との整合性が取れなくなってしまい、ドラマ版が無理やり原作への軌道修正を図った結果が 西郷の性格の激変なんだろうと。
しかし、おおまかなストーリーが決まっている歴史物で、途中で辻褄が合わなくなって、主人公の性格を大きく破綻させてしまうとか、計画性が無さすぎではないかなと。…まぁライブ感のあるシナリオが売りなのかも知れないけれど。
ちなみに、ここ2週間ほど見てなかった友人は、西郷の慶喜への憎しみっぷりに、てっきり『慶喜が龍馬を殺させたから』と思っていたそうだ。気持はよく分かる。
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