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2015年10月25日21:48

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土曜ギリギリ(ほんとは日曜ウソチョク)日記:177 「ドローン、インターン、ギャラクシー」


はい、三本立て鑑賞終わりました。まずは、早く吐き出したいので最後に観た「ギャラクシー街道」から!


えーと。
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ちょっとビックリするくらい酷いです。

宇宙にある寂れたバーガーショップが舞台に固定されています。密室劇なのは解りますが、ストーリーが一向に進まない。色んな客がいて、色んな会話をするんだけど、大したオチがない。本筋のノアノエ夫婦の危機話も、まるで転がらない。ギャグが一つも笑えず、魅力あるキャラが1人も出てこない。カットのテンポも悪く、五分に一回アクビを誘発。見事に退屈な映画に仕上がりました。食い物屋で出産さわぎが起きて、女優が変なポーズとるのは「エイプリルフール」でも経験済み。ツマラナサは保証されているのです。起承転結の起だけで2時間見せる、究極のクズ映画。あなたが真性Mなら、劇場でぜひ!



続いて、満員御礼だった「マイ・インターン」。
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社会貢献の一環として、65歳以上のシニアを採用することになったアパレルネット通販会社〈アバウト・ザ・フィット〉。この採用枠で女社長ジュールスの雑用係の職を得た70歳のベンは、化石のような堅物おじさんだった。ジュールスはそんな彼を最初は疎んじながらも、やがて最高のパートナーとして認めるようになる。


一種のバディピクチャーとして見ると、非常に面白いです。バディピクチャーは、人種や性別や価値観の違う二人が互いに影響を与えつつ成長していく様を描きながら一つのゴールに到達するというのがセオリー。マイ・インターンもこれに則ってますが、面白いのが2人の価値観が逆転している点。21世紀のイケてる女であるはずのジュールスが、家族との安定のために夢やキャリアを諦めようとするのに対し、70歳のベンは女性への偏見が全くなく、躊躇うジュールスを後押ししてキャリアを守れと諭すのです。一般的には、反対ですよね。ただ、どちらの結論になってもハッピーエンドなので、ドラマチックさは無いんですがね。

鏡の前で独り言したり、ファーストデートで変わったとこに行ったりなど、デ・ニーロのセルフパロディも笑えます。あとエンドクレジットで「サンフランシスコのホテルのマネージャー役」の女性の姓がデ・ニーロと気付きました。もしや娘?




さてさて、実は本日一番のオススメは、朝一で観た「ドローン・オブ・ウォー」。

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2010年ネバダ州。アフガンでタリバンを攻撃する無人機リーパーは、ここラスベガスの空軍基地で操縦されていた。四人一組でコンテナに篭り、テレビモニターを見ながら「殺人」を行うのが仕事だ。操縦士のトミー・イーガン少佐は、副操縦士のスアレス、バックアップのジマー&クリスティと組んで淡々と仕事をこなしていたが、任務に誇りを持てず酒に溺れるようになっていた。上司のジョンズ中佐に、何とか戦闘機乗りに戻してくれと懇願しているが、妻モリーはそんな夫の希望に理解はない。今の仕事は、夜には帰宅して家族と過ごす時間もあり、何より戦死の心配が全くないのだ。妻の思いと、やり甲斐のない任務との狭間で苦悩するトミー。やがてCIAの極秘作戦下に入ったトミーは、非人道的な任務の連続から、ついに精神の限界を迎えてしまう。



「レーザー」
「マスターアームオン」
「3.2.1…ライフル」
「ミサイル飛翔10秒」
「…グッドキル」
という一連の流れに美学と恐怖を感じた一本。まあ、仕事に於ける自己存在意義のハナシですな。一見「羨ましい仕事」に見えるドローン操縦士のストレスが、観客自身の物となってジワジワ首を絞めてくる感覚。その演出…ラスベガスの住宅地を空撮で捉えてアフガンと対比させたり、夢の中で飛翔するトミーの機の美しい映像など、「ガタカ」のアンドリュー・ニコル監督作と聞いていちいち合点がいきました。キッチリとしたオチもあり、映画としての完成度は高いと思います。オススメ!



……さあて、来週水曜は「ヴィジット」の予定。サバイバーは涙を飲んでレンタル待ちか(泣)
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