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2018年02月06日03:33

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「暴れん坊将軍」とチャンバラ。

「暴れん坊将軍」は気が付いたら空気の様に当たり前のようにやってて、
有る時突然終わった。残念。

おじさんはチャンバラマニアだから当然チャンバラで話したい。
松平健はチャンバラが上手い!
上手いが、あまり好きではない。\(^o^)/

理由は・・・・?何だろう?

チャンバラ技術としては相当な物が有る。
一番目を見張るのはその手数であるが、この動画の丁度2分くらいから始める
手数を見てもらいたい。


1カットで撮影しているので、おそらく25〜6手は付けているだろう。
こんなん香港映画のアクションスターでもない限り無理だ(;´Д`)

恐ろしいまでの熟練ぶりである。
1か所だけ空振りしている所が有るが、うっかりなのか
そういう殺陣なのか区別がつかないからまぁ良いや、

自分でやってみればわかるが(やるわきゃないか。)
普通は3手も付ければ素人は軽く混乱する。

7手も付けられればもう、お手上げなんじゃないか?

昔、「ご法度」と言う作品の殺陣をつけた人の話を聞いた事が有るが
(或いはかかわった殺陣師)

「殺陣初めての人に大島監督、20手ぐらい付けさせるんですよね、
 頑張つてましたよ、○○さん。」
(名前忘れたが、沖田役の人で、冒頭の木刀でのチャンバラシーンの話。)

20手とは、それほどの物なのである。
その1手1手を、「手順」臭く見せなく、

「斬っている!」

と言う様に見せるには、当たり前だが演技力も必要だ。
「斬る」と言う事は「殺す」事なんだから。

・・・・・そういう観点で見ると、この作品は
作品上、バッタバッタと切り殺すわけにはいかず、
始まる前に「カチャリ」とわざわざ峰を返すところを見せて

「峰打ちですよ?」

と示している平和的(?)なチャンバラである。
時間帯が時間帯だし、俺の婆ちゃんも見ていたが

「斬るシーンは怖くて直視できないさぁ。」

と言っていたが、

「いや、ほら、峰を返してるでしょ?峰打ちなんだよ。」

と説明し、

「アラほんとだぁ・・・安心して観れるわ・・・・。」\(^o^)/

と言うやり取りが有ったくらいで、動きとしての破たんの無さ、
リズム、素晴らしいとしか言いようがないが、残念ながら「殺気」は無い。
(と言うか有ってはいけない。)
そこがあまり好きになれない原因か・・・・・?

後はカメラワークか・・・・・

あそこまでの動きを終始引き気味で撮っているから迫力に欠けるのは仕方がない。

同じようなセットを使い回しているのであるから、

「セット撮影のギリギリ端から端まで使用して、セット感を無くすぞ!」

と頑張っているのか分からないが、
とりあえずTV時代劇のだいたいどれを見ても同じようなアングル、
同じようなカメラワークにっているのは安定感が有るが、
下手な話、みんな同じように見えてしまう感じである。

特に殺陣で安定感が有りまくりな松平健さん、里見浩太朗さん、
高橋英樹さんなどは顕著だ。

里見浩太朗さんは舞うような感じでふわりとしている、
高橋英樹さんは断ち切るような切れを感じる、
中間に松平さんが居るような気がする。

松平さんの殺陣の唯一の欠点と言えば、上記した
「殺気が無い」(これは役柄上仕方ないんだけど一応!)
と言う点と・・・・・

残念ながら、あそこまでの熟練でも腰が据わっていない。
ブレるのだ。

「ちゃんとよろけないで動いてるじゃないか」

と言う意見も有るだろうが、
この人の場合は腰が据わってて安定しているのではない。
「バランス」を崩さないで動き回れているのである。
(それだって相当な熟練度であるが。)

コマで言うと、軸がぶれても回転している感じである、
これも峰打ちと言うチャンバラ上、仕方のない部分は有る。

「刃が付いていない所で叩く」と言う性質上、どうしても
「切り抜ける」と言うより叩く感じになる。
それをうまく見せるために、か、「ひっかく」感じで腕を伸ばす傾向が有る。
これはまずい時は俗にいう「へっぴり腰」に見えやすい欠点がある。
手を伸ばす必要が有るからだ。

大昔のスター、大河内伝次郎の殺陣を見れば「腰の据わり」が何となく
視覚で理解できるはずである。
あの人の場合は極度の近眼で、実際に当てなければ気が済まなかったらしいから
そういう差も有るだろう。

色々と書いたが、けなす気持ちは1mmも無い。
この人は年月に負けない習熟度を身に付けているのだ。

TV時代劇をやると言う事は、1週間に少なくとも1回はチャンバラをやるわけで、
それを数か月・・・・あるいは何年・・・・・・

その人の役に対する姿勢が問われる話である。

そんなに何回も何回も…何年も何年も・・・を繰り返して
全ッッッッッ然上達しない人たちを何人も見ました。

あまり言いたくないが、「暴れん坊将軍」のシーズンで
お付きの忍者(?)の二人(特に女性)が
いつまでたっても 


いッッッッッッッッ つまでたっても



全く上達しない人が居たんだから。

おじさんは時代劇なんかで「強ぇえ!!」とかやくざ者とかに
言われる役柄の人が、全くの素人剣術を披露しているシーンを見ると
UFOが出てくるシーンでピアノ線が見えている所より5万倍力が抜ける。
(ごめん、あっちは技術的な限界点だから全然良いんだけども。)

自覚をもって演じていただきたい。

そんなわけで「座頭市 ラスト」とかの殺陣は(以下略)

あれは座頭市のラストではなく「終わってる」と言う意(以下略)


松平健さんは最高だ!



またチャンバラしてくれないかな?
(戦隊物でやってくれたらしいけども。)
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