mixiユーザー(id:5677348)

2014年12月13日23:44

615 view

北海道独り旅七日目 SLはこだてクリスマスファンタジーの旅

今朝は5時起き。
昨夜は2時過ぎまで起きていたから、かなり辛い。
身支度を整えて、駅へと向かう。
函館5時54分発、普通列車の砂原経由長万部行きは既に入線していた。
キハ40の2輛編成。
2輛目に乗ろうとしたら、運転士に「どちらまで行きますか?」と聞かれた。
「森まで」と答えると、「後の車輛は大沼で切り離しますから、前の車輛にお乗り下さい」と案内された。
何となく世間話して、何処から来たのか聞かれたので、京都からと答えると、驚かれる。
東京からだと列車で北海道来る人はまあいてるが、関西からは殆ど飛行機だそうだ。

大沼まではまだ夜も明けて無いし、眠気もあり仮眠を取る。
大沼で目が醒め、ちょうど後の車輛を切り離す所だった。
フォト
大沼からはいよいよ、砂原支線へと入る。
ようやく空も白み始めた。

銚子口で列車交換。
高校生を広いながら進む。
鹿部を過ぎると、ちらりちらりと内浦湾が見える。
支線の愛称になっている渡島砂原は、何て事の無い無人駅だった。

7時34分、森に到着。
これで函館本線を完乗、と同時にJR北海道の全路線を走破した。
列車交換も兼ねて函館からの列車も停車したままであるが、改札を出て、駅待合室へ。
たまたまいた人と何となく話し掛けられて、京都から来たと話したら、何と京都の三菱で長年働いて、定年後に故郷の森町に帰って来られた方出会った。

森で折り返しの列車を待っていたら、「北斗星」が到着した。
食堂車で朝食中、個室から出て来る人もいる。
羨ましい限りである。
鉄オタだけで無く、一般客もかなりいたのには驚いた。

7時55分、渡島砂原経由の函館行きが到着した。
そして、大沼公園から来たキハ40も到着。
3列車が揃い踏み。
渡島砂原経由の函館行きは、8時7分の発車予定であるが、交換の貨物列車が遅れているらしく、それを待ってから発車するとの案内がある。
結局、7分程遅れで発車。
大沼到着も遅れるかと思ったが、定刻の9時に到着。
大沼発9時5分の大沼公園経由の普通列車が1分程遅れて到着した。
大沼公園に9時8分に到着。
フォト
15分にSLはこだてクリスマスファンタジー1号が到着。
フォト
狭い大沼公園のホームや待合室が物凄い事になった。
何故か支那人が多い。
大沼公園はホーム一本しか無いので、SLはこだてクリスマスファンタジーは赤井川まで待避する。
1時間ばかりあるので、大沼湖畔まで歩いてみた。
フォト
土産物屋は歓迎している様だ。
フォト
先発の特急「北斗」が苗穂でのポイント故障の影響で14分遅れで運行していると云う。
10時過ぎ、特急「北斗」が発車して行き、ようやく、快速「SLはこだてクリスマスファンタジー」が入線した。

「SLはこだてクリスマスファンタジー」の車輛は14系を中心にした5輛編成であるが、4号車のみ半室ビュッフェのスハシ44を連結している。
今回の私の座席は、4号車5番A席。
スハシ44である。
フォト
車内は、テーブルが着いたりモケットが張り替えられていたりするが、基本は種車の国鉄スハ43系客車のスハフ44 2。
スハ43系客車は、急行列車のサービス向上を目的に、従来の客車と比較して居住性を大幅に改善した客車で、1951年から製造されている。
所謂、旧型客車と云われる車輛である。
旧型客車など乗るのは90年の夏以来。
ましてや、半室とは云え記号が「シ」
ビュッフェスタイルの食堂車である。
フォト
記号「シ」の車輛など95年に特急「つばめ」「にちりんシーガイア」で乗車して以来。
車内で調製しているのはコーヒーだけとは云え、紛れも無く食堂車。
五島軒のアップルロールケーキとコーヒーを頂き、優雅な一時を過ごす。
フォト
今朝の「北斗星」何する物ぞ。
此方は蒸気機関車牽引の旧型客車の食堂車であるぞ。

19年振りの「食堂車」を心行くまで堪能し、僅か40分のSLの旅は終わり函館に到着した。
フォト
紛うことなき「シ」の記号。
フォト

次の特急「スーパー北斗7号」は12時29分発。
1時間半は時間があるのだが、外は吹雪出し、また「スーパー北斗7号」は指定席グリーン席共に売り切れと聞いていたから、自由席を並ぶ事にした。
駅周辺の土産物屋を見て、5番線へ。
函館駅のホームは寒く、つい立ち食いのそばを頂く。
12時10分、「スーパー北斗7号」が入線。
6号車12番D席に陣取った。
入線した頃は並ぶ程の混雑では無かったが、発車が近付くとまた支那人の団体が現れ車内が混沌とする。

