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資産2000万円を超えたら考える「最高のお金と時間の使い方」
お金は増えても時間は増やせない|DIE WITH ZEROから学ぶ後悔しない使い方
「あと何回会えるか」で考える、資産形成のその先にあるお金の使い方
『最高のお金と時間の使い方』まとめ
資産形成がある程度進んだ段階における「最高のお金の使い方」「最高の時間の使い方」についての解説です。資産を増やすフェーズから「どう使うか」へと視点を切り替える重要性を説いています。
1. 資産2000万円を超えたら「使うこと」を考えていい
資産が2000万円程度まで育つと、複利効果(年利5%で100万円、7%で140万円の増加)により、「自分が働いて積み立てる金額(例:年間120万円)」以上に資産自体が働く年が出てきます。 未来のために増やし続けるだけでなく、今の生活や大切な時間にもお金を回すフェーズに入ったと言えます。
お金を安心して使うための「3つのバケツ」
株価の暴落時に無理にお金を売却しなくて済むよう、資産を3つに分けて循環させます。
使うお金(現金): 今年・近いうちに使う予定のお金(生活費、旅行、帰省費など)。
守るお金(クッション): 暴落時に「使うお金」に回すための安全資産。
増やすお金(投資): 10〜20年先を見越してインデックスファンド等で長期運用するお金。
2. 賢いお金の使い方を教えてくれる名著
『DIE WITH ZERO』
記憶の配当: 経験にお金を使うと、後から「楽しかったね」と思い出して何度でも配当(幸福感)を得られる。
今しかできないこと: 年老いてから大金を持っていても、若さや過去の子供・親と過ごす時間は買い戻せない。
『アート・オブ・スペンディング・マネー』
「貯める能力」と「うまく使う能力」は別物。他人に誇示するためではなく、自分が本当に大切なもののために使う視点が不可欠。
3. 「親に会う回数」を増やそうとして直面したギャップ
「残り年数」ではなく「あと何回会えるか(残り回数)」で考えると、会える時間は決して多くありません。 作者が親に「もっと頻繁に帰ろうと思う」と伝えたところ、「まだ元気だからそんなに無理して帰ってこなくても大丈夫」と意外な反応が返ってきました。
4. 行き着いた答え:何もない「今」だからこそ帰る
親の言葉について数日間考え抜いた結果、発想の逆転に至りました。
病気や介護が必要になってから帰るのではない。
何も起きていない、ただ元気な「普通の日」に実家へ帰り、一緒に飯を食べ、テレビを見て、くだらない話をして帰る。その「何もない時間」こそが最も価値がある。
5. 「Just Keep Buying」ならぬ「Just Keep Coming Back」
将来の株価が分からないのと同様に、親の寿命や元気でいられる期間も誰にも予測できません。 未来を予測しようとするゲームからは降りて、「帰れるうちに、ただ繰り返し帰り続ける(Just Keep Coming Back)」ことが大切です。
6. 未来の自分(親の葬式の日)へのインタビュー妄想
仮に帰省費用として通算500万円を使ったとします。その500万円を20年間年利8%で運用していれば約2330万円になっていた計算になります。
しかし、親が亡くなった日に証券口座を開いて「2330万円に増えた」と確認しても、そのお金で親との時間は1秒たりとも買い戻せません。
1億円払っても、母の手料理を食べる日は戻らない。
お金は後から増やせても、時間だけは複利で増やせない。
500万円を使って何でもない日を何十回も買えたなら、圧倒的に安かったと思える。
葬式の日、「もっと話を聞けばよかった」という後悔は残っても、「もっと会いに行けばよかった」という後悔だけは絶対にゼロにできる。
結論・メッセージ
「証券口座の数字を死ぬ瞬間まで最大化するためにお金を増やしてきたわけではない。大事なことに自由に使えるようにするためだ。」
親が元気な今のうちに、大義名分も親孝行らしいイベントも要らないから、実家に帰って普通の日常を一緒に過ごす。これこそが、今できる最高のお金の使い方・時間の使い方のひとつです。
親が元気なうちに帰る理由|投資の複利よりも価値のある「何もない日」の過ごし方
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