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2026年09月05日22:35

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2026年第23回K-POPシリーズ <意志を剥き出しにする5人 —— LE SSERAFIM、恐れを知らぬという選択 > 

  2026年第23回K-POPシリーズ<意志を剥き出しにする5人>—— LE SSERAFIM、恐れを知らぬという選択 >第4回 ホ・ユンジン編

第1回 KAZUHA編
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第2回 SAKURA編
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第3回 CHAEWON編
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HUH YUNJIN(ホ・ユンジン) ——可変性を武器にする異物としての視点―。

韓国で生まれ、幼少期からアメリカで育ったHUH YUNJINは、LE SSERAFIMのなかでももっとも可変性に富んだメンバーである。英語を自在に操る越境的な感覚に加え、ファッション、メイク、言葉の選び方にいたるまで、自己プロデュースしていく。YUNJINの強みは、完成された一つのイメージに留まらず、異なる様式を引き受けながら、そのたびに自分自身を再編集できるところにある。



 (1)寒色のレイヤーで組み立てる、身体の可変性


生後間もない頃からアメリカで育った彼女は、高校時代には韓国へ戻っていた。オペラにも親しみ、歌唱や表現の基礎を磨いていった。舞台で鍛えた発声方法は、アリーナ規模の公演でも大きく機能した。彼女は、5人のなかでも独自の表現軸を持ち、既存のスタイルを自分なりに取り込んでいく。その独自性は、ビジュアル面にとどまらなかった。2022年にはメンバーで唯一作曲にも挑戦した。2025年1月まで5曲を発表した。その一つが、2025年1月10日に公開された「クラゲ」だ。R&Bソウルを基調としたこの曲では、荒波にも負けず海辺を漂うクラゲの生命力をモチーフにしている。「自分の存在が誰かの慰めになるのなら、息が詰まっても一生懸命お互いの美しさを知ろう」と曲作りへのコンセプトを語っていた。彼女が既存の様式を借りるだけでなく、自らの思いをメロディーへ書き換えた。オペラから始まった芸術への道は、作曲家の一面にも表れ、ビジュアル面で花開く。



2026年2月24日、仁川空港にて最新の冬物ファッションを意識して報道陣の前に現れた。青みのデニムを基調に、薄手の同系色のコートを重ね、内側には紫がかったトップスをのぞかせる。右手に携えるグリーンのショートバッグには、金髪にピンクのサングラス、青色のスニーカーを履く一人の少女を象ったキーホルダーが添えられていた。時に強い印象の金髪や濃いメイクで自らを押し出す彼女にとって、その小さなモチーフは、もう一人の自分を託した相棒のようにも見える。
ファッションの方は、寒色系で統一されながら、彩り豊かである。デニムの軽やかさ、パープルの陰影、グリーンの遊び。その複数の要素を一つの装いとして成立させた。異なる色調や質感を横断しながら、自分の身体を媒介にして新たなバランスを作ってしまう。報道陣に見せた装いだけでも、彼女の可変性の一端は十分にうかがえる。25日にイタリアのミラノで行われたFENDI 2026-27年秋冬コレクションファッションショー出席した。

写真21 空港ファッション
フォト

後日インスタグラムにて、黒いシャツにホワイトジャケットと同色のパンツのセットアップによるモノトーンコーデ姿を公開した。あわせて町に滞在中、室内で撮影された画像を一挙に放出している。髪も短くまとめあげ、額を見せることで、都市の光を浴びたようなクリアな視線が放たれていた。凛とした立ち姿を披露した彼女は、メイクからコーディネート次第で異なる表情を見せてくる。引き続きブランド論や名画などあらゆる様式に共鳴する彼女の変幻自在な魅力に迫っていく。



(2)メイクで輪郭を変える——M・A・Cと自己演出の振れ幅



写真22=ホ・ユンジンのメイク後の透明感ある姿 
フォト

2024年4月26日に韓国版ELLEによると、M・A・CのKOREAアンバサダーに起用された。M・A・Cは一般に、無難、裸眼風、透明感とは反する。個性、輪郭、モード感、自己演出 に寄りやすいブランドイメージを抱く。YUNJINは、ブランドのコンセプトを自ら体現した。見せ方を設計できる強みも随一だった。

