フロリダ沖合の島キーラーゴ。
この島に降り立った復員兵フランク・マクラウドは、島に一軒だけのホテルに向かった。主人のテンプルさんに挨拶するためだ。フランクはテンプルの息子ジョージの戦友で、カシノ戦線で亡くなったジョージの戦地での活躍を伝えようとしたのだ。話を聞いたテンプルと息子の嫁ノーラはフランクに感謝し、ホテルに泊まるよう勧めてくる。いまホテルは、ブラウンと名乗る男が部下を数人連れて投宿しているが、バーでたむろっているだけで、釣りに出る様子もない。フランクは、彼らは堅気ではないと感じとるが、あと数時間で去るそうなので、気に留めなかった。しかし突然ハリケーンが島を襲い、暴風雨のため全員がホテルの外へ出られなくなってしまう。するとブラウンの部下が銃を抜き、フランク、ノーラ、テンプルをいきなり拘束する。ブラウンの正体は、国外追放されたマフィアのボス、ジョニー・ロッコであった。デカイ取引のために島に潜入したが、嵐のため取引が延期となってしまい、やむなくホテルを乗っ取り立て篭ることにしたのだ。傍若無人な振る舞いのロッコに、仕方なく従うフランクたちだったが…
「キー・ラーゴ」。ボギーのヒロイズムが炸裂する代表作。バコールもでてるし、ロビンソンの悪役演技も堪能できるし、映画ファンは必見。密室劇としての緊張感もまずまずで、ボギー映画のビギナーにはオススメの一枚と言えるでしょう。
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