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2016年09月20日23:21

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京都旅行記2016・3日目

前日の疲れもあって、日曜の朝はやや遅めの起床。起きたら雨が降っていました。
午前は京都鉄道博物館に行くので、10時の開館より少し前に到着できればいいと思ってゆっくり過ごしましたが、早く出て行った人も多く、8時前に何人かいなくなりました。その中には新垣結衣系な人がいて、前日は共有スペースに姿を見せなかっただけに、最後の最後で存在に気づいたのが残念な気もしました。
開館30分前に着ければ大丈夫と、甘く見てチェックアウトしたのですが、京都駅のバス乗り場には既に長蛇の列ができていました。待つこと3本目くらいで乗れて、計画通り30分前には京都鉄道博物館に到着できましたが、今度はチケットを買うのに長蛇の列ができていました。並ぶのが嫌なら前売り券を買えばよかったのですが、交通局のフリー乗車券を持っていると割引になるので、割引料金で入りたければ当日券で入るしかないのですよね。

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開館より数分遅れではありますが無事に入館でき、まず最初はC62蒸気機関車、急行などで活躍した80系電車、新幹線0系を見ました。
80系電車は入口横がロングシートなので、急行から撤退後に改造されたものと勘違いする人も多そうですが、最初からそういう仕様でした。背もたれは下の方にしかモケットが貼っていなく、長距離の乗車だと背中が痛くなりそうですね。調べたところこの座席は、後に製造された車両では改善されて全面モケット貼りになったそうですが、東武6000系はこれよりだいぶ後に製造されたはずなのにこんな感じで上にモケットがない座席だったし、冷房が普及してからも冷房改造されず不評だったため、野岩鉄道開業を機に車体更新されて、冷房があって座り心地もいい6050系に生まれ変わりました。
0系は、登場当初の転換クロスシートの車両で、ビュッフェも保存されていたのがよかったです。
C62の後ろにはマロネフ59形寝台車とスシ28形食堂車が連結されています。ガラス越しにしか中を見ることはできませんが、個室は現在のサービス水準と比較しても遜色ない立派な寝台車ですね。
このエリアには実際に食事ができる食堂車がありますが、混雑すること確実だけどまだ空いていたので、混雑する前に入ってしまおうと思ってすかさず並びました。
また、私の前には子供を2人連れた戸田恵梨香似の人がいましたが、食堂車の中の人に一緒だと間違えられて「4名様」と言われてしまいました(汗)。

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今回食べたのは「食堂車のカレー」です。辛さが控えめ過ぎる気もしましたが、色々な具が入ったボリュームあるカレーでした。
この食堂車に連結されているDD54はドイツの技術協力で製造されたディーゼル機関車ですが、製造当初から故障や事故が頻発し、最長でも10年、ひどいものだと4年しか使われずに減価償却できずに廃車になっており、高額の費用を投じたにも関わらずあまりにも不適切な状態であることから、当時は国鉄総裁が国会で非難を浴びたそうです。ちなみに、国鉄の形式で「54」は呪いの数字とも呼ばれていたらしく、他にも54のつく形式で同様の事例が多数あったそうです。なので、民営化を控えた1986年に北海道や四国で使う「キハ54」を製造する際に、「この番号は止めておけ」と言われた噂もありますが、キハ54は現在でも大きなトラブルなく使われています。北海道のキハ54は、冷房はないけど特急型並みの座席のものがあり、ローカル線用にしてはかなり立派な車両だったりもします。もちろんここでは、その黒歴史についての記述は一切ありません。
食後はメインの展示ゾーンに行き、まずは新幹線500系、寝台特急で活躍した583系などを見ました。583系はB寝台でもA寝台のようなレイアウトなので、登場当初は画期的だったそうですが、やはり3段は狭そうですね。
次いで貨車やヘッドマークの展示を見てから、昭和の駅舎や町並みを再現したものを見ました。
ここに置いてあったキハ81系気動車は、西日本エリアでは特急「くろしお」に使われた車両ですが、登場後すぐに貫通扉があるキハ82にモデルチェンジしてしまったので、多分製造された両数は少ないと思われます。ブルドッグの愛称で親しまれたそうですが、個人的にはブルドッグよりももっと顔の長い犬に見えます。
隣には、2階建て車両が人気だった新幹線100系も保存されています。個人的には、国鉄の新幹線の最終進化形であり、国鉄型の新幹線車両の最高傑作であると思っています。
その後は、高速貨物列車を中心に活躍し、後にブルートレインの牽引でも活躍したEF66型電気機関車を見ました。
次いでトワイライトエクスプレス車両の展示ゾーンに移動。トワイライトエクスプレスの食堂車などのほか、特急「日本海」に使われた24系客車の開放型A寝台も展示されていました。
京都鉄道博物館として新設されたゾーンを全て見終えた後は、旧・梅小路蒸気機関車館から続く扇形機関庫の横にある50系客車の車内で一休み。国鉄末期に製造された普通列車用の客車ですが、不運にも登場直後から客車普通列車が削減され始めたため、大部分は10年ちょっとしか使われずに廃車になってしまいました。側面に方向幕の設置準備がしてありましたが、おそらく実際に使用された車両はなかったと思います。中にはブルートレイン風の色に塗り替えて青函トンネルの快速「海峡」用にグレードアップ改造されたものもありましたが、今は定期列車で現役のものはありません。
ここには、「SLスチーム号」というSL牽引列車の10分程度の乗車体験もあります。オープンタイプの客車で、ちょうど雨が強くなってしまったので、乗るのを止めてしまったのですが、乗っておけばよかったかもと後悔しました。

