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2017年04月28日04:09

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メートルは人名ではなかった おすすめの本「数のふしぎ 形のなぞ」

先に要点
1 4月8日のブログ、メートルは人名は間違い。頑張った人の名は「メシャン」
2 メートルの由来について書いてあった「数のふしぎ 形のなぞ」偕成社は名作。もう絶版だが、デジタルサービスを行っている図書館からなら見ることができる。現物は上野の子ども国会図書館

皆さんにクイズ
通常のはかりでゾウの重さを量るにはどうすれば良いか。
普通のはかりではこんなに重いものははかれないし、ゾウを切り刻むわけにもいかない。
正解は番組の終わりごろ。

詳細
4月8日のブログで「地球の全周の4分の1を一生懸命測り、その1000万分の1をメートルと決めた。メートルさんは途中で山賊に襲われたり、スパイに間違われたりしながら頑張って、途中で病気になって死んでしまった。やり遂げたのは別の人だったが、頑張ったメートルさんをたたえてメートルという名前を単位にしたのだ。」と書きましたが、私の記憶が間違っていました。
いかん。ずっと塾で間違って教えていたぞ。
コメントの指摘のおかげで気づくことができました。ありがとうございました。

コメントで、違うのではないかとの指摘があり、ウィキペディアその他では「メシャン」という名が出ており、メートルは「測る」という意味のギリシア語とある。
アンペアなど、人名由来の単位は大文字であるので、かなり自信が揺らぎつつ、
1 ジュリアス・シーザーのことをユリウス、カエサル、ジュリウスなど、いろいろな表記をするので、メシャン=メートルではないか。カエサルとジュリアスよりは、メシャンとメートルの方が近い。
2 メートルさんが熱病で死んだ後、アラゴーという人が完成したはずなのに、アラゴーという名前はウィキペディアその他に全く出てこない。

ということで、私が小さい時に見た「数のふしぎ 形のなぞ」偕成社 にあたってみることにした。
小さい時に読んだ本の中でもう一度見たい本の第1位だったので、これを機会に探した。

「数のふしぎ 形のなぞ」については、塾を始めたばかりの時にも探し、もう無くなったと知っていた。
上野の「子ども国会図書館」にはあるらしい。
ただでさえ出不精、旅行など苦痛でしかない私。行って本が無かったら嫌なので電話で問い合わせると、現物は上野の子ども国会図書館にあるが、デジタルサービスを行っている図書館からなら見ることができるとのこと。
私は国会内の国会図書館分館に行って読んだ。(本館は荷物を預けさせられたり、手続きが面倒くさかったりで、使いたくない)

ネットとかデジタルとか、こういう社会に反発心もあったが、こうして長年見たかったものを、現物がある場所まで行かずに見ることができ、珍しくデジタル化社会に感謝。

結果的に「途中で山賊に襲われたり、スパイに間違われたりしながら頑張って、途中で病気になって死んでしまったのは「メシャン」。
また、「やり遂げたのは別の人(アラゴー)だったが、頑張ったメートルさんをたたえてメートルという名前を単位にしたのだ。」というのも記憶違いで、
「後にもっと精密な機械で測ると、メシャンやアラゴーの測定値と少し異なったが、功績はアラゴーらということにしよう」ということだった。

この本は20くらいのお話が載っていて、小学校低学年用の語り口でありながら
米俵の数を数える話で台形の面積
豊臣秀吉の失敗や幼少期のガウスの話で高校で習う数列の話
古代の数の表し方の話から10進法のすばらしさ
など、算数・数学の発想を学ぶことができる。
皆さんも、デジタルサービスを受けられる図書館に行って読んでみることを薦める。
立体上の最短距離を展開図によって考える話も塾でよく話している。こちらは記憶通りだった。


クイズの答え
ゾウの重さのはかりかたもこの本に載っている。
まずゾウを小舟に乗せて、重みで舟が水面より沈んだところに線を引く。
次にゾウをおろして、先ほどの線まで舟が沈むまで舟に石をどんどん乗せる。
石の重さを次々量り、その重さを合計する。
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