NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161117/k10010772051000.html?utm_int=news_contents_news-main_006
今回のボブ・ディランの受賞をめぐる動きは「最高にカッコ悪い」の一言に尽きる。
そもそも言動が矛盾している。「行けたら行く」と言いながら、「先の約束があったので授賞式には行けない」はおかしい。「先の約束」があるなら、「行けたら行く」と言わずに、はじめから「先約があり行けない」というべきである。しかも、ちゃっかり賞はもらうというのである。本当に狼狽してしまって、支離滅裂な言動をしているとしか思えない。ノーベル賞についての、しっかりした考えがなかったのであろう。
我が国初のノーベル文学賞を受賞した川端康成氏は「美しい日本の私」というそれなりに素晴らしい講演をして、素直に受賞した。
フランス、実存主義哲学者で小説家のジャン・ポール・サルトル氏は受賞そのものを辞退した。これはこれで一貫性があり、見事である。
大江健三郎氏は出席し「曖昧な日本の私」という講演をした。これは川端氏のパロディであろう。文化勲章は辞退した。ちょっとトリックスター的で面白い。
私がディランだったらこうするだろう。マスコミに出席するかと聞かれたら「答えは風の中に」と言ってすっとぼけ、授賞式をすっぽかす。これが狸的対応である。
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