http://irorio.jp/sousuke/20150421/223173/
西アフリカを中心に猛威をふるい、世界中を震撼させたエボラ出血熱。米疾病対策センターによると、公式に認められているだけで現在までに10,715以上の患者が死亡している。
但し再流行の可能性は残るものの、世界的な拡大(パンデミック)の脅威は去り、事態は終息に向かいつつあるといわれる。世界中が胸をなで下ろした感があるが、ここへきてWHO(世界保健機関)より気になる情報がもたらされた。
完治から半年後、生存者の精液で「陽性」
同機関スポークスマンであるTarik Jasarevic氏が仏通信社AFPに伝えたところによると、昨年9月に「エボラ出血熱が完治した」と診断され、血液検査で「陰性」となった男性の精液を175日後に検査した結果、「陽性」であることがわかったとか。
たとえ病気は治っても、精液でエボラウイルスが生き続けることは予てより指摘されてきたが、半年という長きにわたって生存している事実が判明したのは初めてだという。
性感染症と同様の対処を
今回の結果を受けWHOでは、エボラ出血熱の元患者には、完治後も性感染症と同様の対処が必要で、今後追って通達するまでは性交渉による感染を予防するよう注意を促している。
異例とはいえ、回復または死亡した患者の体内でこれだけ長くウイルスが生きていると判明しては、終息には程遠い状況であり、生存者への迅速な情報提供が必要なのは言うまでもない。
・出典元:Ebola virus found in semen six months after recovery: WHO - Mail Online(4/15)
・出典元:Ebola Virus Found In Survivor's Semen 6 Months Aft - Medical Daily(4/17)
・出典元:2014 Ebola Outbreak in West Africa - Case Counts - Centers for Disease Control and Prevention(4/20)
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