何かと導かれるように通いはじめたボクシングジム…
練習生というよりは、トレーナーとしてだ…
27歳で引退して、53歳からまた通いだした…
そしてその53歳は、自分と九つ離れた姉貴が他界した年齢だったりもする…
姉貴は、自分と違って頭がいい…
英語、ポルトガル語、ドイツ語がペラペラだった姉貴が、フランス語の検定を受ける予定だった年に、夢半ばで他界してしまったのだ…
数年後に開催される予定だった東京オリンピックのボランティアをやる目標があったってわけだ…
自分も、よく聞かれる事がある…
なぜ今さらボクシング???
まぁ〜答えは単純だ…
姉貴とは違う…
ただの悪あがきだ……( ̄ー ̄)
が…しかし…
バカはバカなりに、頭の悪いことを考えながら通っていたりする…
ボクシングに限らず習い事の場にはね、
いろんな心の欠片が落ちていたりするのだよ…
悔しかったり悲しかったり嬉しかったり…
どうしてもやれなかった事…
やり残した事…
様々だ…
そんな欠片の1つでも、この年齢で拾えれば、悪あがきが悪あがきじゃなくなるような気が何となくする…
そんなジムも、年内いっぱいで店じまいをしてしまうのだ…
会長にも人生があるから、ひき止める訳にもいかないしね…
引き継ぎも勧められたが、自分の力量じゃ〜経営までは厳しい…
一生懸命に頑張ってる練習生達を見てると、無力な自分が情けなくなってくるよ…
とりあえず何がどう転ぶか分からないところで、残り数ヶ月をやり遂げよう…
何もかも失い、また1つ大事な物を失う…
世の中、上手くいかないもんだねぇ〜…
せめてエリちゃんだけは、長生きしておくれよ!
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