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2024年10月27日23:24

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さんふらわあで行く南九州の旅 大分信仰の旅

今朝は何だかんだで5時に起床。
始発で出発する事にする。
慌ただしく準備をして、ホテルを後にする。
始発列車は6時10分発の佐伯行き。
放送で、4輛編成だが先頭の1輛、4号車しか客扱いしない旨、案内している。
どう言う事だろうかと思っていたが、列車が到着して理解した。
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車輛は特急用の787系で、「にちりん」の間合い運用だろう。
始発なのでさほど込まないから1輛だけでも賄えるのだろう。
4号車5番D席に座る。
まだ辺りは暗く窓外はよく見えない。
日向長井を過ぎ、北川を渡る。
延岡から佐伯は国境の山越え区間でもある。
勾配とカーブが連続し速度が上がらない。
山々には靄が立ち込めて、まだ辺りも暗いから一幅の水墨画の様に車窓を流れる。
北川の支流小川に沿って走る。
沈下橋である深瀬橋を眺め市棚へ。
更に山深くなり、小川と鐙川とに別れる。
列車は鐙川に沿って走り、宮崎県から大分県へと入る。
6時39分、宗太郎に到着。
周りには何も無い山奥の駅で、上りはこの列車と20時35分の佐伯行きの2本だけ。
下りは6時54分の延岡行きのみと言う凄まじい駅。
特急で通関した事は何度もあるが、普通列車で停車したのは初めてである。

宗太郎を過ぎ、標高も高い山奥で窓外に靄が流れる。
山を霞める靄の中を走っているのだろう。
白く霞んだ車窓が流れる。
宗太郎の次が重岡。
よく対で案内されるが、重岡は上りはこの列車の他、夕方と夜に2本の計3本。
下りは6時49分の延岡行きのみ。
ただし、重岡止まりの列車が2本ある。
駅も側線があり構内は広く、周りも拓けている。
高校生が数人、乗車して来た。
そして延岡行きの787系の普通列車と交換した。
重岡を過ぎると水系が代わり、番匠川の支流、久留須川に沿って走る。
土地が拓け山あいに集落が見える。
そして番匠川を渡ると上岡に到着。
番匠川の少し上には、「道の駅やよい」の中に「番匠おさかな館」と言う水族館がある。
https://www.michinoeki-yayoi.com/banjou-osakanakan
​九州屈指の清流、番匠川を再現した水族館で機会があれば行ってみたい。
上岡の次が終着の佐伯。
番匠川の河口に佐伯藩毛利氏が築いた町。
昭和に入ると佐伯海軍航空隊が置かれ軍都として栄えた。

延岡からの始発列車はそのまま7時33分発の特急「にちりん102号」大分行きとなる。
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ただ、車内整備の関係で一度は全員下車させられる。
4号車5番A席に乗車。
次の海崎で運転停車。
駅前に太平洋セメントのプラントが広がる。
佐伯行きの普通列車と交換。
狩生が近付くと、佐伯湾に浮かぶ彦島、その奥に大入島が見えて来る。
狩生を通過しトンネルを抜けると、大入島と小島が二つ見える。
神武天皇が立ち寄った「神の井伝説」が残る島である。
山が海に迫りリアス式の複雑な海岸線を描いている。
それを短いトンネルで抜けて行く。
浅海井の辺りで夫婦石が見える。
豊後二見ヶ浦と呼ばれている。
海から離れ四浦半島の付け根をトンネルで抜ける。
網代島が見え、日代を通過しトンネルへ。
そして津久毛に到着。
宮崎空港行きの特急「にちりん」が停車している。
津久毛の町を抜けて長目半島の付け根を縦断する。
セメントのコンベヤが頭上を通る。
石灰岩の山が削り取られて無残な姿を晒している。
長目半島を縦断すると遠くに真ん丸な津久見島が見える。
程無くして臼杵に到着。

