松本ハウス…あまりよく知らないがボキャブラ天国とか出てたんじゃねえかな。松本キックとハウス加賀谷のコンビ。この話は2003年だけど、1999年ぐらいから休業していたらしい。よゐこ濱口みたいだね。
…ヤマネコ宅配便の面接はその場で採用を告げられた。
大学時代にやってた事もあるし、トモアキの友人、オオコシの紹介もある。
社会保険もつく契約社員での採用だが、健康診断を済ませるまではアルバイト待遇ということだ。
「働き方によっては失業保険ももらえる」
みたいな事を言われたが結局もらえなかった…なんだったんだろうなあの話。
まあいいだろ…職安通うの面倒くせえし。
初出勤は…来週。9月15日から。
誕生日…9月17日の前あたり…か。
…。
苛立ちは増していく…。
いや、焦りか。
俺とシノブの間に他の男の影がさしていて。
俺には消す事が出来ない…。
無能。無能オブ無能…キングオブ無能…俺がチャンピオンだ…
…もう女の事で悩むなんて一生ないと思ってたんだけどな…。
…それこそが驕り…なんだな。
…ごめん。
…。
9月…上旬。
彼女は大学に行っていた。
…休日には俺と会って。
俺と会わない日にはheavenに行く…。
言わないけど、そうなんだろう…。
あのカオスな飲み屋で会いたいのかは自分でも分からないけど、
ノブとheavenを訪れてみても、あの夜の様には彼女は現れない。
…俺のいない時に
他の男に会いに来るだけ…
みたいだ。
…。
彼女が大学に行くと言っていた平日の夕方。
今日も彼女に会う予定はない。
…はっきり…させようか。
いや、どうしようか…
でも…
時間が経つほどに、彼女は他の男に惹かれていく…
俺は…彼女にメールを送ることにした。
『あの店に行くのをやめないなら別れようか』
そんな感じの。メール。
メールを打つ指は震えていただろうか。
【送信】
携帯電話のボタンを押した。もう取り消しは出来ない。
大丈夫。きっと彼女は俺を選んでくれる…。
目を覚ます筈…
目を覚ませよ…
返事を待つ。
落ち着かずに居室と台所をうろうろ。
ウロウロするほど広くもないんだけど。
ウロウロした。
しばらくしてメールの着信音が鳴る。
彼女の答えは…
…。
『荷物取りに行く。ドアの外に置いといてくれてもいいけど』
2行のメールに目を疑った。
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