ウチの娘は今4歳。来年の2月で5歳だ。
学校の行事や色んな所でサンタさんに会う機会がある。
インターナショナルスクールではお金を払ってサンタさんと写真を撮れるイベントがあったのだがその時の話だ。
そのブースから出てきた瞬間に娘はこう言った。
「あのサンタさん、人が化けちょったで…。(土佐弁)」
(あのサンタさん、誰か人間が化けてたよ。)
むう。洞察力のするどいヤツめ…。と思い
「そうか…、本物じゃなかったか、残念やったね。たぶんこの時期忙しいしダミーが多いんじゃない?」と私は言った。
すると娘は「ダミーって何?」と訊いて来た。
わたしは「偽者って事よ、仕方ない…サンタさんは忙しい。」と答えた。
その後の会話はこんな感じだ。
娘「クリスマスはケーキが食べれるろ?、誰の誕生日なが?」
私「お、するどいにゃー。イエス・キリストの誕生日ながよ。」
娘「イエス・キリストってサンタさんじゃないが?」
私「うん、別人でぇ。キリストはもう2000年くらい前に死んぢゅうきねぇ。」
娘「何で死んだが?」
私「2000歳まで人間は生きれんろ?」
娘「うーーん…。」
私「けんど殺されたがやって」
娘「なんで殺されたが?」
私「神様の子供って言われよったがやけど、そんな嘘でみんな騙したらいかんって偉い人が殺したがよ。」
娘「なんで?」
私「偉い人が自分の方が偉いって思うてビビっちょったきやないろうかね。」
娘「ふーん。キリストに会いたい!」
私「もう死んぢゅうって言うたろ?会えんで…」
娘「どうやったら会えるが?」
私「普通は死んだらもう会えんきね。けんど神の子ながやき会えるかもしれんねぇ。」
娘「どうやって?」
私「キリスト教徒じゃないき分からんけど、教会に行ったら何か分かるかもしれんで。」
娘「教会いく!」
私「バリ島の教会ってどこにあるか知らんき、いかんわ…。」
<<< キリストが十字架にはりつけられた写真を見せて >>>
私「これがキリストで」
娘「血が出ゆうで…。」
私「うん、死んぢゅうきね。」
娘「なんで死んぢゅうが?」
私「さっき言うたやんか、殺されたがよ。」
娘「ああそうか。なんかイエス・キリスト好きになった。」
私「なんで?」
娘「分からん…。けど、はやく教会行かんが?」
私「ちょっと、待ってや…。」
宗教に対する教育するつもりはなかったのだが、クリスマスを真面目に考える機会になって良かったと思う。
私はイエスの言動は好きだが、イエスを神の子とするキリスト教はあまり好きではない。キリスト教の歴史は、自分らの宗教のみが正しいとする為に人を殺し、嘘をつき、自分らに逆らうような宗教を迫害し続けてきたから嫌いなのだ。
イスラム教が戦争好きの暴力的な宗教だと感じるのはキリスト教(特にアメリカ)がそういうイメージを作っているという一面も多い。キリスト教の教えが悪いとは思わないが、歴史を無視したり、都合のよい事ばかりを利用している姿勢はとても遺憾だと思う。
私は理解を超える思想の宗教でなければ、どの宗教も理解し尊敬するが、この先の人生で名前がついた神はどの神も信用しないと思う。もし神という人間を越えるエネルギーが存在するとしたらそれは存在などという言語で括られるようなモノではないと思うし、それに名前があるという思想がおかしいと思うし、崇めなければいけないという意味が分からないからだ。
私は自分自身が、とても日本人らしい多宗教に影響を受けた無宗教徒だと思う。
クリスマス祝って、家建てる時は神主さん呼んで、初日の出拝んで、初詣に行って、死んだら、お坊さん呼んで…。 ”日本人は何やねん!?” とは、全然思わない。
ただ、儀式儀式の意味や歴史を深く考えるべきだと思う。
そういう意味では今年はいいクリスマスだったのかな?などと思う。
娘は”ケーキが食べられてプレゼントがもらえれば何でもいい”と思っていると考えていたが、最近では色んな事に興味を持つので1個1個の興味を無駄にしないように答えていきたいと思う。
じゃ、やっぱり今日はまず教会を探してあげるべきか…。
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