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2013年08月14日00:47

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みちのく独り旅 うさぎさんに出逢う旅

東横イン山形駅西口402号室にて、6時15分に起床。
18切符乗り鉄旅行は始発出発が基本である。
軽く食事を取り、山形7時4分発の左沢線の始発列車に乗る。
駅構内に、「けいおん!!」のコスプレポスターが掲示されており、面喰らう。
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ホームに降りたら丁度、入線して来た所だった。

左沢線用のキハ100が4輛で入って来た。
これの行き先は「寒河江」となっている。
直に左沢行の2輛編成も入線し、連結して6輛編成となった。
定刻に発車し、本線とはY字になった北山形から左沢線に入る。

羽前山辺を過ぎた辺りから、果樹園や田んぼが広がる、長閑な田園風景が広がっている。
羽前金沢、羽前長崎と羽前を冠した駅名が続く。
寒河江には7時30分に到着。
寒河江止まりの4輛を切り離す為に、7分程停車する。
駅スタンプなどを集める乗り鉄には、有難い停車時間である。
切り離された寒河江止まりの列車は、山形行に装いを変えていた。

7時37分、寒河江を発車。
西寒河江もかなりの降客があり、車内が閑散とした。
坦々と進み古い集落を見下ろす様な線形で、終着の左沢に着いた。
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折り返しの山形行は7時59分発。
8分程時間があるのでスタンプと駅構内撮影に費やす。
恐らく、左沢に訪れる事は二度と無いだろう。
何となく、そんな気がした。

寒河江では下り列車と交換する為に、12分停車する。
結構な乗車がある。
ここから少しうとうととしていたが、北山形に到着したら、立ち席も出る位の乗車率であった。

山形に到着し、次は9時35分の奥羽本線米沢行。
標準軌に履き替えた701系だった。
30分程時間があったから、土産物屋を覗いて時間を潰す。
米沢行は立ち席もかなりある。
山形からの奥羽本線上りは、「つばさ」や急行「津軽」等で何度か乗車して来た。
しかし、各駅停車は今回が初めて。
同じ路線でも車輛が違うと車窓の雰囲気も違う。
赤湯には10時5分に到着。

次は本日のもう一つの目的、山形鉄道フラワー長井線。
10時36分の発車なので、駅構内を彷徨いてみる。
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南陽市のゆるキャラは、うさぎさんがモチーフらしい。
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そして、いよいよフラワー長井線へ。
この路線は元は国鉄長井線。
昭和63年10月に第三セクター化され、今に至る。
連絡通路にある山形鉄道の案内には、萌えキャラもいた。
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ホームに降りると既に荒砥行が停車していた。
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車輛は何と、宮内駅のうさぎ駅長もっちぃのラッピング車「うさてつもっちぃ列車」だった。
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東京からの臨時「つばさ」が遅れていた為、5分程遅れて発車。
今泉で米坂線と接続する。
ここでも新潟からの快速「べにばな」が遅れている為に、接続待ち。
遅れが増大して行く。
結局、14分遅れの11時10分に発車した。
沿線の中心街長井を過ぎると乗客も減り、終点の荒砥に着いた。
15分の遅れで、慌ただしく車輛を入れ替えて、11時43分に発車。
今度の車輛はスィングガールズのラッピング車とノーマル車の2輛編成だった。
沿線には白兎と云う駅がある。
何の事も無い無人駅だが、南陽市のゆるキャラ、宮内駅のうさぎ駅長もっちぃと、うさぎ尽くしな気がしないでもない。
その、宮内駅で途中下車。
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駅長もっちぃと御対面。
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更に駅員のてん、ぴーたーも勤務中。
てんは小屋から出て、接客をしている。
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話題になっているから、もっちぃグッズも多数置いてある。
近頃は臨時駅員で、亀のかめ吉と云う駅員もいているようだ。
因みに、このかめ吉は、駅前の食堂三浦屋からの派遣である。