荷物をロッカーに預け、8時15分発三重行きの大野竹田バスに乗車。
乗客は私もまなにゃーデックスさんの二人。
臼杵の市内を抜ける。
臼杵城の脇を走り、稲葉家下屋敷・平井家住宅の前を通過する。
藩置県後に東京へ居を移した旧臼杵藩主稲葉家の、里帰りのための邸宅として明治35(1902)年に建てられた、江戸時代後期の建築様式を今に残す上級武家住宅として貴重である。
時間があればここにも寄りたかった。
バスの走る方向左側に三重塔が現れた。
これは龍原寺の三重塔で、臼杵が生んだ名匠高橋団内が奈良や京都の古寺を巡り古い塔の長所をとり入れ建築された。
安政5(1858)年に竣工した、九州では貴重な江戸期の三重塔である。
このようなものがあるとは思ってもおらず、佐伯の町の奥深さに驚愕した。
臼杵川に沿って上がって行くが、ふいに道を逸れたと思ったら、そこが臼杵石仏、臼杵磨崖仏の入口だった。
山奥の断崖絶壁に刻まれた石仏を想像していたのだが、田畑の広がる様な土地であり拍子抜けした。
受付が9時からなので、暫く待合室で休む。
臼杵石仏総選挙なんて言うガチャガチャがあったのでやってみる。
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9時になり、チケット売場が開く。
そして入口まで歩く。
新しく建てられたお堂の中に、岩山に刻まれた石仏が点在している。
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平安時代後期から鎌倉時代に掛けて彫刻されたと言われており、国宝に指定されている。
中学生の時分に社会科の資料集で見て、いつかは行きたいと思っていた臼杵の石仏。長き想いを胸に、遂にやって来た。
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まさに感無量。
歓迎の叫び、祈りの手。
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第一次美仏内閣なる顔出しパネルもあった。
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まなにゃーデックスさんが、内閣入りしていた。
そして此方の大日如来様。
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長らく顔が落ちていたらしい。
資料集で見た写真も、確かに顔だけだった。
しかし、厚生労働大臣は金剛力士様。
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この画像は色々と使えそう。
しかし、この石仏は、誰がどのような目的で造営したのか、はっきりとしたことは分かっておらず、今もなお多くの謎に包まれている。
12月31日には、石仏群前に焚かれた篝火と約600本の松明の中で法要を行い、「いかづち太鼓」の音で新年を迎える年越し供養法要と言う行事もあるらしい。
此方も一度、見てみたい。

石仏を見学した後、バスの時間があったので臼杵煎餅製造直売の後藤製菓「石仏会館」へ行ってみた。
冬季限定の臼杵煎餅「百寿ひとひら(生姜×チョコレート)」なるものが気になったので、バラで購入。
そしてまなにゃーデックスさんが、ソフトクリームを食べる。
それくらい暑い日だった。
私もチョコレートが溶けないうちに、百寿ひとひらを頂く。
甘いチョコレートの後に生姜の辛味や香りが追いかけて来る。
えもいわれぬ旨さで、一箱購入する事にした。
「すぐに帰りますか?」と利かれたが「京都なので、宇佐八幡寄って帰るので着いたら夜ですね」と答えたら、保冷剤と保冷パックで包んでくれた。
「お陰様で大人気の為、チョコレート造りに全社員追われてます」と仰っておられた。
10時23分、臼津バスの臼杵港行きに乗車。
今度は割と乗車していた。
臼杵川に沿って下り、龍原寺三重塔が見えて来る。
そして臼杵川の中州に、フンドーキン醤油の工場が見えて来た。
たまに話題になる文久元年(1861)創業の醤油メーカーだが、臼杵が本社だとは知らなかった。
平井家住宅を眺め、臼杵駅に到着。

