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米株5.8%ドローダウンは「いつもの動き」!悲観的になりすぎない投資術
最高値から2歩下がる。それでも「Just Keep Buying」を貫くべき理由
ボーグルの教え:20%の損失を想像できないなら、株に投資すべきではない
昨晩の米国市場の下落を受け、不安を感じている方も多いかと思いますが、冷静に状況を振り返ってみましょう。
1. 昨晩の相場概況
主要指数は揃って下落し、チャートも同じような右下がりの形となりました。
S&P 500:1.57%の下落。7000ポイントの大台目前で跳ね返されました。
NASDAQ 100:2.0%の下落。AIやITなどのハイテク株を中心に売られました。
半導体指数 (SOX):2.5%の下落。主要指数の中で最も大きな下げ幅を記録しました。
ドル円:1ドル=152.7円。前日比0.3%のマイナスで、やや円高方向に振れました。
一言で言えば、「株もドルも同時に売られた日」でしたね。
「Just Keep Buying」の精神で、次は今夜のCPI(消費者物価指数)の結果を待つことになりそうです。
昨晩の下落は「ドル高による相対的な低下」ではなく、株もドルも同時に売られる形となりました。
2. 下落の主な要因:AI脅威論の再燃
今回の下落の引き金の一つとされているのが、物流セクターを直撃した「AI脅威論」です。
物流株の急落: ラッセル2000のトラック運輸指数が1日で約8〜9%下落。
きっかけ: あるAI関連企業が「セミキャブ」というプラットフォームを発表。人員を増やさず貨物取り扱い量を300〜400%拡大させた実績が示されました。
市場の反応: 効率化に成功したAI企業の株は上がりましたが、既存の物流企業の優位性が奪われるとの懸念から、セクター全体が売られる結果となりました。
3. 投資信託・資産への影響
多くの投資家が保有する銘柄の状況は以下の通りです。
eMAXIS Slim S&P 500:
最高値(1月14日:40,572円)から、本日の更新では38,210円付近まで下がると予測されます。
ドローダウン(下落率):
最高値から約5.8%の下落。今年最大の下落幅ですが、昨年の動きと比較すれば、まだ許容範囲内の「いつもの動き」と言えます。
その他の資産:
ゴールド: -3.5%
シルバー: -11%超
ビットコイン: 65,000ドル付近まで下落
債券: 利回りが2%低下(価格は上昇)。リスクオフで資金が債券に流れた形です。
4. 今後の向き合い方
市場全体が「燃えている(赤一色)」ようなヒートマップを見ると動揺しがちですが、インデックス投資の父ジョン・ボーグルの言葉を思い出しましょう。
「株式市場で20%の損失を被ることを想像できないのであれば、株に投資すべきではない」
現在はまだ5%程度の調整です。10%を超えると脱落する投資家が増えると言われていますが、長期的な視点に立てば、これはあくまで通過点に過ぎません。
本日の注目イベント
今夜はCPI(消費者物価指数)の発表があります。インフレ動向によってさらに相場が動く可能性がありますが、感情に流されず、淡々と「Just Keep Buying(持ち続ける・買い続ける)」姿勢を貫くのが賢明です。
「Just Keep Buying(ジャスト・キープ・バイイング)」
——ニック・マジューリ氏の著書でも提唱されている、インデックス投資家にとっての「聖句」です。
相場が荒れている時こそ、この言葉の重みが増します。
昨晩のような下落局面で、私たちが取るべきスタンスを整理しました。
なぜ今「Just Keep Buying」なのか?
「安売り」期間と捉える S&P 500が最高値から約5.8%下落しているということは、裏を返せば「昨日より5.8%安く買える」ということです。長期投資家にとって、下落は将来の利益を仕込むバーゲンセールに過ぎません。
市場に居続けることが最大の武器 過去のデータが証明している通り、最もリターンが良い日は、往々にして最悪な日のすぐ後にやってきます。動揺して売ってしまうと、その「稲妻が輝く瞬間」を逃してしまいます。
感情をシステムで上書きする 「お金が減って怖い」という感情は人間として自然な反応です。だからこそ、感情を排除して「淡々と積み立てる」というルール(システム)に従うことが、最終的な勝率を上げます。
投資の父、ボーグルの教えを胸に
ジョン・ボーグル氏の言葉通り、「20%の下落を想定内」としておけば、今の5%程度の下げは「さざ波」のようなものです。
「投資における最大の敵は、自分自身の感情である」
まさに今、その敵と戦っている最中かもしれませんが、ここを乗り越えた人だけが、数年後の大きなリターンを手にすることができます。
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