流石に連続の寝不足疲労が祟り、うとうととしてしまう。
目が醒めたらちょうど山崎を通過していた。
長万部を過ぎて、乗車直後に予約しておいた、名物の「もりそば」が届く。
フォト
これは、私が勝手に「日本四大駅そば」と読んでいる物で、立ち食いスタイルでは無く、折詰の駅弁になっている。
昔と変わらぬ味で旨い。
フォト
窓の外は雪の内浦湾。
旅の醍醐味である。

洞爺に着くと、交換列車が遅れていると云う。
9分の遅れで発車した。
段々と雪が浅くなり伊達紋別を過ぎると雪が無くなった。
完全に地面が見えており、冬の北海道とは思えない。
伊達紋別で隣の12番C席が埋まった。
東室蘭では通路まで立客で溢れる事態に。
再び睡魔が襲い、目が醒めたら札幌の手前だった。

札幌で、駅構内にある土産物屋で慌ただしく土産物を買う。
そして、4番線へと急ぐ。
実はこの旅日記の一日目で、敢えて書かなかった事がある。
東京からの夜行バスが遅れ、青森駅で一時間もの待機時間が出来て仕舞ったが、その時にふと思い付いてみどりの窓口へ行ってみた。
殆ど駄目元であったが

「13日の札幌発の北斗星、開放式なら一つ空きがありますが…」

何と、キャンセルが出ていた様だ。
「食堂車の予約は出来ますか?」
「二回目でしたら、フランス料理、懐石とどちらもお取り出来ます」
暫し熟考し
「懐石でお願い致します」
懐石にしたのは、単純に安いのと、あとワインが高いから。
それだけである。
こう云う経緯で、札幌駅で「北斗星」を待つ。
フォト

私は余り「ブルトレ」とか云う言い方は好きでは無いのだが、幼き頃にブルトレブームの中を過ごした身として、いよいよ最後となったブルートレインに敬意を表して「ブルトレ」と云ってみる。
17時過ぎ、DD51に牽引された「北斗星」が入線。
子供の頃、憧れたブルトレ。
その最新鋭たる24系25形。
多数の人が写真を撮っている。
私の座席は1号車14番の上段。
1号車は開放式B寝台ではあるが、4人で利用すると個室にもなる車輛。
所謂、コンパートで、戦前の個室寝台でも4人部屋は基本だったと云う。
ソロやロイヤルは取れなかったが、まあ満足。
自身の寝台に荷物を置いて6号車のロビーカーへ移動。
フォト
撮影を犠牲にしても、場所取りに専念する。

17時12分、音もショックも無く発車。
ゆっくりと札幌駅を離れる。
これから1200km、16時間の旅路。
まだロビーカーは人が少ない。
なので、記念撮影も難なく撮れる。
フォト

発車して暫くしたら、「ハイケンスのセレナーデ」のオルゴールが流れる。
そして、上野までの案内が入る。
ロビーカーまで、シャワー利用券購入の列が伸びている。
それが一段落したら、18時からの第一回目のディナータイムの客が集まり始める。
そして、ロビーでのんびり過ごそうとする客も。
ツマミでビール、或いは駅弁を食べている人も。
ひょっとしたら、食堂車グランシャリオのパブタイム待ちの人もいるかも知れない。

伊達紋別の手前19時40分、グランシャリオの予約があるので赴く。
「ブルトレ」の食堂車は初めて。
昔の、子供の頃の自分に云いたい。
「ブルトレ」に憧れていた時分の私に。
30数年後、予想以上の念願が叶うぞ、と。
フォト

当時の彼、幼き私は云うだろう。

「42になるまでブルトレの食堂車も利用出来ないのか、この甲斐性無し!!」

フォト
そのまま、懐石で一盞。
フォト

フォト

八雲、ゆかり様を通過し、今朝、北斗星を見送った森辺りで、呑み終わった。
ロビーカーに戻ると、パブタイム待ちの長蛇の列。
パブタイムはあきらめる。
その代わりビール呑みながら、ロビーカーにて一盞。
ロビーカーにいる方々と、何だかんだで話が盛り上がる。
楽しい一時。

青函トンネルも抜けて、いよいよ明日、帝都。
しかし、ロビーカーで出会った自衛官の青年が、ゲオ様に似ている…


13 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2014年12月>
日 月 火 水 木 金 土
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031