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2025年01月14日22:29

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ミニチュアゲーム日記 Vol.177

注意:この日記は、『WARHAMMER:The Old World(以下ウォーハンマー:オールドワールド)』という日本語対応の無いミニチュアウォーゲームの対戦レポートです。知識が無い方にとっては非常に理解が困難な内容かと思われますので、ご了承下さい(もっとも、ゲームの知識があっても当事者以外には読みづらいかと思いますが)。


2025年1月12日(日)、中野にてKarlV@karlvagnさん主催の『ウォーハンマー:オールドワールド』の大会『第三回中野カップ』に参加してきた。

注意:冒頭に書いた通り、このゲームは日本語に対応していないので、今後ゲーム中の用語については、実質的に前の版にあたり日本語版のある『ウォーハンマー・ファンタジーバトル(以下FB)』に該当(類似)する単語がある場合はそれを当てはめて、無い場合は筆者が適当に訳を付けている。原語も続けて記載するので、訳がまずくても原文のどこに該当するかは分かる、はず。

以下、当日の対戦の概要。

一戦目:ドワーフ 対 エンパイア(2,000ポイント)
フォト

編成:
●先攻:ドワーフ(Dwarfen Mountain Holds) (冬寂)
キング(ジェネラル、シールドベアラー帯同(※)、アイアンブレイカーに『合流(Join)』)
ルーンスミス(ウォリアー(1)に『合流』)
エンジニア
ウォリアー(1)
ウォリアー(2)
レンジャー
アイアンブレイカー
スレイヤー
キャノン
ジャイロコプター
オルガンキャノン

※:3体のドワーフが担いだ大きな盾に乗った状態。【傷】が+3され、下のドワーフも敵を攻撃できる。

●後攻:エンパイア(The Empire Of Man) (Akiさん)
グランドマスター(ジェネラル、デミグリフ騎乗、ステート・ミサイル・トルーパーに『合流』)
ウィザード・ロード(Lv.4ウィザード、『魔獣の召喚(The Summoning)』(※1)『闇よ集え(Gathering Darkness)』(※2)『ディーモンの器(Daemonic Vessel)』(※3)『悪魔の活力(Daemonic Vigour)』(※4)、ウォーホース騎乗、エンパイア・ナイトに『合流』)
キャプテン・オヴ・ジ・エンパイア(アーミースタンダード・ベアラー、グリフォン騎乗)
プリースト・オヴ・ウルリック(ステート・ミサイル・トルーパーに『合流』)
ステート・ミサイル・トルーパー
アウトライダー(1)
アウトライダー(2)
エンパイア・ナイト
グレイトキャノン(1)
グレイトキャノン(2)
ヘルブラスター・ヴォレイガン

※1:『悪魔術(Daemonology)』の『射撃系スペル』。対象に【攻】4、AP-1のヒットを2D6回与える。
※2:『悪魔術』の『呪い系スペル』。対象の【敏】【士気】を-2し、『将の威厳(Inspiring Presence)』を無効にする。
※3:『悪魔術』の『強化系スペル』。術者と乗騎と合流先のユニットの【攻】【回】を+1、『貫通値』を-1する。
※4:『悪魔術』の『強化系スペル』。対象の【移】【耐】【敏】を+1する。

ドワーフは、現時点で自分に考えられる限り、かつ手持ちから組める限りにおいて最適な編制、のつもり。ただ、バランスを求めすぎて尖った強みを失っている気はする。

エンパイアは前日(!)に発売されたばかりの『Arcane Journal』(※1)から『モール騎士団(Order of the Knights of Morr)』(※2)を招いた、射撃と騎兵に極振りした編制。

※1:基本ルールとは別の、言わば拡張ルール本。特殊な編制やユニットのルールがある。
※2:詳細不明。『恐怖(Fear)』持ちだったか。必要な情報があれば『Arcane Journal』を入手次第追記予定。
2025/3/28追記:編成ルール『騎士団(Knightly Order)』の一つ。キャラクター枠に、他の騎士団では不可能なウィザードを迎えられる。また、一部のキャラクターやユニットが『恐怖』等のスペシャルルールを得る。

