ロサンゼルス…
武装化が著しいストリートギャングたちに対し、市警は取締りを強化していた。ある夜、武器を盗み出したギャング〈グリーンサンダー〉のメンバーを発見した警官隊は彼らを射殺。これに怒った〈サンダー〉の首領チョロは、翌朝仲間を率いてドライビングバイに出発する。即ち、車道をフォードで飛ばしながら、歩行者たちを無差別に射殺する行為だ。彼らが最初に標的に選んだのは、アイスクリーム屋の屋台。主人も撃ち殺し、バニラを買いに来た幼い少女も射殺する。難を逃れた少女の父ローソンは、すかさず射殺犯に襲いかかり、殺害してしまった。メンバーが死んだことで、チョロたちは逃げるローソンを猛追跡するが、彼は警察署に逃げ込んでしまった。
しかし、ローソンが飛び込んだアンダーソン署は、移転のため今夜限りで閉鎖される建物だった。中には新人警部補ビショップと当直巡査、事務の女性職員リーとジュリーしかおらず、装備は電話だけという状況だった。興奮して何を訴えているか分からないローソンに困惑するビショップ。折悪く、彼は移送中の囚人三人と看守たちも署に受け入れていた。囚人の一人が急病になり、医師が来るまで休ませていたのだ。と、そこに音もなく銃弾の嵐が署に襲いかかる。〈サンダー〉たちがサイレンサー付きの銃器で攻撃を仕掛けてきたのだ。巡査が倒れ、裏口から出発しかけた看守たちも全滅してしまう。辛くも生き延びた囚人ウェルズとナポレオンを救出し、留置所に戻すビショップ。しかし、この危地を脱するには男手が必要だ。そこでナポレオンらの手錠を外して銃を預け、署を守るため手を組むのだった。
「要塞警察」。カーペンターの初期代表作です。リメイク版より遥かにシンプルで面白い。特に、スネークの原型とも言えるナポレオンの造形が良かったですね。無音銃撃という珍しい描写と、リオブラボーオマージュのようなライフル投げなど、見どころは多いです。
(ブルーレイのみ所有ソフト:56枚目)
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