警察の取り締まりが強化されたのを機に、対立を繰り返していた暴走族グループは会議を開き暴走中止を決定した。しかし最も過激なチーム「魔墓呂死」の特攻隊長・ジンは、決定に猛反発し、仲間と共に暴走行為と喧嘩を繰り返す。そんなジンたちを邪魔に感じる対立チーム「髑髏」がジンの弟分ユキオを誘拐。救出に現れたジンを、「髑髏」は他グループの特攻隊も集めて迎え撃つ。多勢に無勢で窮地に陥ったジンだが、銃で武装した右翼の男・剛に助けられた。ジンは剛の率いる国防挺身隊に加入し、過酷な戦闘訓練を受けるのだが、政治結社の規律が肌に合わず隊を飛び出してしまうのだった。しかしその途端、剛の庇護が無くなったためにジンは何者かにリンチを受け、右手首を切断されてしまう。バイクも失い、狂犬のように街を彷徨うジンだったが…
「狂い咲きサンダーロード」。山田辰夫もトチ狂ってますが、映画自体も相当狂っているまさにカルトな作品。ジンが挺身隊に入るまでは、まぁ何とかリアリティラインを維持しているんですが、ジンが隊を飛び出して手首を失ってからの展開と映像が、かなりトンでいます。なぜか病室にドライアイスが焚かれていたり、病院の入り口にナース服マネキン並べていたりとシュールの域に突入し、クライマックスは謎のシャブ好き小学生の助けでバトルスーツを手に入れるという意味不明展開。もう完全に置いてけぼりです。
しかし、あの画面から飛び出しそうな作品の爆発力がたまらなく好きで、今回の発売に合わせて購入した次第。大学の卒業制作とは思えないクオリティと面白さ。「観てやろーじゃねーの!」と気合いを入れて、ぜひどうぞ。
(ブルーレイのみ所有ソフト:83枚目)
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