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2024年03月11日13:37

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早春の江戸城をマニアックに歩く

日曜日は、東京再発見の「早春の江戸城をマニアックに歩く」に参加してきました。昨年は1回しか参加できずに終わりましたが、今年2回目の参加になりました。
金曜日に遅番勤務で帰りが遅かったのに、その翌日の土曜に早番勤務+観劇で帰りが遅くて疲れが溜まっていたのに朝は必要以上に早く目覚めてしまいました。なので向かう前に掃除や洗濯をしたりしましたが、余裕を持って早めに現地に向かうことにしました。
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東京駅に9時集合なのに8時には既に到着していたのと、後々のことを考えて少しでも多めに充電しておきたかったので、駅構内にあるコンセントが設置されているベーカリーカフェに入り、ホワイトフィッシュ+コーヒーのモーニングセットを注文。
新幹線の改札に近い場所というのもあるのか、大きい荷物を持った観光客らしき人が多い場所でした。また、レジの後ろの客が西野カナ×新垣結衣系な人(もう一人は横澤夏子みたいでしたが)でした。
そして丸の内口に集合して、手元の資料を見ながらの解説の後にスタート。
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最初に向かったのは木の橋がある和田倉門です。
ここで石垣についての解説がありましたが、一見同じに見える石垣もよく見たら施工時期によって隙間の大きさが異なるなど(技術が進歩するにつれて石の隙間がなくなっていった)、言われて初めて気付いたという点も多かったです。
次いで桔梗門(内桜田門)に行きました。
ここの橋は木ではなく土橋で、下はダムのようになって左右が隔たれていますが、よく見ると左右で水面の高さが異なり、江戸城は東西でかなりの高低差があるので、ところどころこのような土橋になっているとのことです。
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また、ここの隅にある櫓は関東大震災後の再建とのことですが、この頃は城主が徳川家から皇室になっていたというのもあってか、鬼瓦の御紋が葵ではなく菊になっているというのも今回の解説で初めて気付いた点です。
そして大手門から皇居東御苑に入りました。
東御苑の中には番所が残っていて、まずは同心番所を見ました。解説文によるとここの瓦の紋は葵と菊が混在しているそうです。
次いで大手三の門を抜けたところの左手にある長い建物が印象的な百人番所へ。江戸城本丸御殿最大の検問所で、名前の通り100人が常駐していたとのことです。
そして中之門を抜けたところにある大番所を見ました。これが本丸への最後の番所になります。
また、門の跡は多数あるも土台だけ残っていて門自体は残っていないところが多く、坂を上り切る手前にある中雀門もそんな感じでした。
そしてこの坂の途中には、マンサクの花が咲いていました。
坂を上がり切って本丸御殿跡の休憩所で小休止したところ、ここに江戸城の天守閣復元模型が展示されていました。
江戸城の天守閣は将軍が代わるたびに新しくされ、3代目家光の時代(寛永年間)まであるも振袖火事と呼ばれた大火で全焼してしまった後は再建されることなく現在に至っています。
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散策再開後は富士見櫓を見学。
天守閣焼失後に天守の代わりとされてきた建物で、櫓でありながら三重屋根というのは全国的に見て非常に珍しい存在なので「規格外」の建物とのことです。
なお、内部が公開されたことはないらしく、検索しても名前が似ている「富士見多聞櫓」(この後に行く)ばかり出てきて、富士見櫓の内部の写真というのは一切でてきませんね。もっとも、公開可能な状態に整備するとなると多大な費用が掛かるでしょうし、その他様々な事情から難しいのだろうと思いますが。
その後は松の大廊下跡を経由して富士見多聞櫓を見学。
多聞櫓とは城壁の上に長く伸びる櫓で、ここは数少ない現存する多聞とのことです。
次いで隣接する石室を見ました。ここは大奥の脇にあたる場所で、火事など非常時に大奥の調度品を避難させた場所という説があるそうです。
その後は大奥があったとされる場所を通って汐見坂を下って二の丸庭園へ。
梅や寒桜が咲いていたほか、池に珍しい鰭の長いニシキゴイが生息していました。
最後は梅林坂を下って平川門から外に出ました。
また、ここの橋は擬宝珠が昔のものをそのまま使っており、「慶長拾九年甲寅八月吉日 御大工 椎名伊与」(1614年)、「寛永元年甲子八月吉日 長谷川越後守」(1624年)と刻印された400年前の擬宝珠が今もこうして現存しているのが凄いですね。
午前の部はここで一旦解散となりましたが、近くに店がないため神保町へ移動。
途中には、大正十四年十一月竣工(1925年)と刻印された一ツ橋、昭和初期の近代建築である学士会館、東京大学発祥の地の碑、日本野球発祥の地の碑など見どころが多かったです。
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神保町では混んでいる店が多かったけど「中華料理紅燈記」が空いていたのでここに入り、大エビと玉子のチリソース定食を食べました。中国人経営の中華料理店ということで接客やサービスはそれなりな感じでしたが、値段の割には量も多くそこそこ美味しかったですね。

