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2014年06月21日22:20

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【旅行記】2014.4: バングラデシュ-潜入!北朝鮮レストラン in ダッカ-

ああ 川の流れのように
                  美空ひばり

写真はこちら→
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000090567793&owner_id=3688633

激しい雨音で目が覚めた。幸いにも昼間にスコールに遭遇する事はなかったが、バングラデシュは今は雨期。気温も暑く、最高気温は確か42度位である。ただ何年も前にやはりGWにインドに行った時はラジャスタンで忘れもしない49度を記録したので、インドよりは幾分マシか。

本日の課題は「ダッカに戻って買い物をしよう」である。
ホテルで朝食を取り、リキシャでバスターミナルへ。ちょうど出発しかけたダッカ行きのバスに飛び乗った。ダッカまでは休憩を挟んで5時間強、途中からは行きと同じ道でジョムナ橋を通過した。
行きと同じガブトリバスターミナルに到着し、CNGで今夜のホテルを目指す。CNGドライバーが少し道に迷ったが、通行人に聞きまくって何とか到着した。1泊だけするダッカの宿はこちら。

Tropical Daisy
http://www.tropical-daisy.com/

Booking.comのキャンペーンで3500円位だったかな。明らかにまた良いホテルに泊まり過ぎだが、これには事情がある。ダッカで外国人が泊まれるホテルは、限られたエリアにしかない。幾つかエリアがある中で私が選んだのは買い物と観光、空港までの距離を考慮して「グルシャン」というエリア。初日に泊まったホテルのある「ボナニ」というエリアは、すぐ隣である。そしてこれらのエリアにはいわゆる本当の安宿は無いのだ。
一番安いタイプの部屋を予約した筈だが、通されたのは何故かスイートみたいな2部屋続きでバスタブまである。従業員は地方都市のホテルと違い、英語が流暢で品もある。地方都市では全く見かけなかった欧米人の客もいた。
荷物を置いて、買い物に出かける。と、その前に昼食を取っていなかった事を思い出したが、バスの中でマンゴージュースと非常食のソイジョイを消化したのでそれ程空腹ではない。という事で、通りがかりのお洒落なアイスクリーム屋でチョコアイスを。客は上流階級らしいバングラ女性と欧米人夫婦。日本で食べるよりは幾分安いが、やたらと甘かった。どうやらこの国は甘いものはとことん甘い傾向にあるらしい。

グルシャンエリアはグルシャンサークルというラウンドアバウトを中心に、大通りが四方に広がっている。大通り沿いに店が多いが、ここは東京で言う銀座みたいな所なので本当に庶民価格の店は無い。外国人観光客と上流階級を対象としたNGO系のショップと、ローカルなデパート、スーパーマーケットを中心に周った。私の大好物・エスニック服に関しては、ローカルなデパートや市場はやはり日本で着れない様なデザインが多くNGOのショップで買うしかなかった。もちろんそれでも日本で買うよりは安いのだが。一番品揃えが良かったのは「アーロン」というショップで、ヨーロッパにも支店があるらしい。
また少し前に、ダッカのユニクロを取り上げたドキュメンタリーをテレビで観たので、ボナニエリアにある店舗に行ってみた。
フォト

広さは東京駅構内にある店舗位だろうか。品物は日本でも見かけるものがほとんどだが、イスラムに配慮したと思われるチュニックや、オリジナルTシャツもあった(300円位だったので1枚購入)。値段はおそらく現地ではそこそこの高級品レベル。店員はよく教育されており、日本で定期的に「いらっしゃいませ〜」と言うのと同じで、「Welcome to Gramin UNIQLO〜(何故か英語)」と言っていた。しかし店員が勧めてくる商品がことごとく今、私が着てるレギンスやらブラトップなのには笑った。「それ今着てるよ」って言ったら、店員も苦笑い。ちなみにGramin UNIQLOのGramin(グラミン)とは、「マイクロクレジット」という少額の融資を農村部の女性に行い、農村部の貧困を改善したという事でノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏をトップとする企業グループである。このグラミングループとユニクロの合弁会社なので、「Gramin UNIQLO」。
結局お土産で買ったものは、ユニクロ以外だと自分用エスニック服数枚とハーブのパックと石鹸、友人・職場用の紅茶(インドに近い地域には、紅茶のプランテーションがある)くらいか。観光業が全く発達していないので、お土産屋も充実していない。