写真23 ホ・ユンジンとカズハの2ショット 
フォトフォト

2026年7月18日、自身のインスタグラムにて、日本ツアーへの高揚感から大胆にもイメージチェンジした姿を公開した。時に数秒で動画が流れていくTiktokを意識して、視覚的インパクトを与えた。
• 金髪のロングウェーブ
• ぱっちりした目元
• 長いまつ毛
• レオパード柄
• ギャル的な誇張
• 「kawaii〜」という軽やかな自己演出

KAZUHAのように、引き算の美で見せるタイプではない。YUNJINは、様式そのものを借り受け、自分の顔を別の人格へと振り切る。隣のKAZUHAが「HOT GIRL」的な、より抑制された強さで立っているぶん、
YUNJINの方はより遊び、誇張、演出性が引き立っていた。

2024年にはM・A・Cコリアのアンバサダーに起用され、メイクによって表情の輪郭を大きく変えられる振れ幅の広さを示した。さらに、金髪にギャルメイクを施したSNS投稿では、長いまつ毛や強い目元を前面に押し出した。清楚さとは間逆の濃艶な魅力を放つ。自己演出に長けた彼女は均一な美に収まらなかった。


(3)名画を借りて、自らを再編集する


写真24 真珠の耳飾り風に自己プロデュースするホ・ユンジン 
フォト

2026年8月23日にインスタグラムで公開した写真は、YUNJINの可変性を端的に示していた。黒い布を頭に巻き、金髪を後ろへ流し、肩越しに斜めの視線を返すその構図は、フェルメール《真珠の耳飾りの少女》を明らかに意識している。本人も投稿に「when art imitates life...」と添え、古典絵画の引用を遊びとして隠していない。
再現にとどまらず、名画をセルフプロデュースしていた。特徴的なのはスカーフの巻き方にある。名画に描かれた少女は、青いターバンと真珠の耳飾りによって沈黙の中に佇んでいた。対してYUNJINの姿には、より現代的で能動的な自己演出がある。額を見せたままのヘッドスカーフ、引き締まった目元、口を結んだ表情は、古典絵画の構図を借りながらも、ガールズクラッシュ以後の身体感覚へと置き換えられている。
既存の様式をいったん引き受けたうえで、自分の顔と身体の強さに合わせて再編集している。清楚さや静謐さを感じるモデルを引用した古典名画の面影を残しながら、いまのYUNJIN自身の目力や緊張感を打ち出す。彼女の自己演出能力は、個性豊かなグループに奥行きを与えている。常に自分らしさを追及していく彼女は、米国から韓国を往来しながら芸術を学んだ感性からきていた。定型化を拒むポップの実験場として、今日も輝きを放ち続けている。




最後に紹介するホン・ウンチェは、同じく長身であるが、軽やかで、スマートな印象を持つ。YUNJIN と比較することで、グループの持つ役割が見えてくる。



出展先一覧

参考記事 自作曲について

Kstyle 2025年1月11日 15時35分付
https://kstyle.com/article.ksn?articleNo=2254297

写真21 空港ファッション 掲載元 THE F1ST TIME 2026年2月26日付
https://www.thefirsttimes.jp/news/0000770651/

その他の空港ファッションを切り取った写真掲載記事

KSTAR FASHON 2026年2月24日付 https://kstarfashion.jp/fashion/article/48049/

写真22 ホ・ユンジンのメイク後の透明感ある姿 掲載元 BLUE TOKYO https://blue-x.tokyo/archives/7249

写真23 ホ・ユンジンとカズハの2ショット 掲載元 モデルプレス 2026年7月23日18時34分付
https://mdpr.jp/photo/detail/20294670

写真24 真珠の耳飾り風に自己プロデュースするホ・ユンジン 掲載元 モデルプレス 2026年8月24日付
https://mdpr.jp/k-enta/detail/4833732




■屋久島で記録的な大雨 前線は次第に北上 7日は東海や関東で警報級の大雨の恐れ
(日本気象協会 - 09月05日 15:04)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=174&from=diary&id=8936640
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