●大奥 (2010年 日)
金子文紀 監督
二宮和也
柴咲コウ
堀北真希
大倉忠義
中村蒼
倍賞美津子
◆物語(gooより転載)
男だけがかかる謎の疫病が蔓延し、男の数が女の4分の1に減ってしまった江戸時代。そこはすべての要職に女が就き、男は子種をほしがる女に体を売る男女逆転の世界だった。そんな中、一人の女将軍に3000人の美男が仕える大奥に、ひとりの青年が足を踏み入れる。困窮した旗本の実家を救うため、奥勤めを決意した水野祐之進だ。そこで大奥の贅を尽くした煌びやかな表の顔と、才色兼ね備えた男たちが熾烈な争いを繰り広げる裏の闇を目にし、衝撃を受ける水野。しかし彼自身も、やがて権力闘争の渦中に投げ込まれていく…。
◆黒感想。
0.予告編の感想。
あーはいはい。男女逆転のあの作品な。あーこれは女子大喜びだろう。原作はけっこう古いんじゃなかったっけ?
…ん。2005年発刊か。ごく最近だな。何と勘違いしてたんだろう。
1.本編をみての感想。
ネットの世界には「それなんてエロゲ?」というお決まりのツッコミがありまして。「エロゲ」ってのは18禁ゲームのこと。「再婚した母の連れ子が、めちゃかわいい女子高生だった。」とか、「両手を怪我して入院したら、看護婦さんがえらいこと美人ぞろいだった。」てな、ちょっとエッチな、でもそうそうありえないシチュエーションに対して「それなんて(タイトルの)エロゲ?」とツッコミを入れるのがお約束。
で、「親戚や兄が全部死んじゃって、何故か私のところに将軍の座が回ってきた」なんてのは「それなんてエロゲ」の最たるものでして。でもって「伝染病で、若い男がとっても貴重」なんてのも「それ(略)」によくある状況。
この二つの「それなんてエロゲ?」を重ね合わせると…
「将軍は女。仕えるのは美男三千人。」
うは。(男としては)ありがたくねぇ。
以上前置き。ほんでもって映画。
あれ? なんかもっと「トンデモない」な映画かと思ったら、細かいトコまでしっかり作ってある? これ、男女逆転せずに、普通に作っても成り立つんじゃねぇ?
うん。実は、そここそがこの映画の長所であり弱点でもありまして。吉宗がとんとん拍子に将軍になっちゃうとこやら財政再建のために大奥を整理しちゃうとことか史実のまんま。「逆転」したからこうなった、みたいなのはナシ。この映画を見てると、女性上位の社会でもいいんじゃね? と思わされてしまいそう。あ、そこが目的か?
2.役者について。
いやしかし。イケメンを揃えたなぁ。顔も、衣装も「バカバカしいほど」着飾ってます。玉木宏は相変わらずの完璧超人ぶり。イケメンじゃないけど、阿部サダオがおいしいとこをもってってるぞ。二宮君の黒い裃はカッコいいぞ。
男ばっかりに目を取られるけど、柴崎コウもなかなかの「暴れん坊」ぶり。続編もアリじゃねぇ?
3.誰におすすめ?
美男を堪能したい方はぜひどうぞ。腐女子の皆様大興奮なシーンもありますですよ。
◆重箱の隅。
二宮くんはサムライって言うより、町人だよな…と思ってたら。ああそういうオチか。
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