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2015年06月03日11:07

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満塁被弾に虎党から怒りのメガホン!呉昇桓、二死から悪夢の背信投



 (セ・パ交流戦、阪神3−6ロッテ、1回戦、ロッテ1勝、2日、甲子園)そらないで! 阪神は1点リードで迎えた九回、抑えの呉昇桓投手(32)が二死無走者からピンチを招き、角中勝也外野手(28)に逆転満塁弾を浴びた。悪夢の背信投に右翼席の虎党からは大量のメガホンが投げ込まれた。3連敗で借金は3。中日に抜かれて4位に転落だ。こんな負けは二度とごめんや!

 虎党の悲鳴が上がる。石仏とまで形容される表情がゆがむ。白球がスタンドに消えると、呉昇桓は首をかしげ、肩を落とした。今年の甲子園初被弾がまさかの移籍2年目にして初の満塁弾…。「あと1人」コールから逆転を許し、どん底に突き落とされた。

 「自分がああいう状況を作ってしまったというのが、きょうの反省点です」

 言い訳はしない。不運な安打や微妙な判定も受け止めた。出番は1点を守る九回だった。簡単に二死としたが、根元の中前打、清田の遊撃内野安打で雲行きは怪しくなる。鈴木には四球を与え、満塁にピンチを広げる。そして、好打者・角中。140キロ台後半の直球を外角に決めきれず、フルカウントに持ち込まれた末の9球目だった。

 高めに浮いたスライダーをジャストミートされた。右越えの一発を食らい、客席からは無数のメガホンが投げ込まれた。4月19日の巨人戦(甲子園)以来、今シーズン2度目の救援失敗。右腕に初めて土がついた。

 勝利寸前からの大暗転に和田監督もうめくしかなかった。

 「二死からやからな…。(鈴木の)四球がやっぱり一番痛かったけど…。(角中には)なかなかボール球を投げられないカウントになってしまったからね」

 チームは6月の初陣で痛すぎる敗戦を喫し、3連敗。竜に抜かれ、4位に転落した。一時は完済した借金も再び「3」に膨れた。波に乗れそうで乗れないもどかしい日々が続く。それでも、指揮官は気丈に前を向いた。

 「(敗戦を)響かしたらあかんわ。痛いのは痛いけど、また明日ゲームがあるから、この負けを乗り越えていかないと」

 3日のロッテとの第2ラウンドは26イニング連続無失点中の藤浪に先発マウンドを託す。絶対的クローザーが沈んだ勝ちパターンからの敗戦を引きずるわけにはいかない。




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