本日のトピックです。
今日は、お勧めの本があります。
「食品の裏側―みんな大好きな食品添加物」
著者 安部 司
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492222669/isokazuakicom-22
60万部のベストセラーだそうで、読者の中には
既に読まれた方も多くいる事でしょう。
この本を書かれた安部さんは、添加物の商社に勤めていた経歴のある、
添加物の神様と呼ばれた方。
食品メーカーに、言葉巧みに添加物を販売するトップセールスマンでした。
しかしある日、子供の誕生日に食卓に並んだミートボールをみて愕然とします。
それは、彼自身が開発したミートボールだったからです!
このミートボールには、肉は殆ど入っておらず、添加物で
数倍に膨らましただけの、いわば添加物ボール。
原価は20−30円足らずのため、100円で販売してメーカーは
ぼろ儲けして、ビルが立ったというくらい売れたヒット商品。
なので、安部さんにとって誇りの商品だったのです。
子供の食卓に出てくるのをみるまでは。
ここからが、この本の好きなところですが、ここで彼は
目覚めます。今まで自分がやってきたことは、武器を売って
お金を儲ける、いわゆる死の商人と変わらないのではないか?
そう考えると、その日一睡もできず、翌日、長年勤めて
トップセールスとして高給をもらっていた会社を辞めます。
そして今は、添加物の実際を講演してまわるお仕事を
されています。
見事な人生のシナリオだと思います。
読んでみると、何となくは想像していても、ここまでだったのか!
という話のオンパレードです。
添加物の白い粉と水だけでつくる極上のラーメンのつゆとか、
レモン●個分のビタミンのからくりとか、
添加物のプールで泳がせた切り売りサラダとか
私は、子供と親にもこの本を贈りました。
日本で食事をする人は全員読んだ方が良い本だと
思いました。
添加物のお話も為になりますが、食品ラベルの
からくりも為になりました。
健康を気にされている方、是非読んでみて下さい。
では、本日は以上です。
最後までお読み頂きありがとうございます。
人生最適化コンサルタント
礒 一明
ミユ追記:紹介の本の内容を一部抜粋してみました。
『安部:
手作りのメーカーに職人の魂を売らせる、私の“悪魔のささやき”ですね。あれは、ほんの一例です。添加物を使えば、長年培ってきた“職人の技”がなくても、ある程度のレベルのものを安く、簡単に作れるようになります。職人のプライドを持って仕事をしてきた親父さんを、「そんなつらい仕事、息子さんは継ぎませんよ」という言葉で決断させたこともありました。
私がその仕事を辞めたのは、ある時「自分や自分の家族も消費者だ」ということに気づいたからです。自分が開発した添加物まみれのインスタント食品は、自分の子どもたちには決して食べさせたくないものだったのです。実際、これは加工食品の現場で働く人たちにとって当たり前のことでした。添加物を大量に使って作ったハムや漬け物、干物といった食品を、現場の人間は皆「食べたくない」「気持ち悪い」と言い切っています。
――私たちが普段食べているものは、作っている側にとってみれば口にできないようなものだということですか。
安部:
だからといって、何も知らされずにそういう食品を買っている消費者=被害者という図式が即成り立つわけではないと、私は考えています。本の中でも書きましたが、添加物は光と陰の部分が表裏一体です。陰の部分はもちろん、添加物の持つ毒性や危険性。光の部分は、添加物があるおかげで、私たちは楽をして簡単に食事ができるという点です。
中略
日本人には、誰か一人を悪者にしたがるような発想がありますが、添加物の問題は「国が悪い」とか「メーカーが悪い」といった、そんな単純なものではありません。「安い」「便利」「見た目がキレイ」なものを求める消費者がいるから、それに応じる製造者や販売者がいる。結局、そういった食品を好んで、何の問題意識もなく購入している消費者は、添加物を支持しているのと同じことになるのです。
中略
「こんな添加物でコテコテのものを売ってはいけない」という前に、あなたがそれを選択しないという方法もあるのです。「こんな添加物だらけのものはイヤだ」と誰も買わなければ、今の流通制度ならPOSデータのABC分析により、3日後には売り場から消えてしまいますよ。』
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/interview/62/ より
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