シナリオ:2.『オド・トッドマイヤー三世の破滅 -士気崩壊ポイント- (The Doom Of Odo Todmeyer �� -Break Point-)』
毎ターンの『ターンの開始サブフェイズ』の時点でアーミーの『兵力(Unit Strength)』の合計が開始時の25%を下回っている側が敗北する。

展開:
前回対戦で猛威を奮った(奮われた)グレイトキャノンが今回は不発な一方で、こちらのキャノンは好調。一射でナイト、アウトライダー、グレイトキャノンを抜く活躍を見せる。
その他、『斥候部隊(Scout)』のレンジャーがヘルブラスター・ヴォレイガンを沈黙させたり、ウォリアーがナイトの『突撃(Charge)』を受けながらも踏み止まったりと気を吐くも、じわじわ数を減らされ、取り残された中央のアイアンブレイカーとスレイヤーが接近戦に入る前に制限時間となりゲーム終了。

雑感:
アウトライダーは火力が高いので、ジャイロコプターに対処させた方が良かった。初期配置が遠くても、兵装がクラッターガンなので『行進(March)』した後に射撃する事はできた(当たるかは別)。
主力になる事の多いアイアンブレイカーは、手強そうな外見(実際は攻撃力がそこそこなので脅威度は微妙)のために避けられがちなのと、そもそもの足の遅さで、なかなか接近戦ができないのを何とかしたい。『行進縦隊(Marching Order)』にするのも考えたが、『突撃』前の距離調整を考えるとあまり変わらない気もするし、ヘビィキャバルリーを前にして『行進縦隊』にするのは躊躇われる。…この、こちらの歩兵戦力を効率的に使う方法は、最後まで残る課題になる気がする。


二戦目:ドワーフ 対 ドワーフ(2,000ポイント)
フォト

編成:
●先攻:ドワーフ (冬寂)
一戦目目と同様。

●後攻:ドワーフ (Welloさん)
キング(ジェネラル、シールドベアラー帯同、ロングベアードに『合流』)
アンヴィル・オヴ・ドゥーム
セイン(アーミースタンダード・ベアラー、ロングベアードに『合流』)
レンジャー
ロングベアード
ジャイロコプター
アイアンドレイク
ドワーフ・カート

同アーミー同士の対戦だが、ウェーローさんはアイアンドレイク多めでかなり運用が異なる。ただ、レンジャーとジャイロコプターが居るのはこちらと同様で、やはりドワーフを使っているとその結論に辿り着くのか…という思いがする。

シナリオ:4.『ドラクヴァルドの森事変 -接近遭遇- (The Drakwald Forest Incident -Meeting Engagement-)』
彼我の配置エリアが戦場の対角線になり、他のシナリオより距離が近い。
初期配置の際、ユニット毎にD6を振り、1が出ると『増援部隊』として後から戦場に出現する…のが本来のルールなのだが、プレイヤーが二人とも忘れていたので、普通に配置。

展開:
先手をとれたのを幸いにジャイロコプターを墜としたりアイアンドレイクを盤外に追い遣ったりはしたものの、大量の射撃を浴びて数を減らされ続けて、ようやく主力のロングベアードと交戦しても、アンヴィルによる強化でバフ特盛りのため歯が立たず、『突撃』して先手をとっても跳ね返されるばかり。結局、接近戦ユニットを軒並み減らされて、時間切れによりゲーム終了。

