他人の記憶に侵入し、過去を覗く能力を持つ者たちを抱える調査会社<マインドスコープ>。覗いた過去は裁判で証拠として扱われることはないが、その内容の真実味からも、嘘発見機よりは精度が高いと考えられ、顧客は数多い。そんな会社の調査員ジョン・ワシントンは、最高の記憶探査能力を持つ「記憶探偵」だ。妻の自殺がトラウマとなり、長期の休みをとっていた彼だが、社長のセバスチャンから新たな仕事を回してもらうことになる。それは、セレブ一家グリーン家の娘アナの記憶を探ること。ティーンエイジャーのアナは、最近自傷行為や拒食症のため、屋敷の屋根裏部屋に軟禁されているとのこと。継父のロバートは、彼女を施設に放り込もうとしているが、母ミシェルは、何とか衰弱しているアナが食事をとれるようにと願っている。というわけで、とりあえず、食事をとれなくなったトラウマを探り出して解決するのが任務というわけだ。早速ジョンはアナと面会し、彼女の過去を探っていくのだが・・・
「記憶探偵と鍵のかかった少女」。
設定は非常に興味があるし、観客が見せられる記憶が真実か捏造か判らないという心地よい混乱もあったりで、面白さはふつうのタイムパラドックス映画なみにはあります。が、話が大して大きくないのが大減点。結局、ただの少女の家出に中年男が利用させるというハナシで、猟奇的な殺人が一つもないと、盛り上がりに欠けます。あまりオススメはしませんねえ・・・
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