次の列車まで一時間以上もあるから、日本三熊野の一つである、宮内熊野大社へ詣る事にした。
駅から徒歩10分程度で、丁度良い。
806年に平城天皇の勅命にてご再建。
東北の伊勢とも云われる。
先ずは拝殿に詣でる。
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そして、本殿へ。
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宮内の熊野大社には「三羽の兎」伝説がある。
本殿の裏側の彫刻に三羽の兎が隠し彫りされており、全て見付けると願い事が叶うと伝えられている。
なので、私も目を凝らして捜してみた。
何とか、それらしい物を三つ見付けたが、正解かは解らない。
ただ、見る人によっては兎に見えないとの事だから、正解と云う事にしておく。
因みに、宮内の熊野大社は縁結びでも有名で、人気のパワースポットになっているそうだ。

駅前に戻り、かめ吉の勧めに従い三浦屋へ。
中華そば550円を注文。
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正に昔ながらの支那そばで、飾らない味わいが美味であった。

最後に、もっちぃ、てん、ぴーたーに挨拶。
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14時12分の赤湯行に乗り、宮内を後にする。
車内のポスターにも、もっちぃが描かれていた。
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このポスターは正直、欲しい。
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赤湯から再び奥羽本線へ。
14時55分米沢行に乗車。
車輛は標準軌に履き替えた719系。
幸い進行方向の二人掛けに座る事が出来た。
米沢には15時13分着。
次の福島行は17時46分で、2時間半程時間がある。
なので、米沢市内を散策してみた。
旧市街までは2?q程度の距離だから、徒歩20分程。
時間も遅いし、そこまで観光する時間も無いから、「東光の酒蔵
酒造り資料館」に行く事にした。
ぶらぶらと寄り道しながら資料館に着いたら16時前だった。
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入館料310円を払い、じっくりと見学。
酒処たる京都にいる癖に酒蔵見学は数える程もしておらず、なかなか新鮮な楽しみがある。
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ドイツに反応してしまうのは、最早お約束だ。
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見学が終わればお楽しみなのが試飲。
東光の純米が旨かったから、一升瓶で実家に送っておいた。

酒造資料館を出たら17時近かったので駅へ戻る。
17時15分頃、駅に着いたら福島行が入線していた。
719系の標準軌である。
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17時46分定刻に発車した。

米沢から福島の間には奥羽本線最大の難所である板谷峠が控えている。
かつては4駅連続スイッチバックと云う、とんでもない線形であった。
山形新幹線の標準軌化工事でスイッチバックは全て解消されたが、それでも急勾配が連続するのは変わらない。
関根を発車すると山が迫り、勾配がきつくなって来る。
この辺りは豪雪地帯でもあるから、要所要所にスノーセッドがある。
その一つで停車したと思えば、大沢だった。
スイッチバックの跡が夏草に埋もれている。
更に勾配を進むと峠。
名物の「峠の力餅」売りは健在であり、何となくほっとする。
売り子がまだ若い兄ちゃんだったから、世代交代も上手く行っている様だ。

峠を出てトンネルを抜けると下り勾配
になる。
板谷もスイッチバックの跡が綺麗に残って、乗客の通路になっているみたいだった。
板谷からは距離があるのか、車掌が検札に来た。
赤岩にもスイッチバックの跡が色濃く残っていた。
その赤岩を過ぎると、久し振りに車窓に人家が見えて来て福島の町が近くなった。
板谷峠を抜けると、福島である。
遅れる事も無く、18時31分定刻に到着。
やはり、板谷峠は「つばさ」の車窓より各駅停車の方が美しい景色を見せて呉れた。

18時50分発の黒磯行に乗り換える前に晩飯を入手せねばならない。
適当な物は見付からず、結局はヴィドフランスのパンになって仕舞った。
サンドヰッチでビールを呑んでいたら、19時37分、黒磯に到着。
磐越東線への乗り換えは7分。
かなりの乗車率だったが、座席を取る事が出来た。
19時44分、磐越東線経由いわき行が発車。
三春で結構な降車があり、二人ボックス席から四人ボックス席へ移動した。
いわきに到着する頃にはがらがらになっていた。
いわき到着は21時15分。
次の常磐線水戸行は22時ちょうど。
時間潰す所も無く、携帯も電池が無くなり退屈過ぎる。
漸く415系1500番台の常磐線水戸行が入線。
最早、意識は朦朧として半分は爆睡していた。
勝田で目が醒め、23時37分に水戸到着。
東横イン水戸駅南口の209号室にチェックイン。
18切符乗り鉄のお手本みたいな一日だった。

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