雑感:
今回一番『やられた!』と思ったのはアンヴィル。『金剛石のマスタールーン(Master Rune Of Adamant)』(※1)によりフォージファザー(※2)の【耐】が10になっており、【攻】4以下の攻撃は全く通じない(ダメージロールができない)。おかげで『突撃』したジャイロコプターは何もできずに殴られ続ける羽目に(で、戦闘結果は大差が付かず、ジャイロコプターも【士気】が高いので、逃げずにひたすら戦闘が続く)。ダメージロールの上限については、FB8版からの変更点として認識はしていたが、実際に遭遇すると中々絶望する。因みにアンヴィルの【耐】は7。金床より硬い(物理)ドワーフとは。
あと、レンジャーの有効な置き場が無いのにのは困った(ドワーフ・カートが、明らかに『斥候部隊』が入りそうなスペースを消している。もしかしてこのためにロスターに入れたのかな?)。何とか役立てようと、アイアンドレイクに『突撃』するつもりで右奥に置いたのに、結局ジャイロコプターで追い払ったので、レンジャーはただのろのろと前進するだけになってしまった。ジャイロコプターに露払いをさせるなら、『行進縦隊』で配置すれば少しはマシだったのだ。戦術眼の無さがこういう所に出る…。

※1:強力だが、このルーンだけで100ポイントを使い、かつ(ポイント的に可能だとしても)他のアーマールーンを刻めなくなる。
※2:アンヴィル・オヴ・ドゥームを叩くドワーフ。アンヴィル自体がルーンロードのアップグレードだったFBとは扱いが違う。


本来は3戦の大会なのだが、これまでの経験から3戦は辛いと判断して、最終戦は辞退させて頂き、自分のゲームは終了となった。

以下、全体の雑感。
自分としては、これまでの経験を活かして、ルールの誤りはかなり抑えられたのでは、と思うが、まだまだ満足には程遠い。じっくり確認しながらのゲームも、時間制限を設けてのゲームも、どちらも有益だし楽しいので、また機会があれば参加したい。

ゲーム後にふと思ったのだが、制限時間により途中でゲームが終わってしまう事への対策として、射撃編制は理に適っているのかもしれない。とは言え騎兵が居ればあっさり一掃されるだけだし、そもそも待ち編制が性に合わない。そういう意味では、今回のお相手は二人とも良いお手本という気がする。まあ、何にせよミニチュアを組まないと話にならないのだが。

やはりマジックが強い。今回2戦とも、かなり好き放題にされてしまった(アンヴィル・オヴ・ドゥームも実質レベル3ウィザードだし)。ドワーフユニットは基本的に『魔法への抵抗力(Magic Registance)』をもっているが、相手が強化系のスペルを使う分には、何の妨げにもならない。少しでも抵抗力を上げるために、せめてルーンスミス(ウィザードレベル1相当)ではなくルーンロード(レベル2相当)を入れて、対呪文のルーンを大量に持たせるべきか。ただ、相当重くなるのが難。



◆対戦中に気付いた、或いは指摘のあった、或いは気になったので後から確認した事:
・初期配置の順番は、双方がキャラクター以外のユニットを全て置いた後に(つまり、ユニット数に差がある場合は、多い方がユニットを置き終えるのを待って)、双方がキャラクターを置くと思っていたが、厳密には一方が先にユニットを置き終えたら、次の番でキャラクターを(全て同時に)配置するのが正しいらしい(ルールブックP285)。

・ウォーマシンを配置する際は、全てのウォーマシンを同時に、上記のユニット配置の一部として行うものと思っていたが、
『1.ウォーマシンとキャラクター以外のユニットを一つずつ』『2.全てのウォーマシンを同時に』『3.全てのキャラクターを同時に』
の順で配置するとの指摘を受けた。ただ、こちらはルールに記載が見当たらないので、真偽は不明。

・『前衛部隊(Vanguard)』のルールで移動した後は『突撃』可能。

・『隊列再編(Reform)』したユニットは射撃不可としたが、ルールブックP125の『隊列再編』のルールにも、P137の射撃不可能なユニットの条件にも記述がない。他に特に記載がなければ可能なはず。

・『再集結(Rally)』したユニットは射撃不可としたが、ルールブックP117の『再集結』のルールにも、P137の射撃不可能なユニットの条件にも記述がない。他に特に記載がなければ可能なはず。
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