1963年。核の権威であるドイツ人科学者テラー博士が誘拐された。犯人はイタリアの企業ヴィンチグエラ海運を仕切るヴィクトリアとその夫。二人はテラーが開発した小型核爆弾とその製造データをナチの残党に引き渡すつもりだ。東ドイツでテラーの娘ギャビーを保護したCIA諜報員ナポレオン・ソロは、宿敵であるKGBのスパイ、イリヤ・クリヤキンと手を組み、ヴィンチグエラ海運の本拠地ローマへ飛ぶ…
という「コードネームU.N.C.L.E」を鑑賞。0011ナポレオン・ソロのリメイク云々としての出来は置いといて、これ、ガイ・リッチーの新作というのが注目点ですよね。〈実はあの時、こんなことが起きてました〉とドラマを巻き戻すリッチー演出は今回も健在。というかシツコイ(笑)。昔を舞台にしながら、矛盾なく現代的アクションを見せる手腕もシャーロック・ホームズで実証済みですしね。リッチーさん以外に適切な監督はいないんじゃないかな。ユーモアが洒落ててキチンと笑える分、シリアス場面の緊張感が弱いのが難点ですけど、バディ・ピクチャーとしてのキャラ描写・見せ場配分はオッケーでした。
1969年。アメリカは月への第一歩を印すためにアポロ11号を打ち上げることになった。しかし技術的にはかなり困難なミッションだ。かといって、失敗してはソ連に大きな差をつけられることになる。そこで国家の威信をかけて、ペンタゴンは一人の男をロンドンに派遣する。男の名はキッドマン。ベトナムで活躍した筋金入りのコマンドーだ。彼の任務は…ハリウッドプロデューサーのフリをして、スタンリー・キューブリックに月面着陸シーンの捏造映画製作を依頼すること。先頃公開された「2001年宇宙の旅」に驚嘆したアメリカ政府は、アポロ11号が失敗した際には本物そっくりの映像をTVに流そうと思いついたのだ。
ロンドンに着いたキッドマンは、キューブリックのエージェント、デレクを訪れる。しかしオフィスには、デレクのいとこであるジョニーしか居なかった。ジョニーはサラ金から借金をしてピンチに陥っていたバンドマネージャー。カネを借りようとデレクに会いに来たのだ。ジョニーをデレクと誤解したキッドマンがキューブリックを連れてくれば多額の契約金を払うと切り出したため、ジョニーは咄嗟にデレクのフリをした。ルームメイトのレオンはヒッピーでヒゲ面だし、上手くやればキューブリックに見えなくもない(苦笑)。二人でこのハリウッドの馬鹿を騙せば大金が手に入る。そう考えたジョニーだったが…
「ムーンウォーカーズ」。ハリポタのロンと、本家のロン(ロン・パールマン)が共演したコメディですが、これがなかなかバイオレンス濃度が濃くて面白かったです。アイデアが秀逸ですよ。捏造映像は、果たして出来上がるのか?クライマックスは最高にアガりました。
偶然にも、今日は1960年代を舞台にした二本を鑑賞。今度の週末も時間作れるので、またハシゴするかなー
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