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その後は扇形機関庫でのSL展示を見ました。SLの展示では日本最大でしょう。C62、D51といった代表的な機関車もありますが、入換用の小さな機関車B20、1070形など、おそらくここでしか見られない珍しいものもありました。
そしてC58はお召し列車仕様で、菊のご紋のヘッドマーク付きでした。
さらにこれらSLの中で、ひときわ異彩を放っていたのが、7100形「義經」号です。遊園地の乗り物のようにも見えますが、日本最初の鉄道(新橋〜横浜)が開業した8年後の1880年(明治13年)に北海道初の鉄道が開業した際にアメリカより輸入された機関車で、一昨年に自走可能な状態に復元されたとのことです。
最後は、出口横のSLの模型やヘッドマークなどが展示されているコーナーを見学。
ここの最初のところには、幻のSL「C63」の模型が展示されていました。昭和30年代に老朽化したSLの置き換えが急務だという理由で設計図まで作られたけど、直後に電化やディーゼル化が急速に進展したために製造されずに終わったSLです。位置づけとしてはC58の発展型だそうですが、もし実現していたらSLの定期運用撤退はもう少し遅くなったかもしれません。
また、世界のSLの模型も見事で、変わった形状のサザンパシフィック鉄道AC-12形(アメリカ)、小さな機関車のMZA鉄道179形(スペイン)、SLで200km/h超えという偉業を成し遂げたロンドン北東鉄道マラード号(イギリス)、最高速度130km/hの「あじあ号」牽引機の南満洲鉄道パシナ形などがよかったです。
出た後は、山陰本線の旧・二条駅の木造駅舎を移築した売店を見ましたが、ここでは特に買っていません。

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京都鉄道博物館見学後は、隣の梅小路公園に行きました。
ここでは京都市電の保存が行われていて、1両は建物内で静態保存ですが、もう1両はなんと充電式電車に改造されて運転されています。乗ろうかと思ったのですが、これから充電なので1時間くらい走らないとのことで、次の見学予定場所に間に合わないので断念。
ただ、たまたまここにいた市電保存を行なう団体のメンバーの人から、ボランティアで市電について色々な面白い話を聞かせてもらったり、方向幕や系統表示板を見せてもらうことができました。
また、言われて初めて気づいたのですが、京都市電は交通局で建設した標準軌(1435mm)の路線と、旧・京都電気鉄道が建設した狭軌(1067mm)の路線があり、展示車両も静態保存されている29号車が標準軌、動態保存の27号車は狭軌となっているため、この乗り場付近はレールが3本敷かれていました。
次いで、市電の車両が4両保存されている市電ひろば(市電カフェ、グッズショップ、休憩室として使用)に行きましたが、音楽フェスティバルをやっているために物凄い混雑だったし、雨も強くなってきてしまったため、うまく写真を撮れませんでした。車両の細部とかも撮りたかったのですが、周囲にたむろしている人がびっしりと沢山いて、とても撮れませんでした。
梅小路公園を出た後は、七条通りを渡って次の見学地の角屋もてなしの文化美術館に向かいました。
この界隈はかつて島原という花街で、まずは唯一現在も営業しているの茶屋「輪違屋」と島原住吉神社を見ました。輪違屋の建物は、安政4年(1857年)の建築です。

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今回見学した角屋もてなしの文化美術館は寛永18年(1641年)の建築で、現在でいうところの料亭に相当する「揚屋」だった建物です。揚屋は茶屋よりも格上だそうです。ここは自由見学制の1階と人数限定で予約制の2階があり、1階と2階それぞれ別に料金がかかるのは正直なところ痛い出費でしたが、ここでしか見られないであろう貴重なものを色々と見ることができました。
最初は1階を見学。入口の石畳が斜めに配置されていますが、これは直角に作ってしまうと中庭が見えないので、中庭を見えるようにするための工夫だそうです。
また、ここは幕末期に新選組が訪れていた場所とのことですが、戦いがあったり局長の芹沢鴨が乱暴を働いたりしたとのことで、刀傷が残っています。
芹沢鴨は、そのような狼藉を繰り返したことがきっかけで命を狙われることとなり、文久3年(1863年)9月にここで飲み食いして泥酔して帰ったところを暗殺されたそうです。当時は旧暦なので厳密に言えば異なりますが、暗殺された日は「9月18日」(16日説もあり)で、まさに殺された日にここを訪れてしまった訳です。写真に何かやばいものが写ったりとかしていないですよね?


