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2026年03月11日22:18

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水曜クビ×4日記1430:しあわせな選択



「太陽製紙」の生産ラインで25年働いてきたユ・マンス。マイホームも手に入れ、最愛の妻と2人の子供、そして二頭の大型犬と暮らす絵に描いたような幸せな男だ。そんな彼が、ある日いきなりリストラされた。製紙業界一本で再就職を目指すも、他社もリストラの嵐でなかなか難しい状況である。そんな中、唯一「ムーン製紙」だけは業績好調との噂が耳に入った。早速ムーンに出向き、人事に土下座して雇用を頼み込むマンスだが当然失敗。だがそこで班長職のソンチョルと出会う。同情し飲み代を奢ってくれたソンチョルは郊外のログハウスで一人暮らし。ライフスタイル動画をインスタに上げていてなかなか羽振りが良さそうだ。もし彼のような職に就けたら安泰なのに…と羨んだマンスは、ある悪魔的な計画を思いつく。


「しあわせな選択」

以下、ネタバレに噛まれる面接。

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イ・ビョンホン主演でパク・チャヌク作品となったら、映画ファンは絶対観るだろうという一本。原作はドナルド.E.ウェストレイクの「斧」。映画化率が高い「悪党パーカー」の原作者リチャード・スタークとして知られている人ですな。既にコスタ・ガブラス監督で映画化されているのでリメイクと呼べる作品なんだけど…

時代と国柄がピタリとハマった内容でしたねぇ。リストラされたリーマンというのは珍しくも新しくもないキャラだけど、AIの台頭で職が無くなるというまさに現代的背景があって、「男性らしさ・一家の大黒柱かくあるべし」思想に囚われているのがアジア人・韓国人らしいかなと思えるので納得度が高いのです。イ・ビョンホンのキャラ…小心で目立たないのに行動が次第に極端に・大胆になっていく男…というのが新たな定番になっていて(コンクリートユートピアとかね)、もう単なるイケメンスターから完全脱皮。妻役ソン・イェジンの他、イ・ソンミンやチャ・スンウォンらも出てきて脇の顔ぶれも豪華。ブラックコメディとしてちゃんと笑えて完成度が高く、かつゾッとさせられる気味悪さもあり、満足でございました。太陽が転じてムーンとなるとは、皮肉も効いてますよね。


例によって銃好きの視点から見ると、「64式」のフィーチャーぶりが楽しいところ。中国の64式拳銃はPPK似で北朝鮮の64式はブローニングM1900ベースという外観差を知れたのも収穫。名脇役ヨム・ヘラン、よくあのたくさん並んだオートマチックの中から64式選べたな…というのも驚きポイント。




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