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2026年02月25日13:27

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佐倉散策

東京再発見の本佐倉城、佐倉城を歩く企画に参加してきました。
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まずは本佐倉城の最寄り駅である大佐倉まで移動しました。
この駅で降りるのは初めてで、名前の響きは佐倉の上位互換のように見えますが、京成で乗降客数が最も少ない駅、しかもダントツに少ない駅で秘境駅とも言われています。
そんな駅だけに無人駅で駅舎は非常に小ぶりで自動改札機は両側通行の1台だけ、2番線(成田空港方面)上に小さなトイレが設置されているだけで、何だか昔のプラレールの「いなかの駅」のリアル版みたいな駅ですし、最近徐々に減ってきている構内踏切も健在です。
そして駅周辺には少ないながらも住宅地はあるので、秘境駅と言われている割に乗降客が全くいない訳ではなく、電車が到着するたびに若干名は必ずいるくらいの利用頻度です。
集合時間になったので本佐倉城を目指して歩き始めました。
ちなみに大佐倉は佐倉市の町名になるけど、本佐倉城の大半と本佐倉の町名は佐倉市ではなく酒々井町になります。
駅周辺は緑も多く、梅の花もあちこちで咲いていました。
また、今回は本佐倉城と佐倉城に特化した企画なので通過してしまいましたが、駅のそばには比較的規模の大きい麻賀多神社があるほか、線路沿いの道から本佐倉城へと曲がった辺りにおそらく周辺に散らばっていた庚申塔や馬頭観音や石仏などを集めてきたと思われるお堂と注連縄のついた井戸のようなものがあったりもしましたが、これらが何なのかは地図で調べるも記載がなく不明です。
そして本佐倉城跡に入り、まずは城跡の北側にある東光寺ビョウを通過して城跡内へと入りました。
東光寺ビョウとは名前からして東光寺があったのだろうと思われますが、現在でも何があった場所なのかは不明なのだそうです。
本佐倉城は佐倉千葉氏の居城として戦国時代にあったもので、豊臣秀吉が攻めてきた小田原合戦で北条氏に味方した千葉氏は滅亡し、江戸時代には徳川家康の五男武田信吉が佐倉領を拝領するも本佐倉城には入城せず、その後は土井利勝が佐倉城を築いたことで廃城になっています。
この辺では通路跡や門跡などが発掘されているそうです。
ここからセッテイ山へと入り、ここにはセッテイ虎口跡や空堀があったとされるも発掘調査はいまだ行われていないそうですね。
ちなみに「セッテイ」とは接待つまり対面所とも言われていますが、急斜面だったり大きな横堀で隔てられていたりする特異な立地の曲輪なので、人質曲輪ではという説もあるらしいです。
現在は竹林となっていますが、ここの竹は縦に黄色い筋が入る金明竹という珍しい竹になります。
空堀の中などを歩いて、南奥虎口からセッテイ山を出ました。
この後は東山虎口から東山を超えて東山馬場へと入りました。ここが本佐倉城の大手門だったと推定されているとのことです。そして、東山は印旛沼方面への眺めがいい場所です。
この先に案内所があり、ここで小休止となりました。
その後は「�験埜弩�」から大堀切、城山通路などを抜けて城山へと入りました。
なお、この虎口の当時の名称は不明で、「�験埜弩�」というのは後年の発掘で付けられた便宜上の名前になります。
この城山に城主の御殿などがあったと推定されるとのことです。
ここの城山門跡が見つかったのは2006年度(平成18年度)発掘調査とのことで、21世紀に入ってから発見されたものなので、まだまだ発掘されていないものや解明されていないものは沢山ありそうですね。
次いで城山の隣の奥ノ山へと向かいました。
現在は一旦山を下る必要がありますが、当時は橋で結ばれていた可能性もあるらしいです。
奥ノ山には倉跡や妙見宮の基壇跡があります。
本佐倉城の内郭最後は、奥ノ山を下ったところにある妙見神社に立ち寄りました。元々は前述の通り奥ノ山にあったものですが、移された年代は不明とのことで、これまた謎の多い城ですね。
妙見神社は千葉氏の守護神で、千葉氏の城には必ずあると言われています。
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内郭を出た後は田畑を挟んで南側にある外郭を歩き、この間には根古屋の双体道祖神と石仏がありました。
そして外郭の神明神社や堀跡を見て歩きました。
途中には早くも菜の花が咲いているところもありました。
また、大佐倉駅に向かう途中の堀跡は最初道路の右側の森林にあったのが、最後の方では道路が堀跡そのものになっている箇所もあったりしました。
そして大佐倉駅に戻ってきて、一駅隣の京成佐倉まで電車での移動となりました。
やってきた電車は、ここまで来ることは珍しい京急の車両で、車端部にクロスシートを設置した600形でした。