午後の散策は平川門から再び皇居東御苑へ。
ここは土橋で平川濠と天神濠が隔てられているほか、江戸城の守りの固さを象徴するぐるぐると回って入る構造が印象的でした。
そして最初の目的地である江戸城天守台に到着。
元々3代目天守があった場所になり、大火の後すぐにここに4代目天守を再建しようと天守台も造り直したけど、家光の異母弟で4代将軍家綱の後見役、会津藩主の保科正之が「庶民の救済と江戸の復興が先」「いまは天守再建の時にあらず」と説得し、天守の再建は中止になったとのことです。
また、黒ずんだ石がところどころにあり、これは大火で焼け焦げたものとも言われています。
このほか天守台の下には井戸も残っていました。
その後は北桔橋門から外に出ましたが、ここもやはり土橋になって左右で水面の高さが異なりました。
そして竹橋御門跡に行ったところ、菜の花や寒緋桜がきれいでした。
その後は皇居から離れて北の丸公園方面へと移動。
今度は清水門から江戸城へと入りましたが、現在皇居になっているエリアの管理者が宮内庁なのに対しこちらは千代田区で、皇居の方は道が舗装されたり坂道になっているのに対し砂利道で階段になっているという明らかな違いがあります。
砂利道で雑草も目立つので、悪く言えばきちんと整備されていないとか汚いとなってしまうのですが、本来の江戸城の入口は坂道ではなく階段だったので、こちらの方がより原型を留めているといえます。
北の丸公園は寒桜やハクモクレンの花もきれいでした。
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そして日本武道館の横にある休憩所で小休止。休憩中にソフトクリームを買っている人が多かったので、私も肉体疲労時の栄養補給に抹茶バニラミックスのソフトクリームを買って食べました。
小休止後は田安門から北の丸公園を出ました。
門を出たところには、高燈篭(常燈明台)、明治政府成立時に活躍した品川弥次郎、大山巌の像が立っていました。
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その後は千鳥ヶ淵沿いを歩きました。ここは桜の名所なので既にライトアップの準備がしてあり、ソメイヨシノは当然まだだけど寒桜(ここのは修善寺寒桜とのこと)なら満開だし、それ以外にも小さい花が色々咲いているので楽しめます。
千鳥ヶ淵を抜けた後は代官町通りを越えて半蔵濠沿いに入りますが、代官町通りは後年に作られたもので、江戸時代にはなかった道だそうです。
そして半蔵門を通過して坂道を下って桜田門(外桜田門)に到着。
桜田門といえば井伊直弼が暗殺された桜田門外の変で知られる場所で、井伊家の上屋敷があったのが現在の憲政記念館の場所であることから、この徒歩数分のわずかな距離で命を狙われてしまった訳ですね。なお、幕末で幕府が傾いていたという時代が時代だけに井伊直弼の死は幕府にとって非常に都合が悪く、死亡したことは18日間隠されていたそうです。
桜田門を入った後は二重橋を見ました。
なお、多くの人が手前の2連アーチの「正門外石橋」のことを二重橋と誤解していますが、奥にある通常は一般人が入れない場所にある橋こそが二重橋です。
最後は坂下門で散策終了となりました。
江戸城を歩いたことは何度もあるのに今回の散策で初めて知ったことも多く、勉強になったのは言うまでもありません。
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終了後は飲み会になり、東京駅八重洲口の香港居酒屋に移動。
2時間食べ放題飲み放題の店で、まずはビールで乾杯し料理を何品か注文しましたが、少ない人数でやっているせいか呼んでもなかなか来ない注文したものが来なかったり接客態度など突っ込みどころは多い店でしたが、料理の味は悪くなかったし、最後まで楽しめました。
帰りは東京ミッドタウン八重洲を抜けて東京駅に向かいましたが、七夕飾りのようなものが寒い風になびき色とりどりの花が飾られた謎の飾りを発見。
解説が見当たらなかったのですが、これは一体何でしょうね。歩いて飲んで疲れた最後に幻想的な風景に癒されました。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/23767080.html
http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/23767167.html
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