事態の進展がすごくて誰も書かないが、私が興味を持っているのはあの「建物」だ。非常によくできていて、美しいが、どこか異様。
こういうものは、壊してはいけない。
これは文化財であり、また、証拠物件でもある。
建物にはそれを建てようとした人物の思想、美意識、世界観が反映される。非常に大事だ。
本当のことは、現物を見るまで分からない。その限りで今の感想。
建築は趣味レベルだが、なんとなく「帝冠様式」に似たものを感じる。帝冠様式というのは戦前の日本で盛んに作られた様式で近代的なビルの上に屋根が付いている。東京でいえば「九段会館」のイメージ。あと愛知県庁など。
それから現在の中国、長春市。
ここに大量に帝冠様式の遺産が残されている。なぜなら、ここは旧「満州国」の首都、「新京」だったからだ。満州事変以後(昭和)の建築が残っている。旧関東軍司令部が共産党の地方本部になっていると思う。
私は建築史の専門家ではないので、これ以上は書けない。帝冠様式そのものではないが、ちょっと似た感じを受ける。
つまり「満州国」を作った感覚と共通するものがある可能性がある。
安倍晋三の祖父は岸信介。この人は満州国の官僚だった。「2キ3スケ」という言葉があった。満州国の権力者。東条英機、星野直樹(これが2キ)。松岡洋右、岸信介、もう一人日産の創業者。(これが3スケ) そういうものが、良きにつけ悪しきにつけ残っている。決して壊してはならない。
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