パシフィコ横浜で開催中の「ジャパントラックショー」に行ってきました。
行きは渋谷〜みなとみらいで東横線〜みなとみらい線に乗りましたが、相鉄直通の急行・湘南台行き、途中で特急や急行に抜かれる各停、急行・武蔵小杉止まりと、横浜方面に先着する列車がことごとくなく、時刻表を調べたらこの時間帯だけピンポイントで15分空く時間帯でした。特にラッシュが終わったくらいの時間ならまだしも、この時間に急行なのに武蔵小杉止まりがあるというのが「ムカつく行先選手権」状態でした。湘南台行きでも結局途中で先行の横浜方面各停には接続しないようです。
さらにはマナーの悪い変なおじさん&おばさんもいただけに、余計にフラストレーションも溜まりますし、東急に苦情を言いたくなりました。
そしてみなとみらい駅で下車してパシフィコ横浜内の会場入り。
このイベントに行くのは初めてですが、名前の通りトラックに特化したイベントで、自動車メーカーはもちろん荷台の架装メーカー、部品、機器などトラックに関する様々な会社が出展していて、業界関係者向けの色彩が強いイベントなのですが一般客でも楽しめます。ちなみに事前登録必須ですが、入場料は無料です。
まずは端から順に見て、最初にいすゞ+UDトラックス+ボルボのグループのブースを見ました。
3社のトラックが展示されていて、特にボルボの大型トラックが目を引きますね。
いすゞからは「エルフEV」と「フォワード」「ギガ」、UDからは「クオン」が出展されていました。
次いで隣のスズキのブースを見ました。
スズキからは軽トラの「スーパーキャリイXリミテッド」、バンの新型「エブリイJリミテッド」が出展されていました。
ともに商用車ながら内外装がアウトドア向けの仕様へと大幅にドレスアップされていて、乗用車に近い感覚です。
エブリイJリミテッドは、バンなので後席がワゴンより若干グレードダウンする(見た目はワゴンのシートと変わらないけどリクライニングやスライド機構なしとのこと)以外は乗用モデルと変わらないし、車中泊とかそういう使い方もできそうですし、メーカーとしてもそういう用途を想定しているのか車中泊マットが敷いてありました。
あと、個人的に買うならこういう車がいいなと半ば本気で検討しており、色々見て参考になりました。
そして、ここでじっくり撮っている戸田恵梨香似の怖いお姉さん系な人(もう一人は「い◯◯い」ことH氏っぽい青髪だった)がいました。
また、スズキのブースにはちょっとお洒落なセニアカーのようなものがあり、これは「スズライド2(SUZU-RIDE2)」という特定小型原付登録のものになります。見た目がセニアカーみたいなのでダサいとか年寄りくさいとか思う人も多そうですが、同じ特定小型原付でもLUUPの電動キックボードに比べたらこっちの方がマシに思えるのは私だけでしょうか?
次いで東洋タイヤのブースを見ました。
ここではホイールナットの緩みがないかの点検作業を体験できるコーナーがあり、実際にやってみました。
工具で叩いただけでは音にほとんど違いがないため分からないのですが、触りながら叩いてみると緩んでいるナットは振動が起きるので一目瞭然で分かり、実際に体験してみることで日頃の点検の大切さというのを改めて実感させられます。
次いで荷台の架装大手の日本フルハーフと自動運転スタートアップのT2のブースを見学。
ここには自動運転トラックに架装されたJR貨物共同輸送用スワップボディコンテナ「U51D」の展示があり、31フィートコンテナを貨物列車と自動運転トラックの組み合わせで運ぶという社会実験を行なっているとのことです。
次いでクラリオンの映像を表示するバックミラー搭載トラックを見ました。バックミラー部分にバックアイカメラの映像が表示されるトラックは多くありますが、これは後ろや横などあちこちにカメラを設置して、死角をなくす取り組みがなされています。
次いで業務用掃除機や洗浄機メーカーのアマノのロボット掃除機の実演を見ました。もう少し小型の業務用ロボット掃除機なら見たことがありますが、このサイズだと体育館とか広めの工場や倉庫内などでの使用を想定しているのでしょうね。
その後は日野自動車のブースを見ました。
日野は燃料電池大型トラックの「プロフィアZ FCV」、EV小型トラックの「デュトロZ EV」を展示していました。
