この日記のタイトルだとマリーンズの井口選手のネタかと思う人もいるでしょう。でも違うんだな。
もちろん彼は素晴らしい選手だし(まだ現在形)アマチュア時代から全国屈指の有名選手でプロ入りしてからも日本球界でメジャーリーグで大活躍した選手だけど、日本球界を語る上で絶対に出てくる10人に入るほどの選手ではありません(厳しい言い方ですが)
今日の日記は将棋の加藤一二三九段のこと。彼は間違いなく将棋界の歴史に名を刻む名棋士でした(もう過去形)。
この人は本来なら『ひふみん』なんて気軽に呼べる人じゃないんですよ。野村克也さんのことを『かっちゃん』って呼ぶくらい失礼なことをしてるんですよ(笑)
まぁ本人はそれを気に入っているようだから構わないんですが。
それに世間からはあまり知られていない将棋界が頻繁に取り上げられるようになったのは最近の彼の活躍に依る部分も大きいはず。実力者である羽生三冠や渡辺竜王はあんまり一般メディアには出てこないし取り上げられませんからね。最近の将棋界は人工知能に負けたりスマホカンニング疑惑があったりと良くない話題が全面に出ちゃってた時期が長かっただけに彼のキャラクターに救われた面もあるはずです。(もちろん最近話題の中学生の活躍もありますが)
僕が子供の頃は大山、中原、米長、加藤の四強時代でみんな「俺が一番強い」という個性の持ち主だらけだった印象。それは昭和と平成の時代の違いかもしれないけど。
勝っても棒銀、負けても棒銀。居飛車でも棒銀、対振り飛車でも棒銀。圧倒的な得意戦法を駆使して戦う時代は彼の引退で終わってしまうのかもしれません。今はオールラウンダーが求められていますし、第一人者の羽生さんがそのスタイルだから彼を打ち負かす痛烈な個性が出てくるまでは。
加藤さんは14歳でプロになったんだから才能豊かな少年だったのは間違いないけど、60年以上もその情熱を保ち続けていることの方がスゴいと思います。普通の人はどこかで諦めちゃったり他のことに目移りしたりするはずですから。
スポーツ選手だと体力的に先に限界が来て引退しちゃうから、比較すると芸能界かな。歌丸師匠くらいかしら?
今日は大阪出張だったので朝から新幹線移動だったのですが(早朝だったおかげで豪雨による運転見合わせに巻き込まれずにセーフ)車両出入口の上のテロップニュースで加藤さんの引退が報じられていたくらい話題の人なのです。
終局後に記者の質問は無視してもいいけど感想戦も無しって聞いたことないよなぁ。でも引退が決まってしまった対局だから今回くらいは構わないんじゃないかと。
プロとしては引退してしまったけど将棋指しとしては生涯現役なわけだから、アマ名人戦にでも出てくれないかなぁ。
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