都市伝説的怪談キャラクター〈禍禍女〉。巨漢のデブで髪はボサボサ。スキ…と呟きながら男に迫ってきて、命と両眼を奪っていくという恐怖の存在だ。
立野美術大学で彫刻を専攻する増村宏が、何者かにストーキングされた挙句に怪死した。その両眼は不自然に抉られていたらしい。彼に片思いしていた同級生の早苗は、〈禍禍女〉が犯人ではと疑い、そのルーツを探っていくのだが…
「禍禍女」
以下、顔面ネタバレ福笑い。




ゆりあんレトリィバァ監督作品…ではあるけども、脚本が内藤瑛亮というのが安心材料。異業種ワンマン映画…特に吉本には松本人志という悪しき前例があるので、脚本もゆりあんだったらスルーするところだった。結果、ホラー映画として一応は楽しめる内容で、サプライズも意外性もあり悪くは無かった。ジャンプスケアと顔アップの多用に素人感が出ているものの、尿が排水口に吸われていく模様で表すメインタイトルからしてセンスは感じさせる。いい意味で悪趣味で、いい意味で不快になる映画。早苗がヒロシミュージカルを始めちゃうとこなんか、三谷幸喜ならフル尺やって顰蹙買うだろうが、上手く回想ネタバラシシーンにリンクさせていて寒くならずに済んでいた。ここは最大限に評価。クズなイケメン、DVパパ、そしてガチストーカーと禍禍女以上に怖い連中の描写が絶妙だったな。
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