快楽と苦悩について考えてみた。
何でも買えるだけのお金があり、仕事なんか一切しなくていい生活になったとして。
死ぬまで、ずっと漫画読んだり、TVみたりする。
ずっと甘いモノを食べる。
ずっとダラダラ寝る。
ずっと好きな人とイチャイチャする。
おいしい料理だけを食べる。
自分の好きな事だけをする。
薬物とか、とにかく何でも気持ちいいモノばかりやる。
したい時にしたい事がなんでもその場で実現する。
本当に一切、嫌な事を100%せずに、楽しい事、気持ちのいいこと、楽な事しかやらなかったら
人間どうなってしまうのだろう。
虫歯になる?デブになって早死にする?頭おかしくなる?
なんで、楽しい事、楽な事だけをすると、身を滅ぼすのか?
そもそも、気持ちいいとか、心地いいとか、楽しいって、脳からのドーパミン、ノルアドレナリンなんかの分泌によって、そういう気持ちになるんだと思うが、どうして気持ちよくなるのだろうか?
生命活動として、死なないように子孫を残すように、ほっておいてもその方向に進むように
気持ち良いという快感があるのだと思う。
性交渉が、苦痛を伴うような嫌な行為なら、人類はとっくに滅亡していると思うし。
だからそもそもは、生命が、生き抜く為に、良いと思う方向に進む為に、気持ちいいという事が存在すると思う。
なのに、どうして、その快感を求める事で破滅するんだろう。
逆に、苦痛や苦悩から逃げたいのも、生命が滅びないようにする為の本能だと思う。
ただ、ストレスで自殺したり、頭がおかしくなってしまうという事を考えると、このシステムもきちんと機能していないのではないかと思う。
DNAの情報によれば、気持ちのいい方向に進めば、本当はそれだけで子孫繁栄の方向に進むはずだ。そして苦悩から逃げれば、滅亡しなくていい方向に進むはずだ。
なのに、現実はそうではない。
気持ちの良い事をどんどんつきつめても、それがかならずしも良い結果になるとは限らない。
むしろ、破滅への道である場合の方が多いように思う。
痛みや恐怖心は、死なない為にあるらしい。
痛いし怖いから、生物は簡単に死ぬ方向に生物は進んで行かない。
苦痛から逃げ回るだけでは、幸せになれるとは到底思えないが、死にはしないという事だろう。
あくまで勝手な推論だが、DNAに刻まれた、快感を感じる方向は、実はデータが古いんじゃないか?と思う。
時代は流れて進化しているのに、DNAデータが古いから、気持ちのいいことばかりしても良い方向に進まないのじゃないかな?
快感と苦悩というのは本当に面白い。
どうしてそこに違いがあるのかも、イマイチ分からないけど
実際に自分が味わってみたら雲泥の差がある。
快感ばかりを求めて、社会適応力を失い廃人になってしまったとしたら
そんな人間は誰の尊敬も得られないだろうし、その結果、早死にするかも知れないが
本人にとっては、それは最高の人生かもしれない。
何の為に自分が存在しているかという自己満足によって、個々の人生は大きく違うと思う。
最高の人生とは何か?
かっこいいとは何か?
それと、快楽と苦悩との関係性はどうなのか?
世の中、難しい事だらけだな。
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