11時2分発の杵築行きは既にホームに停車していた。
813系の4輛編成で空いている。
ホームから、臼杵高等学校のグランドを挟んで臼杵城の石垣が見える。
定刻に発車。
臼杵の町を避ける様に南側へと進み上臼杵に到着。
かなりの乗車がある。
臼杵川を渡り、山の上に白い仏塔の様なものが見えた。
下ノ江を出ると佐賀関半島を縦断して行く。
佐志生を過ぎ更にから深い山を走る。
遠くに海がちらりと見えて、トンネルに入る。
山あいの集落を抜ける。
美しい日本の田園風景が広がる。
そして宮脇俊三の小説にも登場した幸崎に到着。
幸崎止まりの815系普通列車と交換。
幸崎を過ぎると大分平野へと入って行く。
大分平野を潤す大野川を渡り鶴崎でかなりの乗車があった。
そして豊肥本線や久大本線が近付いて来て、大分に到着。
12時10分発「ソニック28号」に乗り換える。
車輛は885系の6輛編成、白いソニックである。
指定席は3号車3番AB席。

西大分を過ぎると別府湾に「さんふらわあ」が浮かんでいるのが見えた。
東別府を過ぎ、町の小さな神社で神輿渡御が行われていた。
別府でかなりの乗車があり、3号車は1/3程の乗車率になる。
別府タワーが見える。
そして幼稚園のグランドに、ヨ8000形車掌車が置かれていた。
亀川にも停車。
大分を出てから幾らも経って無いのによく停車する。
急行列車の様だ。
別府湾をぐるりと回って行く。
豊後豊岡に到着すると、遠くに大分の町が見えた。
そして日出を過ぎると国東半島を縦断して行く。
八坂川が迫って来ると杵築に到着。
大分で下車した813系が停車していた。
八坂川に沿って走る。
段々と山が深くなる。
そして国東半島を縦断しきると、国東半島の入口の町である宇佐に到着。

宇佐神宮の最寄りでもあり、巫女がお出迎え。
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コインロッカーに荷物を入れ、大分交通バスで宇佐神宮へ移動。
朝からろくに食べていないので宇佐神宮境内仲見世にある杜の茶屋「かくまさ」で昼食。
先ずはお試し。
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私ははも天丼。
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まなにゃーデックスさんは鍋焼きだんご汁。
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そして大分とり天。
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店内では団体がビールを大量に呑み、大声を張上げていた。
お蔭でビールも品切れになっていた。
それで、臼杵の地酒久家本店「一の井手」を頂く。
レジ脇の猫イラストが可愛い。
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宇佐神宮は、全国最多の約44,000社ある八幡宮の総本社である。
また、伊勢神宮と共に皇室の二所宗廟の一つとされている。
更に宇佐神宮は、神道と仏教を習合して崇拝する「神仏習合」の発祥地としても知られている。
そして奈良時代末期、道鏡が皇位を簒奪しようとした「宇佐八幡宮神託事件」の舞台でもある。
この神社も、中学の同級生の鉄友が宇佐辺りの出身で、よく話にも聞いていたから、一度はお詣りしてみたかった。
漸く念願が叶った。
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宇佐神宮では本日、来年アニメ化が予定されている「こめかみっ!GIRLS」の声優オーディションが行われているとの事。
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パネルが飾られている。
此方も気になるが、先ずはお詣り。
上宮は工事中だった。
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帰りに下宮に寄る。
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宇佐神宮のお詣り作法は、二礼四拍手一礼である。
帰りに、神楽殿で開かれていた「こめかみっ!GIRLS」の声優オーディションに寄ってみた。
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会場内の撮影は禁止だが、パネルはOK
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折角なので、記念撮影。
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15時13分のバスで宇佐駅へ向かおうとしたら、そんなバスはなかった。
他にも何組も途方に暮れている人がいたので、恐らく検索サイトのミスか何かだろう。
我々も立ち尽くしていたら、品の良い老夫婦に相乗りをお願いされ宇佐駅へと向かう事が出来た。
何度も御礼を述べ、老夫婦は別府へ。
我々は小倉へ向かう特急に別れた。
15時48分発の特急「ソニック」
883系「青いソニック」だった。
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小倉で「のぞみ」に乗り換える。
車輛はN700系Sだった。
戦利品。
会社用。
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ラーメンなど。
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お菓子。
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乾物、酒。
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鵜戸神宮 招福うさぎ。
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高千穂の昔ばなし。
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