デュトロZEVはヤマト運輸などが導入しているだけに街中で見かける機会も多くなってきましたが、プロフィアZFCVは燃料電池車自体がまだ非常に少ないこともあって展示車以外では見たことがありません。
また、西鉄車体技術や日野自体が手掛けたデュトロ改造バスもイベントに出品されていただけに、バス仕様の市販化も期待されます。
次いで三菱ふそうのブースを見ました。
大型トラック「スーパーグレート」や小型EVトラック「eキャンター」が展示されていて、eキャンターは空いていたのですぐに運転席に座ることもできました。
一見何の変哲もないトラックの運転席だけど、EVだけにメーター内は斬新です。
また、スーパーグレート、エアロエース、B46型乗合自動車のミニチュアが展示されていました。
このボンネットバスはどこかで見たことあるデザインだと思ったら、ローザ改造ボンネットバスの元ネタがまさにこれですね。
次いでメルセデスベンツのブースを見ました。
ここには1965年式ウニモグ411型が展示されていました。
ウニモグといえば高速道路会社の作業車や警察・消防・自衛隊などの災害派遣車両のイメージが強くいずれも大型車サイズですが、昔のウニモグは全長3200mmと550cc時代の軽自動車並みだし、全幅も1700mmで日本の小型車枠に収まるサイズだったようです。あとタイヤの溝の形がトラクターなど農業機械っぽいですが、元々は農業向けだったようです。
ベンツのブースは、赤いグリルが特徴的な大型トラックのアロクスも見事でした。
その後は三菱ふそう・スーパーグレートのキャリアカー、カスタムカーのリバティウォークの車両運搬車などを見ました。
リバティウォークのピンクのトラックがなかなか派手で、林家ペーもDJ KOOもびっくりな感じですが、ぜひともピンク髪の某G氏を連れてきてこの車の前で記念撮影したくなります。ここでコブラツイストかけられそうですが。
次いで、ヤマグチレッカーのスカニア製大型レッカー車を見ました。
大型車の牽引に使うレッカー車は装備品も普通車向けとは比較にならないくらい大きいし多いですが、横の扉の中にそういったアイテムが多数格納されています。
派手なカラーリングや灯具類も相まって、何だか特撮メカのようにも見えますね。
次いで、見たことない個性的デザインのトラックがいて何だろうと思ったら、ファブレス企業のZOモーターズのEVトラックでした。
2トンクラスの「ZM5BEV」、中型車の「ZM8BEV」、大型車の「ZMT」が展示されていて、特にZM8のライト周りのデザインが斬新でしたね。
いずれも中国製EVに自社バッジをつけたものになり、デザインは斬新で面白いけど、色々と問題を起こした北九州のあの会社の一件を考えてしまうとやはり色々思うことはあり、当然ながら同じ失敗は繰り返してほしくないものです。
屋内ブースの最後は派手なカスタムトラックを色々見ましたが、この手の派手なトラックは見る分には面白いのだけど、車検とか法的には大丈夫なのでしょうかね?
屋内ブースを一通り見終えた後は屋外にあるキッチンカーエリアで昼食を買いました。
キッチンカーエリアに、リバティウォークの派手なトラクタヘッドが置かれていて、レーシングカー輸送車のヘッド部分かと思ったら、後ろにはトレーラー連結のアダプターなどはついていなく、代わりにレーシングカーばりのウィングがついていて思わず笑ってしまいました。このままサーキット走ったら面白そうですね。
キッチンカーは何台も来ていましたが、端の方のブースでチキンストロガノフ+白身魚フライを買いました。
チキンストロガノフは元々チキンカツが乗っていてさらに白身魚もトッピングしてしまいましたが、カツ&フライのソースが何種類かから選べたので今回はハニーマスタードソースにしました。
プラス100円の白身魚フライは値段が値段だけにサイズもそれなりな感じではあったけど、全体的にはなかなかボリュームがありましたね。
また、テーブル席が開いていなくてベンチで食べたところ隣にいた変なおじさんが荷物をこちらに向けて派手にひっくり返してくれて、幸いこぼしたり怪我したりはなかったけど「コブラツイストを!」という思いでしたが、前のベンチに某G氏っぽいピンク髪の女子プロレスラー系と横澤夏子みたいな人が来ました。
食後は屋外ブースを見たところ、レッカー車が色々展示されていました。
レッカー車のロゴは各社とも凝ったデザインをしていますが、特撮ヒーローかプロレス団体のロゴっぽく見えてしまうのは、私だけでしょうか?
