何人かの人に、カタール問題にについて聞かれたので、個人的な見解を 何回かに分けてメモってみる。
発端は カタールの国営通信のインターネット版に、「カタールの元首が トランプ大統領を侮辱し 過激派集団を礼賛する声明を発表した」というニュースがアップされたこと。
国営通信はすぐにニュースを削除して「ハッキングされた」と発表したものの、削除までの僅かな間にサウジの国営ニュースがトップニュースとして報道。ニュースはアラブ世界全体に拡散。カタールは弁明するものの、サウジはガン無視で反カタールのキャンペーン展開。
それから数日後、キャンペーンに呼応する形で、サウジやエジプトなどの4カ国がカタールと断交。その後に、他のアラブ諸国も追随。今に至る。
まぁサウジはさんざんキャンペーンを展開したけれど、最初の すぐに削除されたニュース以外に カタール元首の問題発言を裏付けるものは何一つとしてない。問題発言がハッキングによるフェイクニュースなのは間違いないだろうと。
そのフェイクニュースを、絶妙なタイミングで拡散したのはサウジアラビア。カタールが経済封鎖されることで、利益を得るのもサウジアラビア。断交という重い決断に至るまでの期間も短いし、主要4カ国の足並みも妙に揃っている。今回の件が、サウジアラビアが主導で、あらかじめ準備されていた謀略劇であるのは、ほぼ間違いないだろうと。
ログインしてコメントを確認・投稿する