1階の一番奥にある松の間からは、「臥龍松の庭」を見ることができますが、これもなかなか見事で、思わずあまり撮らない動画も撮りました。
1階を見終えると、2階見学の集合時間となったので、集合場所に移動。2階は1階以上に見事なものを見ることができましたが、残念ながら全面撮影禁止なので、写真は撮っていません。
まずは急な階段を上がって2階に行き、緞子(どんす)の間を見ました。襖が緞子張りであることに由来するそうです。次いで、翠簾(みす)の間、扇の間、草花の間、馬の間、桧垣の間を見ました。部屋ごとに装飾やデザインが異なっていて、非常に面白く美しかったです。
最後の青貝の間は青貝を散りばめた装飾が見事で、経年劣化で黒っぽくなった壁にホログラムのように虹色に輝く装飾が浮かび上がり、非常にかっこよかったです。また、新選組の刀傷はこの部屋にもありました。

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見学終了後はバスに乗るために七条通りに戻りましたが、途中でたこ焼き店に立ち寄り、ネギマヨとだしたこの2種盛りを食べました。ここは色々な種類のたこ焼きがありましたが、だしたこというものは初めて食べて、新しい発見ができました。
京都駅に戻ると、帰りの新幹線出発まで約2時間という観光するには時間が少なく、何もしないとなれば暇でどうしようもないという中途半端な余り方をしてしまいました。
どうしようか迷いましたが、まずはゲストハウスに預けていた荷物を受け取りに行きました。以前に北海道旅行でゲストハウスに泊まった時も帰りがけに中途半端に時間が余り、そのときには同じく中途半端に時間が余っている西野カナ(中略)ということがありましたが、今回は何もそういうことはありませんでした。
また、最後の最後で雨が非常に強くなってきてしまい、外を散策するのが困難になってしまいました。なので、以前にMIXIニュースだかで見た京都駅ビル内の京都茶寮に入ろうかとも思ったのですが、店の前で値段を見たら、めちゃめちゃ高いので断念。結局、お土産店をゆっくり見ることで時間を潰し、17:59発の東海道新幹線「こだま678号」で京都を後にしました。
今回は、交通費をできるだけ抑えたいけど翌日仕事で疲れが残ったままでは嫌なので夜行バスは使いたくないということで、JR東海ツアーズが販売している安く新幹線に乗るプランの「ぷらっとこだま」を利用しました。東京〜京都間が通常13600円のところ、これを使えば3500円安い10100円で乗れるというお得なプランです。今回は普通車でしたがグリーン車は僅か1500円増しで、通常より6780円もお得になります。
こだまだとほとんどの駅で通過待ちがあり、そのため東京駅到着が21:47と新幹線なのに4時間近くかかりますが、何より安いし、通過待ちの長い停車時間を利用して駅弁を買いに行くというこのプランならではの楽しみ方もあるなど意外と人気が高いそうで、時期や時間帯によっては乗車1か月前の発売開始当日に完売することもあるそうです。
ビジネス客らしき人はいませんでしたが、抜かれまくりの列車にしてはかなりの乗車率でした。私が買ったときは窓側だと3人掛けのほうしか空いていないとのことで3人掛けのほうにしましたが、通路側に最後まで誰も乗って来なかったのに中央の席にかなり汗をかいている人がいて、私も同じくかなり汗をかきましたので、汗臭い男2人寄り添っている状態なのがどうかという感じでしたが、前の席には戸田恵梨香似の人がいました。
新幹線は通過待ちを繰り返しながら東京駅に定刻通りに到着。こだまだと途中駅で降りる人が多いのかと思ったら人の動きが少ないのを見ると、大部分が「ぷらっとこだま」での利用客なのかもしれませんね。
また、乗り換え時に東海道線のホームに「サンライズ出雲・瀬戸」が停車中でした。これに乗って引き返したい気分になりましたが、翌日からは現実世界に戻らなくてはいけないので、そんな呑気なことは言っていられず、出発だけ見送って帰宅しました。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
(3日目その1)http://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/40228170.html
(3日目その2)http://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/40228198.html
(3日目その3)http://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/40228218.html
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