京成佐倉駅に到着してからは佐倉城跡の国立歴史民俗博物館まで移動。
案内板や駅前の交番が城下町をイメージした瓦屋根になっているのが印象的でした。
そして向かう途中の国道296号線のアンダーパスをくぐって旧成田街道に出たところに、昔の商店なのか古民家なのか不明ですが、格子や黒い塀が特徴的な木造の古い建物を発見。
店舗や観光施設として使われている様子も誰かが住んでいる気配もないので詳細は不明ですが、気になる建物ですね。
なお、ここは海隣寺の坂というそうで、この奥に海隣寺や佐倉市役所、愛宕神社などがあるとのことです。
そして佐倉城址に入る手前には今は一般住宅として使われているようですが、茅葺き屋根の家もありました。
そして西町橋を渡って佐倉城址に入り、田町門跡、愛宕坂から城内へと入りました。
なお現在の国立歴史民俗博物館の場所は、明治に入ってから陸軍の佐倉連隊として使われ陸軍病院もあり、戦後は国立佐倉病院となるも、博物館建設に伴い病院は移転し、今は民間に移管されて聖隷佐倉市民病院になっているそうです。
坂を上り切ったところに、円勝寺・愛宕神社跡、佐倉城の椎木曲輪(侍屋敷)跡の案内板がありました。
また、国立歴史民俗博物館バス停横に昔の円柱型ポストがあり、ピンクに塗られて桜の花が描かれているのが印象的でした。
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そして、国立歴史民俗博物館のレストランにて昼食となり、とんかつ定食を食べました。
なお博物館だけに、米は古代米(黒米)を使っているのを売りにしています。
また、今回は博物館を見学する時間はありませんでしたが、展示エリア外の展示物である東福寺山門や根来寺多宝塔の模型を見ました。
東福寺山門は断面を見ることもできますが、かなりリアルに再現されています。
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そして休憩時間中に博物館の売店で1964年(昭和39年)の東京の路線入り地図のクリアファイル、八街生姜ジンジャーエールを買いました。
クリアファイルには当時の都電の路線の記載もあって、なかなか見応えがありますね。
そして、休憩終了後に佐倉城散策スタート。
ざっくり言うと、本佐倉城が廃城になった後に佐倉城ができた訳ですが、本佐倉城が機能していた当時からここへの築城は始まっていたそうで、本佐倉城主・千葉親胤の大叔父の鹿島幹胤が築城を開始するも親胤の暗殺事件により頓挫し、その後も同様の事件が繰り返されたことなどで築城は進まず、中世城郭の原型だけはできるも本格的に築城されたのは江戸時代に土井利勝が佐倉に入領してからとのことです。
最初は現在の博物館横に位置する馬出し空堀から見ました。
余談ですが、このときに博物館発で東京駅八重洲口経由東雲車庫行きという京成バス千葉イースト(旧・ちばグリーンバス)の高速バスの発車時間でバスが到着したところでしたが、このバスは現在も15:12発の1便のみだし、あいにく2月いっぱいで廃止になります。
地方都市によっては多いけど東京近郊では割と珍しい近距離高速バスだけに乗る価値もありそうですが、残念ながらもう乗りに行く時間がなく、もっと早く知っておけばよかったと後悔したのは言うまでもありません。
その後は椎木門跡と佐倉城の礎石を見ました。
佐倉城廃城後に陸軍兵舎へと転用された際、そのままコンクリートで埋められてしまったそうですが、国立歴史民俗博物館の建設時に発掘調査が行われて礎石が出土し、ここに集められたとのことです。
礎石の一部には柱を通す穴が開けられていたりもします。
そして非常に深い空堀や一の門跡を見ながら本丸へと入りました。
ここには明治初期まで銅櫓が残っていたそうですが、残っている写真が最末期のもので屋根がなくなったりと荒廃した状態のものでした。写真が残されているだけでも貴重ではあるのですが。
その後は天守跡や台所門跡を見ました。
本丸を出てニの丸御殿跡(御番所、対面所跡)に向かう間には正岡子規の句碑もありました。
二の丸跡内には板張りの建物があり、気になって見たところ茶室で、ちょうどお茶会が行われていました。
今の時期のこの辺は、梅や寒桜がきれいでしたね。
次いで三の門跡から三の丸へと入りました。
この辺に、佐倉青年会議所50周年を記念して昨年10月に設置された天守閣と桜の花の絵柄入りマンホールがありました。
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城内での最後は佐倉城址公園センターに入り、天守閣の模型などを見ました。
そして大手門跡から城外へと出て京成佐倉駅方面へと歩きました。
途中の麻賀多神社にもピンクのポストがありましたね。
また蔵や昔の商店建築も多く、途中にはそういった見どころも多いのが印象的でした。
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そして途中の坂を下る細道で、今回の散策で最初で最後だったけど猫に遭遇しました。しかも「にゃ〜ん」と言いながら寄ってくる猫ではありませんか。
ここ最近、散策中の猫遭遇率が低いのですが、寄ってくる猫だったこともあって久々の当たりでしたね。
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京成佐倉駅に到着した後は船橋まで移動して飲み会。
九州魂が空いていたのでそこに入り、まずはビールで乾杯し、九州料理など色々食べて最後まで楽しんできました。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
(1)http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/29582584.html
(2)http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/29582700.html
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