【情緒から理論へ】 鈴木光司・著の考察。
日本人は基本的に論理的に考えるのが苦手な民俗であり、冒険を好まず安定を望む。
母性的思想と男性的思想という2つに分類訳すると非常に女性的だと言う。
理論が苦手であるなら得意分野の情緒をいかすというのが【国家の品格/藤原雅彦・著】であるのに対して、彼は不得意分野を克服せずにインターナショナルに生きていけるはずがないと説く。
この対立する意見に然したる差はないと私は思うのだが、最近の有名なこの手の本で、皆が共通して言う事はバランスだ。過ぎたるは及ばざるが如し。私も前から常に書いているが、思想のニュートラル位置というのは非常に重要だ。
どんな思想を持ってもいいと思うが、それが日本や世界でどのような位置付けにあるのかを相対的に知って初めて自分の存在を知る事ができるはずだ。
日本人は母性的思想で冒険を好まず、博打を打たず、争いを好まない。
その日本で自分はどういう位置付けにあるのだろうか?
冒険大好き、飲む・打つ・買う、当たり前、喧嘩上等、警察上等な人間は日本人的ではないという事であろうか?必ずしもそうとは言い切れないようにも思う。
日本人の特性は、注目されたいが、目立ちたくない。また、モテたいが、騒がれたくない。などのように、矛盾が多いように思う。それが直接母性に繋がるとは思えないが農耕民族的ではあるとは思う。
私や私の友達は大海原に飛び出るような海洋民俗、自由に色んな土地に住み着くノマド(遊牧民)のタイプが多いように思うが、憧れでそういう生き方をするヤツと、そうでしか生きられないヤツの2種類いるように思うが、どちらも非常に自分勝手であり男性的であると思う。
情緒というのは女性的であり、男性にとっては非常に理解に苦しむ部分も多い。女性にとってはそのままのストレートな感情である場合が多く、それを理解できない男性を理解できない場合が多いだろう。
理論というのは男性にとって生きる上で最高の良い武器である。意味や筋がきちんと分かるという事ほど心が安らぐ事はない。ただし女性から見れば、たとえ整然とした素晴らしい理論だろうが、クソ屁理屈だろうが、大差がなかったりするのだろう…。
自分の不得意分野を埋めつつ、得意分野を削らないという非常に難しい事をするのが人生において一番重要かと思う。
それにはどうしたらよいのか? それはまた次回…。
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