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2012年10月01日18:47

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嵯峨嵐山と三十三間堂の旅

先日の土日は奈々ちゃん上洛で京都観光に行って参りました。
29日朝7時9分、京都駅到着のレディースドリーム号に乗車していたので、7時前に京都駅へ到着。
奈々ちゃんと無事、合流出来て、地下鉄で四条へ。
朝食とってから汁パレスへ。
一休みして9時前に出発。

タイミング良く大宮9時発の京福電車に乗れ、20分には嵐電嵯峨に到着。
ここからトロッコ嵯峨駅までは徒歩3分。
列車は10時7分なので聊か早い。
駅前には山陰本線で活躍したD51蒸気機関車が保存されておりました。
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「半流形」の、通称「ナメクジ」と云われる初期型。
駅舎の中には鉄道模型のジオラマもあり、退屈しない。
なぜか在来線にドクターイエローが停車してました。
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10時過ぎにトロッコ列車「嵯峨野3号」がDE10ディーゼル機関車を先頭に入線。
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折り返し時間が僅かなので着席して待つ。
座席は木製で、トキ25000形無蓋貨車を改造したSK200-1型客車。
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5号車14番のCD席は残念ながら戸袋の関係で窓ガラス付きでした。

10時7分、がたがたと発車。
貨車改造の為、震動が直に伝わり極めて乗り心地が悪い。
大正時代の三等車なんかこんな感じでは無かったのでは?と思う程。

嵯峨野観光線は山陰本線の旧線を走る。
汁さんが高校2年に上がる春に新線に切り替わって、その後何年かしてからトロッコ列車として開業した路線。
観光鉄道らしく係員が記念写真撮影に来ました。
普段は買わないのだけど、今回は乗車記念に購入。
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旧線には何度か乗った事がありますが、トロッコは初めてで、高校1年の時以来久しぶりに風光明媚な保津川の渓谷添いを走る。
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時折、保津川下りの舟とすれ違い、車窓を楽しませて呉れます。
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嵯峨野観光線は7�卍�で、保津峡が終わり亀岡盆地に入ると終点、トロッコ亀岡駅。
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最寄駅はJR馬堀駅になるのだが徒歩10分程掛かります。
電車が出たばかりだったので20分ほど待つ。
10時59分発の京都行の各駅停車で、嵯峨嵐山へ。
トロッコで20分掛かった道程を僅か7分で走破する。

嵯峨嵐山から、まずは天龍寺へ。
天龍寺は開基が足利尊氏、開山は夢窓疎石で足利幕府と密接な繋がりがあり、京都五山第一位と云う高い格式を誇り、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。
寺の建設資金調達のため、天龍寺船という貿易船が仕立てられたのでも有名。
最初に法堂へお参り。
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加山又造作の天井画である八方にらみの龍の雲龍図も含めて特別公開されておりました。
そして本堂大方丈へ。
方丈の西側にある曹源池を中心にした池泉回遊式庭園は夢窓疎石作で、国の特別名勝・史跡に指定されております。
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大方丈から眺める庭園はまた格別でした。
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大方丈に連なる小方丈の西北から上り坂の廻廊があり、多宝殿へと続いております。
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ここまで来たのは初めてかも知れない。
続いて庭へ降りてみる。
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前庭から曹源池庭園を歩いて裏門まで出る事が出来ます。
曹源池の名称は夢窓疎石が池の泥をあげたとき池中から「曹源一滴」と記した石碑が現れたところから名付けられたそうです。

天龍寺を出ると、嵯峨野の竹林が広がっております。
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竹林を少し歩くと野宮神社。
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伊勢神宮に奉仕する斎王が伊勢に向う前に潔斎をした「野宮」に由来する神社で、野宮の場所は毎回異なっていましたが、嵯峨天皇の代の仁子内親王のときから現在の野宮神社の鎮座地に野宮が作られるようになりました。
源氏物語「賢木」の巻にも現れ、謡曲「野宮」の題材ともなっている神社で縁結びの神社としても有名です。
境内の「じゅうたん苔」と云われる庭園が実に美しい。
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野宮神社参詣後、時分時になったので、お昼に。
天龍寺門前に「嵯峨とうふ稲」と云う豆腐料理屋があったので入りました。
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嵯峨野は水も良く豆腐造りがさかんだった所です。

お昼食べてから、嵯峨鳥居本目指して歩きます。
途中、落柿舎に寄りました。
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落柿舎は松尾芭蕉の弟子、向井去来の別荘として使用していた草庵。
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松尾芭蕉が滞在した折に嵯峨日記を著した事でも有名です。
その割に観光客が余り寄らないので穴場的なスポットでもあります。
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ここで奈々ちゃんが梨花ちゃまコスしていたら最強だと思います。

