昨日は、始発電車で出発。前日の雨が残っていなかったのは幸いで、傘をささずに駅まで行くことができた。新幹線は、1本前の列車が車両の不調で一時運転を見合わせ、私が乗った列車も17分遅れるアクシデントがあったが、考えていた乗り継ぎ列車にはギリギリ乗れて事なきを得た。
品川に着くと、まずは大宮に向かって、来月上京する際に乗ろうと思っていた、大宮から浅草までの臨時列車を押さえて、それから中山競馬場に向かった。東京ではあいにくの雨だったが、中山大障害が始まる頃には雨は上がり、傘は使わずに済んだ。
熊ちゃんの相棒マーベラスカイザーは、去年出てきたら面白そうな存在だと思っていたが、残念ながら、大障害に出ることなく休養に入っていた。重賞では3着があるだけだが、うまく立ち回れば勝つチャンスはあると信じていたものの、正直、熊ちゃんの悲願達成のときが来るのかは、半信半疑だった。
いざレースになると、終始好位をキープし、いい感じで最終コーナーを回って行った。直線に向いて先頭に踊り出ると、もう、絶叫するしかなかった。
「そのままや〜!後ろ、何も来んとってくれ〜!!」
追いすがるバアゼルリバーを突き放し、マーベラスカイザーが先頭でゴールしたとき、即座にウイナーズサークルに駆けつけた。ついに、ついに、熊ちゃんの悲願・中山大障害制覇のときが来たのだ。そして、その瞬間を現地で見届けることができた幸運に、涙を流したのは言うまでもなかった。
もう、何と言っていのだろうか。これまで、後輩たちが大障害のウイナーズサークルに立つ場面を何度も見ながら、いつかは熊ちゃんに順番が回って来ると思いながらも、実は、そのときを待たずに騎手生活を終えてしまうのではないかとも感じていた。それが、ついに、念願の瞬間を見届けることができ、本当に、ファン冥利に尽きた。
熊ちゃんが有馬記念を制して21年。今度は、その前日の中山大障害で、GIのウイナーズサークルに帰ってきた。集まったファンの中には、
「ダイユウサクで取らせてもらったよ!」
と言う人もいた。私が初めてGIを現地で観戦したスプリンターズSが17年前。そのとき、エイシンワシントンで惜敗した熊ちゃんは、「いつか、中山で忘れて来たものを取りに行く」と、何かの雑誌のインタビューでコメントしていたと記憶している。そのときが、昨日の中山大障害だったのか。とにもかくにも、この勝利があっただけで、今回の遠征は、大収穫だったと言える。
ちなみに、有馬記念は、14,000円分馬券を買って、全部ゴミに終わりました(^_^;まあ、大障害の馬券は獲ったし、今日の阪神の最終の3連複も獲れたので、トータルでは1万円程度の被害で済んで何よりだった。
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