●カウボーイ&エイリアン (2011 米)
COWBOYS & ALIENS
ジョン・ファヴロー 監督
オリビア・ワイルド (Ella Swenson)
ダニエル・クレイグ (Jake Lonergan)
ハリソン・フォード (Woodrow Dolarhyde)
ノア・リンガー (Emmett Taggart)
サム・ロックウェル (Doc)
デイヴィッド・オハラ (Pat Dolan)
◆物語(gooより転載)
19世紀末の西部アリゾナ。一人の男が荒野で目を覚ます。男は記憶を失い、自分が誰かもわからない。しかも腕には奇妙な腕輪がはめられていた。彼は町にたどり着くが、そこはダラーハイドという牧場主に支配されていた。その夜、西部の夜空に謎の飛行物体が現れ、町の住民たちをさらっていく。それに対抗できたのは、男の腕輪の武器だけだった。さらわれた町の人々を救い、そして自分の記憶を取り戻すため、男は侵略者たちを追う…。
◆黒感想。
0.予告編の感想。
なんつーか。こういうイロモノ中のイロモノ映画を、クソ真面目に撮って、しかも超大物俳優を惜しげもなく突っ込めるって、いい環境だよなあ。「サムライ&エイリアン」とか、日本なら絶対に企画が通らないか、「照れ隠しだけ」で作られたような映画になるぞ。
1.本編をみての感想。
アイデア一発撮りかと思いきや。中身はベッタベタな西部劇。権力者のドラ息子とか、腕のたつ流れ者とか、山の向こうに住んでるインディアンとか。これでもかってくらい西部劇のお約束だ。ああ、「インディアンを悪者にした勧善懲悪モノ」が作れなくなったからな。こんな形で、「あのころの西部劇」を復活させようってか。
だもんだから、エイリアンまでもお約束。昆虫系ぬるぬるネバネバ。やたらにタフなところや、ぞろぞろわらわら出てきて、わざわざ銃口の前に飛び出してくれるとこまでも。
なんてこたない。意外なのはタイトルだけで、あとはスーパーお約束なつくりなわけだ。
ただ、だからといって退屈ってわけじゃない。しかも、「父と子」の物語を、「新旧アクションスターの交代劇」にかぶせてあったりして、なかなか凝ったつくりになってる。ううむ。いや、こんなイロモノで「ううむ」とか言わされたくねぇよ。なんなんだ。
ま、とにかく。まだまだこういう娯楽映画に出資してくれる人がたくさんいるってことで。欧米社会はまだまだ健全なのかもだ。
2.役者について。
そう。ハリソンフォードから、ダニエルクエイグへのバトンタッチもまた見所のひとつ。ただ、「バトンタッチ」を演出しようとしたのは誰なんだろうな。インディ・ジョーンズと、ジェームズ・ボンドは、ちょいとカラーが違うと思うんだが。それに、ダニエル・クエイグは、どっちかってと、クリント・イーストウッド、スティーブ・マックイーンあたりの「まぶしそうなしかめっ面系」だと思うんだけど。
3.誰におすすめ?
役者が好きならどうぞ。今後、ダニエルクエイグが007役で大ブレイクしたとしたら、「黒歴史」になったりして。
◆重箱の隅。
つか。これも「スーパー8」も「ロス決戦」も、どうしてこうエイリアンは馬鹿ばっかなんだ。とても光を超えて宇宙を渡ってきたような種族に見えないぞ。
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