化野は東山の鳥辺野、洛北の蓮台野と並ぶ平安時代以来の墓地であり、風葬の地。
そんな歴史もあって念仏寺への階段は、何とも云えない雰囲気が漂っております。
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弘仁2年(811年)、空海が五智山如来寺を建立し、野ざらしになっていた遺骸を埋葬したのが始まりとされております。
後に法然が念仏道場を開き、念仏寺となったそうです。
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本尊は湛慶作と伝わる阿弥陀如来。
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境内の約8000体という夥しい数の石仏・石塔は、明治36年(1903年)頃に、化野に散在していた多くの無縁仏を掘り出して集めたものだそうです。
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本堂の裏手には水子を祭るお堂があり、更に竹林が広がってました。
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化野念仏寺にお参り後、戻り道中で渡月橋を目指します。
落柿舎の近くに土佐四天王の像がありました。
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帰りは特に寄る所も無く、渡月橋に到着。
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ここから阪急嵐山駅へ移動し一駅。
松尾で降りて鈴虫寺として名高い華厳寺へ向かいます。
物集女街道を歩き約15分、ようやく到着しました。
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境内は拝観待ちの行列で、16時30分の説法を聞く事が出来ました。
29日当日に「聖地・鈴虫寺」とつぶやきましたが、このお寺は歌姫・水樹奈々もちょくちょくお参りに来られるお寺なのです。
事務所にはサイン色紙もありました。
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奈々ちゃんは勿論、ご存知でしたがまさか水樹奈々がよくお参りに来ていたとは驚きでした。

嵯峨嵐山観光も無事に終わり、阪急で高槻市へ。
京都観光の後は京会席だろうと思い何時もの料亭へ。
ここなら無理も聞きますら。
流石は秋だけあって椀物が松茸と鱧土瓶蒸しでした。
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造りは鮪、縞鯵、鯛の三種。
他には里芋饅頭。
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シメジと秋刀魚の酢の物など秋を感じさせる物ばかりでした。
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翌30日は、奈々ちゃんの希望で蓮華王院へ。
コンビニ飯で朝食を取って四条西洞院からバスで出発。
東山七条で下車すると京都国立博物館が見えてくる。
その向かいが蓮華王院。
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後白河上皇が離宮として建てた法住寺殿の広大な敷地の一画に建てた仏堂で、平清盛に建立を命じたそうです。
到着した当初は雨は降っていなかったのですが、徐々に天気が悪くなって来ました。
蓮華王院本堂は三十三間堂とも呼ばれており、堂内中央に本尊千手観音坐像を安置。
その左右には長大な階段状の仏壇があり、千体の千手観音立像が並んでおります。
千体の千手観音の手前には二十八部衆像が横一列に並んでおり、当時の極彩色に飾られた堂内と相まって、極楽浄土を現わしています。
千体の千手観音の並ぶ姿に圧倒されました。

本堂から出て、少ししたらまた雨。
屋根のある処へ避難。
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小止みになったら本堂をぐるりと廻ってみました。
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江戸時代には各藩の弓術家により本堂西軒下(長さ約121m)で矢を射る「通し矢」の舞台となりました。
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現在も新成人が通し矢を行う様ですが、この距離を届かせるとは人間業ではありませんね。

続いて、七条通りを挟んで北側にある豊国神社へ。
唐門は伏見城からの移築と伝わっております。
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社殿が鎮座するのは、方広寺大仏殿跡地。
その方広寺には豊臣氏当時の梵鐘が残っております。
この鐘に刻まれた「国家安康」「君臣豊楽」の銘文が、豊臣を君主とし、家康及び徳川家を冒瀆するものとされ、方広寺鐘銘事件を引き起こし大坂の役による豊臣家滅亡を招いたとされます。
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豊国神社門前には耳塚があります。
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慶長の役で戦功の証として討ち取った朝鮮・明国人の耳や鼻をはなそぎし持ち帰ったものを葬った塚で、検分が終われれば、戦没者として供養しその霊の災禍を防ぐのが古来よりの日本の慣習であり、丁重に供養されました。

しかし、いよいよ台風17号接近による風雨が厳しくなり、次に予定していた伏見稲荷は無理と判断。
七条から京阪電車で三条へ移動しました。
ちょうど時分時でしたので、せっかくだから麩屋町三条の蕎麦の老舗「晦庵河道屋」へ。
天候の影響かお昼時だと云うのに空いてまして奥の、庭が見える座敷が空いてました。
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取り敢えず、名物のおろしそばを注文。
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京野菜である辛味大根を使った蕎麦で、好物。
しかし注文してから「みぞれそば」と云う鶏の山椒焼きに大根おろしをたっぷりかけた物が乗ったそばがあるのを知ってちょっと後悔。
尤も此方を注文していたら間違い無く昼酒コースだったが。

昼食後、大丸京都店の地下へ案内し、奈々ちゃんがお土産を購入。
そして、マールブランシェのチーズケーキが売っていたので購入。
汁パレスで頂きました。
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15時過ぎ、新幹線で帰京の途に着く奈々ちゃんを送って京都駅まで。
風雨は更に激しくなっており、地下鉄四条まですら歩ける状況では無く、タクシーで移動。
幸い西洞院四条の交差点で捕まえる事が出来ました。
在来線は愛知県内で不通、京阪神も新快速が運休など影響が出てましたが、東京方面行の新幹線は幸いにして定刻通り動いておりました。
15時53分発の「のぞみ」に無事乗車し、汁さんも汁パレスに帰宅。
二日間の京都観光は無事に終了しました。

奈々ちゃんには二日間にも渡りご一緒下さいまして、有難う御座いました。
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