また屋外ブースには、最近日本進出が発表された韓国のヒョンデ「ST1」、キア「PV5」が展示されていました。
両車ともEVで、先日のジャパンキャンピングカーショーなどにも出展されていましたが、ここで再び出展ということで日本市場での売り込みへの本気度が伝わってきます。
サイズ的には日本で一般的なバン(ハイエースなど)と比べると特に全幅がかなり広くて日本の感覚だと大きすぎるように思えるし、デザインも良く言えば斬新ではあるけど前衛的過ぎたり個性が強すぎるだけに爆発的ヒットは難しいかもしれませんが、商用車のEVが今のところほとんどないことや、日本車には今のところないサイズであることなどから、ハイエースよりももう少し大きい車が好まれるキャンピングカーのような隙間需要などで新たな需要を呼び起こす可能性はありそうだし、一定の支持は集めそうですね。
また、ヒョンデST1の方は韓国国内向けかと思われますがデマンドバスなどに対応した路線バス仕様もあるそうで、バスマニア的にも気になるところです。
次いで、隣に展示されていたフィアット・デュカトを見ました。
デュカトはキャンピングカーショーなどでよく見かける車ですが、日本だとキャンピングカー以外ではまず見かけませんね。
ヒョンデやキアのバン同様に日本だと大きすぎるサイズというのもあるかもしれませんが、これもキャンピングカーという形ではあるけど徐々に日本市場での知名度が上がってきているだけに、今後さらにシェアを伸ばす可能性はありそうです。
デュカトの室内高は中で余裕で立っていられるくらいで、路線バス仕様とかもやろうと思えばできなくもなさそうですね。
またフィアットからは、デュカトよりも小さいバン「スクード(SCUDO)」が日本初披露として公開されていました。
デュカトよりは小さいといっても、全長4980mm×全幅1925mmと日本で商用バンとして使うには大きすぎ、全長はアルファード並み、全幅はアルファードよりさらに大きいです。
逆にワゴン仕様となるとサイズ的には問題ないかもしれないけど、大きい車はアルファードのような華美なデザインでなければ駄目みたいな風潮がある日本市場でこういうシンプルなデザインは現状だとあまりウケなそうです。個人的には好きなのですが。
そしてこの車、前席がなんと3人掛けでした。しかも中央の席にもきちんとヘッドレストがついています。
ワンボックスやトラックなどキャブオーバー車で前3人掛けは定番ですが、ミニバン風の車で3人掛けは非常に珍しいですね。昔はタクシー用車種を中心にセダンでも前3人掛けの6人乗りはあったのですが。
なお展示車はインパネシフトのMTになり、3人フルに乗ってしまうとシフト操作が難しそうです。
もっとも、私が免許取ったばかりの頃に乗っていた実家のマツダ・ボンゴブローニイトラックなんかだとフロアシフトで足元から長いシフトレバーが伸びていたし、さらに昔の車だともっと操作が難しいコラムMTだったから、そういうのに比べたらだいぶマシなのかもしれません。
ショーを一通り見終えてパシフィコ横浜を後にしました。
今回乗りませんでしたが、ここから横浜駅行きの市営バスの連節バス「ベイサイドブルー」が発着しています。
その後は、クイーンズスクエア横浜内にあるみなとみらいギャラリーの絵画展を見学。今回は3つの絵画展が同時開催中でした。
次いで、特に何も乗らなかったけどよこはまコスモワールドに寄ったら、水陸両用バス「スカイダック」が停車中でした。
乗り場は桜木町駅寄りの日本丸チケットカウンターになるのでここは待機場所になりますが、ちょうど発車していきました。
側面は「名探偵コナン ハイウェイの堕天使」のラッピングになっています。
この手の乗り物は観光目的以外では全く普及しませんが、そもそも公共交通機関としてこういうのを必要とする場所がないというのもあるけど、税金が自動車と船舶で二重に取られたり、免許も陸上では大型二種自動車免許、水上では船舶免許が必要になるなど、制度的に色々と面倒くさいという事情もあります。これは道路と軌道を行き来するデュアルモードビークル(DMV)やガイドウェイバスも同様で、やはり自動車と鉄道車両で二重になってしまうのでこれもまた色々ややこしいみたいです。
また、遊園地の乗り物を眺めていてふと思ったのですが、サイクルモノレールって公共交通機関に転用できないのだろうかなんて思ってしまいます。さすがに自分で漕ぐ方式だと事故があったときの責任の所在などに関わるので運転手必須ないし自動運転にする必要がありますが、最近あちこちで実験をやっているグリーンスローモビリティみたいなラストワンマイル的な交通手段に転用できなくもないのではと、ふと思いました。
その後は日本丸の横を通過して桜木町駅に向かいました。
電車に乗る前に駅周辺を徘徊していたら、駅前に屋根がやたらと尖った特徴的な寺を発見。浄土真宗本願寺派の寳光寺でした。
この尖った屋根の本堂は戦後に建てられたものとのことですが、公式サイトによると「戦後、3代目にあたる本堂を建築する際に、第2代住職の藤田恭順師は、通常とは違う三角形の屋根の本堂をと望まれた。大きな地震が来たときに、屋根の瓦が滑り落ちるように、本堂が押しつぶされてしまわないようにという、関東大震災を経験した恭順師の思いからくるものであった。」とのことで、関東大震災と戦災で二度にわたって焼失した歴史と経験によるものだったのですね。
その後、この近くで似たような屋根をもう一つ見かけ、一瞬「?」と思ったのですが、外装デザインが凝っている居酒屋でした。店内の様子も気になるところでしたが、まだ居酒屋が開くような時間ではなかったし疲れたので、真っ直ぐ帰路につきました。
今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
(1)
http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/30026575.html
(2)
http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/30026617.html
(3)
http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/30026675.html
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