中国から韓国に密入国した男チェンは、大事そうに木箱を抱えていた。中身は鰻。チェンは父と共に養殖業者として韓国に鰻をおろしていたが、水銀が検出されたため破棄するという通達を受けていた。おかげで養殖場が潰れ父が倒れてしまった。納得いかないチェンは、鰻を持参して韓国の食品安全庁に乗り込み、再検査をしてもらおうと思ったのだ。庁の検査員ミは彼に同情し鰻を調べるが、やはり水銀が検出されてしまう。失意のチェンは、ヤクザまがいの男たちと知り合いある倉庫の警備員として働きだすが、そこで行われている取引の実態を知りショックを受けるのだった。
「鰻の男」。
セリフ無しで男女が対峙するエロチシズム、鰻の滑り具合、何とも言えない気持ちの悪さからキム・ギドクっぽいなーと思ったら、本当にギドクさんの脚本・製作でした。韓国人の(というか我々日本人も含め)中国蔑視からくる傲慢さがテーマです。メイドインチャイナの哀しさとメイドインコリアの情けなさ。なかなか良いドラマでした。
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