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2017年08月27日12:58

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相手役は常に10歳以上 年上俳優キラー・永野芽郁の強み






 今後の活躍が期待される次世代の女優のひとり、永野芽郁(17才)。来春スタートの連続テレビ小説『半分、青い。』のヒロインに抜擢されたことでますます注目が集まっている。ドラマ通の間で彼女は、“年上俳優キラー”といわれる存在だという。いったいなぜか? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんがその理由を明らかにしながら、“女優・永野芽郁”の魅力に迫る。

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 今月22日、来春スタートの朝ドラ『半分、青い。』(NHK)の出演者発表会見が行われ、主演を務める永野芽郁さんの相手役は、佐藤健さんであることが明らかになりました。

 会見で話題となったのは、永野さんと佐藤さんの年齢差。永野さんの17歳に対して佐藤さんは28歳であり、11歳もの年齢差があるのです。ドラマでは「同じ日に同じ病院で生まれた運命の二人」という設定だけに、どう年齢差を埋めていくのか。二人の演技プランに注目が集まるでしょう。

 しかし、永野さんが年上俳優とコンビを組むのは同作だけではありません。現在放送中の『僕たちがやりました』(フジテレビ系)では29歳の窪田正孝さん(年齢差12歳)、10月公開の映画『ミックス。』では29歳の瀬戸康史さん(年齢差12歳)との恋模様が描かれています。

 さらに過去を振り返っても、映画『俺物語!!』では当時32歳の鈴木亮平さん(年齢差17歳)、映画『ひるなかの流星』では当時28歳の三浦翔平さん(年齢差11歳)、イレギュラーな形ではありますが、ドラマ『こえ恋』(テレビ東京系)では当時42歳の声優・櫻井孝宏さん(年齢差26歳、紙袋をかぶった男性役)の相手役として出演する“年上俳優キラー”でした。

『UQモバイル』のCMで34歳の深田恭子さん(年齢差17歳)と28歳の多部未華子さん(年齢差11歳)と三姉妹を違和感なく演じていることも含め、なぜ永野さんはこれほど年齢差のある俳優と共演しているのでしょうか。

◆20代女優に負けない愛嬌と度胸

 起用理由について『こえ恋』の渡邊愛美プロデューサーは、「感情豊かに変化する表情、そしていつも相手の話に真剣に耳を傾ける永野さんの姿は、まさに“ゆいこ”(ヒロイン)そのものだと感じました」とコメント。

 一方、『半分、青い。』の勝田夏子制作統括は、「ヒロインは、すっとぼけ力のある女の子。永野さんのみずみずしい大らかさ、えも言われぬ愛嬌と胆力、そして北川(悦吏子)脚本にマッチした自由な演技テンポ、どれもぴったりでした。それでいて、時折ハッとするほど大人びた顔を見せ、俳優としての勘と瞬発力にも恵まれています」と絶賛していました。

 ドラマ主演に抜てきした2人のコメントから分かるのは、永野さんの感情表現の巧みさ。表情がクルクル変わる愛嬌と、物おじせず年上俳優の演技についていける度胸は、20代女優にも負けないものがあるのです。

 作品によって「ピュアな少女」と「イマドキの女子高生」を演じ分けられるのも魅力の1つ。異なるキャラクターを演じ分けられるのは、小学生時代から現在までモデルとしてさまざまな衣装とヘアメイクで、カメラに撮られ続けてきたからでしょう。「演技のテクニックがある」というより、「佇まいそのものでリアリティを持たせている」という印象を受けます。

 また、視聴者の年齢層が上がっているテレビ業界において、永野さんのような昭和の面影を残す顔立ちは好感度大。『カルピスウォーター』『積水ハウス』などのCMに出演していることからも、年齢層を超えて受け入れられやすいルックスであることがわかります。

◆17歳でスターになった上戸彩の再来か

 もう1つ忘れてはいけないのは、20代後半の俳優との好相性。前述した佐藤健さん、窪田正孝さん、瀬戸康史さんと永野さんが対峙しても、顔や身長などのバランスがよく、10歳以上の年齢差を感じさせず、甘酸っぱいムードを醸し出せるのです。

 その甘酸っぱいムードを象徴しているのはキスシーン。10歳以上年上の俳優とキスシーンをすると必然的にいやらしいムードになりがちなのですが、永野さんにはそれがありません。そもそも女子高生女優であるにも関わらず、年上俳優とのキスシーンに挑める思い切りの良さも同世代にはない強みであり、特筆すべきと言えます。

 朝ドラは、ひと回りどころか、ふた回り以上年上の多くの中堅・ベテラン俳優に囲まれて芝居をするだけに、ますますその強みが磨かれるでしょう。このまま順調な女優業を歩んでいけば、10代のうちに刑事や医師などさまざまな職業を演じる機会が得られるのではないでしょうか。

 つまり、“年上俳優キラー”であることは大器の証。2000年代前半、上戸彩さんは永野さんと同じ17歳のときに『高校教師』(TBS系)で藤木直人さん(年齢差13歳)、『ひと夏のパパへ』(TBS系)で北村一輝さん(年齢差16歳)、18歳のときに『エースをねらえ』(テレビ朝日系)で内野聖陽さん(年齢差17歳)と共演してスターダムに駆け上がりました。朝ドラヒロインの抜てきもあり、永野さんには上戸さんをも上回るステップアップが期待されています。






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