mixiユーザー(id:2099510)

2017年02月12日07:53

341 view

無いよりあった方がいい手に職

昨年あの町山智浩様が
絶 対 アカデミー外国語映画賞獲る!と言ってその通りになった
大絶賛の「サウルの息子」を見ちゃったよ…


サスペンスでもホラーでもなく「ホロコースト物」なので
きっと見たらヒットポイントをゴッソリ削られるーと思ったんだけど
マッチーがあまりに絶賛してたので頑張りました(−−;



ネタバレ



主人公サウルは第二次大戦時にユダヤ人でありながら
収容所で大量虐殺されたユダヤ人達の死体処理&脱いだ衣服から金目のモノを収集という汚れ仕事をする「ソンダーコマンド」の一人

ある日サウルはガス室で「息子」を見つけ
火葬される前に埋葬+祈祷をあげてやりたいと願い
命の危険を冒して遺体を隠したりラビ(聖職者)を探したりと奮闘するが…

という話なんだが
これがもっと目を覆いたくなるシーン満載と思いきや
サウルに焦点が合っててバックの死体の山がボヤけて映っているので
淡々とした印象受けた

でもこんなことが淡々とした日常になっていることこそがめっちゃ恐ろしいのよ

移送されてきたユダヤ人達に
「(消毒の)シャワーを浴びるから服を脱げ!」
「シャワーの後は暖かいスープが飲めるから速くしろ」
と急がせ
シャワーではなくガス室に送り込み即虐殺するのも機械的な流れ作業のようで
超怖い

直ちにソンダーコマンド達はガス室をガシガシ掃除して
山の様な全裸死体をガンガン火葬と休む間もなく働かされている
そして彼らも一定時期になるとお払い箱になって殺される(予定)

この映画で目からウロコなのは
ユダヤ教では火葬を禁じられてる(死者が復活できないから)という宗教観があること
だからあんなに必死になって息子を埋葬しようとするんだね


しかしそれを踏まえてもっとも恐怖を感じたのは
そもそもサウルには息子などいなかったのではというオチ

いったいサウルには何が見えて何を目指していたのか



なんやかやでやっぱりヒットポイント削られた…



この映画を見て思ったけど
「ソンダーコマンド」って『修理工』だったり『時計職人』『鍵職人』
と、何か手に職がある物が(殺されずに)残されて
結果的には一般人よりは生き延びてるんだよね


手に職って大事ねぇ…

この歳で気づいても今更遅いけど
アテクシなんか真っ先にガス室送りだな

何にも持ってないもん

アテクシが人より優れてるのって…「ケチ」ってことくらいかしら

あとは
そうだね
ドイツ兵を上手いこと言って丸め込んで何か持ってる風を装うくらいが関の山




…



しかしそこまでして多少生き延びたとしても
絶え間なく同胞たちの死体処理をやらされいずれ殺されると解ってるのは
もしかして即ガス室より過酷なのかも?





いずれにしても手に職はないよりあった方がいい…よね




0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年02月>
日 月 火 水 木 金 土
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728    

最近の日記

もっと見る