ウルトラマン。(`・ω・´)
と、言えば独特のクラウチングファイティングポーズ。
これはスーツアクターであった古谷敏さんが、高身長で八頭身であったため、そのまま立つと怪獣と身長差が顕著になるので、クラウチングスタイルになった。
まあ、いわゆる巨大ヒーロー作品はそれまでないので、試行錯誤の連続だったようで。
ウルトラマンのスーツはピッチリしていて、長時間着用していると、かなりキツかったようで、撮影の休憩時間には古谷さんはスタジオを出て、吐いていたそうな。
水を使うシーンでは、マスクの隙間から水が入り、溺れてしまうことも。
古谷さんはウルトラマンの演技のために、毎日腹筋背筋のトレーニング欠かさず、スペシウム光線のポーズは毎日300回をこなした。
因みに古谷さんは、殺陣の経験がないので、文字通り格闘シーンは手探り。
肉体的にも精神的にも、古谷さんは追い詰められていた。
ある日、もう限界だ!ウルトラマン役を降りようと、渋谷からバスに乗り円谷プロに向かう。
だが、途中三軒茶屋で乗ってきた小学生の何人かの会話が耳にはいった。
昨日のウルトラマン!かっこよかった!。
ちょっとピンチになってたけど、勝てて良かった。
来週の放送が楽しみだ。
こんな会話が古谷さんの耳に入って来た。
いわゆる評論家からは、酷評されていたウルトラマン。
彼が子供の生の声を聞いたのは、これが始めてだった。
ウルトラマンはこんなに子供たちに好かれているのか!?。
古谷さんは衝撃を受けた。
バスは円谷プロの最寄り停留所に着いた。
停留所から前に進めば撮影所、踵を返せば辞意伝えに行く円谷プロ。
彼は前に向かって歩き、撮影所に入った。
そしていつも以上に元気にこう言った。
おはよう!。
ウルトラマンは子供に救われたのだ。
そして最終回の撮影を終え、控え室にもどった古谷さん、傍らにはウルトラマンのマスク。
彼はそれに向かって呟く。
語り掛ける古谷さん、最後にご苦労さまと言うと、ウルトラマンのマスクが微笑んだ。
お前も頑張った!なと。
お終い。
蛇足。
古谷さんの素顔が判らんちう方は、ウルトラセブンを見よう。
アマギ隊員役で出演しとります。(〇^ω^〇)
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