そしてこの日の夕食。
北朝鮮国営レストランというものが存在する。バックパッカーに一番有名なのはアンコールワットの街・カンボジアのシェムリアップのものだが、アジア各国や中国各地にもある。
そしてここダッカにもあるという事なので、思い切って言ってみた。その名も「ピョンヤン」、場所はボナニとグルシャンの境あたり。「地○の歩き方」にある場所は間違っていた(実際には同じ通りのもっと奥にある)。
意を決して「アニョハセヨー」とドアを開けると、「ニイハオ」と美しい女性が。おお、これが噂の喜び組か、しかしいきなり中国人に間違えられるとは。
ちなみに10分で描いた喜び組はこちら。デッサン狂っててすみません…。
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店内は清潔で、喜び組ウェイトレスは4人位か。席に案内され、メニューを渡される。目の前の柱には「写真撮影禁止」の表示が。
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メニューは日本の韓国料理店で見かけるものが主で、あまり珍しいものはなかった気がする。一番珍しいのは、ビールがあったことか。バングラデシュはイスラム国なので、もちろんその辺の店でアルコールは売っていないし、ローカルレストランでもメニューにはない。一応、地ビールで「ハンタービール」というものがあるらしいのだが、北朝鮮レストランにはなかった(ハイネケン等のみ)。高級ホテルに行けばあるみたいだったが、個人的にはそこまでアルコールに執着していないので必死に探す事もしなかった。
オーダーしたのは、ピョンヤン冷麺。料理を待っていると、近くのテーブルから日本語らしき声が聞こえてきた。暫く様子を伺っていると、喜び組ウェイトレスが、カラオケを始めた。先ずは喜び組が一人で。曲名は「アリラン(朝鮮民謡)」と松田聖子の「赤いスイトピー」、石川さゆりの「天城越え」を。透き通る様な声で上手いし、日本語もちゃんとしている。次に千昌夫の「北国の春」を日本人グループのおじさんとデュエット。そして次は美空ひばりの「川の流れのように」。

ゲッ…私にマイクを渡してきた!!
なぜ日本人とバレましたか?

で、喜び組とデュエットしたった…(爆)。

私、この曲に関しては小学生の頃流行って、でもこれを歌った人は流行った後にすぐ亡くなった位の知識で、かなりうろ覚えだった。でも誤魔化しつつ、なんとか歌い切った(尚、喜び組と比べると歌唱力は…)。

歌い終わると、「え?日本人?」と日本人グループから相席の招待を頂いた。日本人グループはどこかの企業の駐在員と出張者で、常連との事だった。案の定、日本人女が一人でバングラデシュ旅行している事にとても驚いていた。やはりこの国で仕事をするには色々と苦労が尽きず、駐在員のおじさん(60近く)はここで定年を迎えるのは嫌だ…と愚痴を溢していた。
そうこうしている内にもカラオケは続き、おじさん達も演歌やらを歌わされている。選曲は演歌と70〜80年代歌謡曲で、客は選べない。私も欧陽菲菲の「ラヴ・イズ・ オーヴァー」を歌わされた(おじさん達が誰もこの曲をちゃんと知らなかったので)。
ちなみにカラオケは懐かしのレーザーディスク、久しぶりに見た…。またどういう仕組みか、バック画面はどの曲でも北朝鮮の金剛山やらの景勝地の映像だった。
どうやら喜び組を撮らなければ大丈夫との事なので、こちらがステージ。運が良いとショーが見られるらしい。
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しかしまさか、バングラデシュに来てまでカラオケをする事なるとは
(汗)。

北朝鮮国営レストランに行くという事は、拉致等で問題になっている北朝鮮に微額ながらも資金提供をすることになるという事はわかっている。この旅行記を読んでいる人はほとんどいないとわかっているが、もし気分を害されたら申し訳ないです。好奇心が勝ってしまった自分が悪いのです。
ちなみに一部の人はわかると思うけど、公開制限はしてます。


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