宗教団体の勧誘対象が低年齢化 学校帰りの中高生を飲食店で
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今の日本人には確固たる宗教がない場合が多い。
それは何故かと言うと、そもそも古来から日本人は八百万の神様を信仰してきた。
太陽を拝み、自然に感謝し、収穫に感謝してきた。
しかし、江戸時代にからは士農工商の制度が引かれ、時に宗教や信仰は弾圧され、位の偉い人の言う事に無条件に従うような事を強いられた。
さらに時代が進むと、明治維新が起こり、江戸幕府は壊滅し、その後に大日本帝国軍が作られた。主人に忠誠を尽くす武士は、その忠誠心を天皇という1人に向けるようにコントロールされた。
天皇制度は中国や日本では歴史があり、それを利用する事が唯一、日本をまとめる事ができる方法と思ったからだろう。
昔からの忠誠心、信仰心は捻じ曲げられた解釈により、天皇陛下万歳という世の中を形成された。
そして調子に乗り過ぎた日本はアメリカを含む連合軍に敗退する。
天皇は神ではなく、単なる象徴だと、法により定めらる。
それによって、信仰心の矛先を失う事になった。
国として、以後、宗教を否定する事も、肯定する事も難しい状況になった。
宗教の自由を認められて宗教法人には課税もされないのだが、その反面では
一般的にどんな宗教であっても、胡散臭いというイメージを未だに払拭できていない。
そのくせ、初日の出を拝み、初詣に行き、クリスマスを祝い、祠を祭り、新居を立てる時には神主さんを呼び、死んだらお坊さんを呼ぶ。
これは無宗教なのではない。
八百万の神を信仰した日本人だからこそ、どんな神でも受け入れているのだと思う。
祠を壊したら罰が当たる。
ご神木を切り倒したら罰が当たる。
実際に怪奇現象を怖がるケースもあるとは思うが、その多くは超常現象や神を信じているのではなく、人がお願いする気持ちを尊重し、それを大事にしているのだと思う。
だから多くの日本人にとって、神が存在するかどうか?
それ自身が宗教的思想であり、宗教の胡散臭さであると思う。
そういう観点で見ると、人の気持ちを汲む事が日本人の思想であり、宗教にあたるものなのかもしれない。
キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、経典宗教では、必ず神が存在する。
そして神にまつわる神話が多く残されている。
実際に、国として宗教を持っている地区では、神が存在するかどうかが重要なのではなく、生き様や信念が宗教に則ってる。当然、神の存在を否定する事は宗教への冒涜にあたるのでしないのだが、神の存在が宗教なのではない。
そのあたりが日本人には理解しがたいと思う。
宗教は、生き様の基準となり、勇気や生きる意味を与えてくれるんだと思う。
しかし、その反面で、グループを形成し、他グループを排除するような状況を作る。
人間の歴史は、グループを形成し、共存したり、潰し合ったりして、現在に至っている。
そのもっとも大きな原動力は、思想であると言えると思う。
思想が宗教を作り上げた。
圧倒的多数を無条件に信仰させる状況を作る必要があったのだろう。
個人の土地という概念、思想の強制、全ては強者が自分の欲を満たすと共に、自分の支配下の弱者が死なない為に作られたルールであると思うが、そのルールのせいで弱者は虐げられてきたのも事実。
ただこの感情は微妙で、強制と自発の感情の差だけであるかとも思う。
人は全く同じ行為でも、無理強いされたと感じると”虐げられた”と言い、自発的に自らが喜んで率先する事には”何の不満も感じない”。
全ての人間が幸せなんてのは不可能なのかもしれない。
少なくとも、宗教や思想によりすべての人間が救われる事はない。
そこには強制力があるからだ。
ただ、精神や魂が救われたという事はあり得るだろう。
個体であるよりも、集団の一部であると感じた方が安心しやすいと思う。
個々の人間は生物の1個体である。
先祖から様々な遺伝子を受け継ぎ、後世に遺伝子を残す。
残さないと、人類は滅びる。
蚊に放射線を当てて、子供を作れないオスを異常繁殖させる事で、普通のオスの繁殖機会が減り、蚊を絶滅させる事ができる可能性があるとの話もある。
人間にもそれと同じ事が起こり得るだろう。
そういう意味では、自分は自分だけの存在ではなく、過去からずっと遺伝子を引き継いできた結晶ではある。だが、それは総合体の中の一部という事を示す訳ではない。
生物は滅びやすいと思う方向に進むと、それに抵抗するように出来ている。
それが思想のモードを形成するのではないだろうか。
波に似ている。
打ち寄せては返す。
毎回ランダムに大きさを変えながらも、規則的にその水位を変える。
多数派が勝ち、平和を作り、そして無数の少数反対派が生まれる。殆どの少数派は壊滅され、その一部がだんだん大きくなり、多数派となり、一番大きくなり安定する。
そして、また無数の少数派が生まれて、それを繰り返す。
小さな繰り返しもあれば、大きく派手なモノもある。
それ自体の水位も、徐々に高くなり、トップを迎え、また徐々に小さくなる。
宗教という概念、国と言う概念、過去には人を守るためには必須だったのかもしれないけど、そのせいでの弊害は大きい。
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