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2026年01月20日08:51

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水曜クビ×4日記1410:グッドワン

ニューヨークで暮らすサムは17歳の少女。ある日、パパとその友人マットと3人でトレッキングに出かけることに。3日間も山の中でテントを張りながら移動する割とハードな旅程だ。この3日で彼女が目にするのは、「大人」の浅はかな姿だった…


「グッドワン」


以下、一緒にネタバレしようか?


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娘目線で観るなら共感と怒り、パパとマットの目線で観るなら諦念と反省…を感じるのだろうか。思春期の娘を育てる俺様は当然後者なわけだが、まあこれ、咀嚼するのが難しい映画です。


フォト


執拗に描写される月経処置はサムが子供ではなく「女性」であることの表現なのだろうか。パパはそんな一人前の女性からのSOSには全く無関心。あくまで娘として抑圧的に接しているし、どまん前にテントを張る若者たちよりマットの夜食のほうを危険とみなし、河原でのサムの訴えもスルーする。離婚も何も全て他者のせいで己こそ正義だと確信している人なんだな。マットは一見すると人当たりのいい中年男、なんだけど無意識なのか意識的なのかサムのセクシャル面をつく発言をしてしまう男。今まで見たことが無い3人組のロードムービーってことは、この3人の組み合わせが非常識ということですよね。パパとサム、あるいはパパとマットの2人組で成立する旅行なのに…この設定だけで不穏さが半端ない。普通なら、マットの息子ディランが不参加となった時点でサムも離脱するんだろうに。なぜ離脱しなかったのか?…というところでタイトルのグッドワン=いい子、というのが生きてくる。父が誘ってくれた旅行を気を遣って断らないで、2人のおっさんの不愉快な言動に笑顔で対応する彼女は「いい子」なのではなく「大人」なんだよな。そんな彼女の最後の反抗が「子供らしさ」。向こうが子供扱いするなら子供になってやれという思いなのか、それとも大人役に疲れたのか、それはわからないけど、パパは最後まで彼女の反抗の真意が読めなかったのではないか。ダッシュボードに置いた石は、単にパパの怒りの行動かもしれないが、サムには河原に積まれた石と同じ意味なのかもしれない。つまりケルン…ここが終点、という意味なのかも。

山道の美しさなど目には優しく、心には棘が刺さる作品。サム役の子の繊細な美しさも魅力的。ぜひ。


余談…

よく旅行に行ってるマスターとヒロヤサ先生、その旅行にヒロヤサ先生の娘さんが同行したらどうだろう? …怖くない?^_^
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