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死ぬ時に一番お金持ちを回避する!お金が使えない人の3つの特徴と対策
死ぬ時に一番お金持ちを回避する!お金が使えない人の3つの特徴と対策
ファイナンシャルプランナーのマリです。突然ですが、日本人が亡くなる時に残している遺産額がどれくらいか知っていますか?三菱UFJの調査によると、平均額はなんと3,273万円、中央値でも約1,600万円もあったそうなんです。
もちろん、残された側としてはありがたいですし、私もある程度子供に残してあげたい気持ちはありますが、それでもかなりの額を残してしまっているなと率直に思いました。
『DIE WITH ZERO』という本の中には、「死ぬ時に資産を残すことは、その資産を稼ぐのにかかった時間だけタダ働きしたのと同じ」という言葉があります。例えば時給が2,000円だとしたら、3,000万円を稼ぐには1万5,000時間かかります。週40時間働くとすると、これは約7年分に相当します。つまり、3,000万円を使わずに死ぬということは、7年間タダ働きしていたのと同じと言えるわけですね。
私自身、ドラクエで「せかいじゅのしずく」を1回も使わずにラスボスを倒してしまうタイプなので、この気持ちはよくわかります。でも、お金はどこまで行っても幸せになるための手段でしかありません。人生の幸福度を最大化するために、今回は「お金が使えない人の3つの特徴とその対策」について解説していきます。
特徴1:過剰な「投資脳」になっている
資産形成に熱心な方は、福利計算を一度はやったことがありますよね。例えば100万円を利回り7%で運用すると20年後には約380万円になる、といった計算です。この考え方は大事ですが、行きすぎると「福利思考」が邪魔をしてお金を使えなくなってしまいます。
カフェで500円のコーヒーを飲もうとしても「これ、20年後の2,000円かな」と考えたり、10万円の旅行に行こうとしても「20年後には40万円か」と思ってしまったり。今お金を使うハードルが上がりすぎて、今しかできない経験まで逃してしまいます。
【対策:3つの資本でリバランスする】 立花明さんの『幸福の資本論』では、人生には3つの資本が必要だとされています。
金融資本(資産)
人的資本(健康・稼ぐ力)
社会資本(人との繋がり)
過剰な投資脳の人は、幸せのポートフォリオが「金融資産」に全振りされている状態です。旅行や自己投資にお金を使うことを、単なる消費ではなく、「人的資本や社会資本へ資産を振り替えるリバランス」だと捉えてみてください。
特徴2:貯めること自体が趣味になっている
本来、お金は手段ですが、資産残高をRPGのレベルのように感じてしまう人がいます。マネーフォワードを見て、増えていれば喜び、減っていても「バーゲンセールだ」と喜ぶ。それはそれで楽しいのですが、人生の最後を意識できていない可能性があります。
『7つの習慣』には、理想の人生を送るために「自分の葬式を想像せよ」とあります。葬列者に「あいつは資産が1億円あって凄かった」と言われたい人は少ないはずです。「一緒に行った旅行が楽しかった」といった感謝を思い出してほしい人が大半ではないでしょうか。
【対策:タイムバケットで価値観を言語化する】 『DIE WITH ZERO』で紹介されている「タイムバケット」が有効です。人生を5年や10年ごとに区切り、その期間にやりたいことを書き出します。 また、自分の価値観を紙に書き出すことも大切です。例えば「タイム・イズ・マネー」が軸なら、家事代行や時短家電には罪悪感なくお金を使えるようになります。自分の判断軸が明確になれば、有意義なお金の使い方ができるようになります。
特徴3:超リスク思考
「老後資金が足りなくなるかも」という不安から、お金を使えないパターンです。長生きリスクやインフレを心配するのは重要ですが、120歳まで生きたら……といった極端に低い確率まで心配しすぎるのは損です。
【対策:モンテカルロ・シミュレーションで可視化する】 コンピューターで何万回も試行し、資産が枯渇する確率を出す手法です。例えば、3,000万円をオルカンで運用し、月12.5万円を取り崩すシミュレーションをすると、30年後に資産が残っている確率は約53%といった結果が出ます。
95%以上の確率で破綻しないための目安(インフレ率2%設定)は以下の通りです。
月5万円取り崩す場合:2,600万円
月20万円取り崩す場合:1億100万円
これらの金額を定年までに用意できる見込みがあれば、あとは今を豊かにするために使う選択肢が持てます。リスク思考の方はマネーリテラシーが高いので、状況に合わせて柔軟に軌道修正できるはずです。
まとめ:お金を引き出す能力を高める
日常生活を元気に送れる「健康寿命」は、男性が約73歳、女性が約75歳です。80歳で数百万円かけていく世界一周旅行よりも、40歳で10万円でいく国内旅行の方が満足度が高いかもしれません。
お金は投資に回せば増える可能性が高いですが、逆に「お金から価値を引き出せる能力」は加齢とともに低くなっていきます。今と未来、どちらも犠牲にしないバランスの良い人生を送っていきましょう。
今回の内容が参考になったという方は、ぜひ実践してみてくださいね。
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